200209
九月三十日（月）
夏休みが終ってしまいました。夏休みの感想は一つ、夏休みが欲しかったというものだけです。
夢1：人の心を読む。マイク型の機械を発明しました。それでいろいろと騒動に巻き込まれるという話し。
夢2：碁の中国少年チャンピオンと親善試合をすることになってしまいました。勝負の前に彼に会ったときポケットから紙がこぼれました。後で拾って読むと、なんとどうやって打つかが暗号で書かれていました。17手で僕が投了して終るというシナリオでした。
今日は実験の最後の打ち合わせです。１０時に京都に着。通ったことのない道を通って学校に行ってみました。京都は少し本通から外れると風情のある家や、寺が並ぶのがよいところです。
今日は朝は皆でレポートを朗読して、間違え探しをしました。
僕がちょっと出て帰ってくるとこんな話がありました。
僕「ただいま、何の話してたん？」
ｆ「いや、明日から授業かどうか知ってるって話。」
n「僕は全然知らんかったんけど、ひらた君は知ってた？」
僕「僕は知ってたよ。」
ｆ「それは意外だねえ。ひらたくんらしくないね。」
そうです、明日から授業があるのです。というわけで朝は鬱になりました。しかし、その鬱は昼には小躍りしてしまいそうな躁へと変化したのです。
食事を取る前に、六号館の前で、文中幹事さんとその友人達がいました。中には一回生でなわこう出身のｋｍさんもいました。ｋｍさんと話が続き、午後からA2の部屋に遊びに来てくれる運びとなりました。
食後、レポートの手直しを続けました。そんなころｋｍさんが来ました。”掃き溜めに鶴”ってやつです。ｆくんは非線形 の話をして、結果「非線形ってすごいんですね。」言わせしました。一時間ほど話をして帰られました。今日はありがとうございます。またいつでも遊びに来て ください。
今日は量子力学演習のレポートの期限でした。僕は存在を忘れてました。というわけで先生のもとに行き、直接話をしました。
僕「○○先生。レポートの提出期限、今日までという話だそうですね。今日レポートがあるのに気が付いたのですが、期限延長してくれませんか？」
先生「あ、平田君お久し振り。忘れていたのなら仕方ないですね。いいですよ。他にもそういう人いるのかな？」
僕「いや。そういう人は、僕だけかと思います。」こういうと、先生と院生に大笑いされました。
しかし適当な学部ですね。問題は極めて簡単そうなので、一、二時間もあれば書けそうです。その一、二時間が取れなくて困っているのですがね。
エレベータの中で腕立て伏せをしてみました。上向きに加速するときGを感じ、某漫画の気分を味わえました。
その後、レポートの修正をしにパソコン室に一人行きました。そのうちｙ君とｎ君も仲間に入りました。論理的流れを大きく訂正し、この実験で一体何が検証されたのかを明確にしたレポートに改良しました。
西川先生がA１の部屋から出てくるのに会いました。にこやかです。何か悪いことがあったのかもしれません。素粒子物理 学のレポートは提出期限いつですか。と聞くと来週までと帰ってきました。それは実験のレポートの為難しいかもしれませんね、と聞くと、いつ出してもリジェ クトすることはないとの返事が返ってきました。「実験のため」というのは黄金のキーワードのようです。
帰りの電車で食べた、ラムレーズンバニラアイスの美味しいことといったら。全身が幸福感に満たされます。
12モンキーズのブラッドビットにあやかって(金曜の日記参照)、僕も目をぎょろんぎょろん動かした顔をｎくんに見てもらいました。人生の内でグランプリに輝くほどの怪しさだそうです。
九月29日（日）
夢：市議会に推薦され、選挙演説を二三時間後に向かえたという夢。市議会に受かったら、学校いけなくなるんじゃないか。演説をサボれば受からなくてすむんじゃないかと真剣に悩んでストレスがたまる夢でした。
塾の先輩I子先輩と京都でやっているメトロポリタン展に行き、その後、ぶらぶらと散策し粟田神社に参ってから、インクラインによじ登り、そのまま疎水ぞいに美術館に歩いて戻り、お昼を美術館でとって帰りました。
先輩を家に送るとき、土手によりました、夕焼けで赤く染まった、空と川が印象的だった。
医療の話し、老人介護の話し、看護教育の恐ろしさ、等々の話に花が咲きました。
メトロポリタン美術展ですが、素晴らしいかったです。まず第一に感動したのはピカソの青の時代の「盲人の食事」。こん なすごい作品が来ているとは聞かされてませんでした。画面には全く無駄なものは配置されておらず、暗い色調の青色が全体を支配します。盲人がパンを持ち、 手探りで水の入ったつぼを触っている姿は否応無しに、見ているものの触覚と味覚を刺激しました。
次に心を震わせたのは、モディリアーニの裸婦像 これを参照。 彼の作品は元来あまり好みではないと思っていたが、今日彼の原画をみて、彼の作品のよさは複製からでは全く伝わらないということに気がついた。美しい曲線と色の面に圧倒された。
第三に感動したのは、バルチュスの「山」。この不自然なポーズに奇妙な登場人物。僕は以前からバルチュスの描く奇妙で歪んだ世界を愛していたのだが、今回はじめて本物を見ることができて非常に満足であった。「山」がこれほどまでに巨大な絵だとは知らなかった。
九月二十八日（土）
最近夢が覚えれません。大量に見ていることは確かなのですが。
今日は久し振りに10時まで寝てしまった。昨日寝付けなかったのもその理由だ。
起きてから12モンキーズの続きを見る。動物がハイウェイを闊歩するのは「ジュマンジ」を思い出させる、美しい映像。タイムトラベルを重ねるにつれ、主人公の精神が不安定になっていくのは、なかなかの見もの。
昼から、あれ昼から何をしていたんだろう。そうだ。まず、散歩をした。
次に塾に行った。ありさんがいた。パーマをかけていた。パーマをかけるのかけるは如何に漢字で書くのだろう？パーマが 似合う人というのは結構少数派だと思うのだが、彼女は似合っていた。かけたばかりなので、パーマの匂いがしていた、パーマの匂いってなんなんだろう？聴い た話、パーマと言うのは還元剤を用いて、蛋白質内のS-S結合を解き、軟化させてから、型をつけ、酸化剤を用いて再結合させると聞きます。ということは パーマの匂いと言うのは酸化剤の匂いなのだろうか？還元剤、酸化剤にはそれぞれ何を使っているのだろうか？
その後、塾で「ギタマンの僕らの間の世代で誰が一番先に結婚するか」などといった話をした。結構失礼な話もたくさん出たので、ここには書けません。
その後、昼寝した。体に疲労感を感じるのだが、ひょっとしてこれは水泳から来る筋肉痛と言うものではないだろうか？水 泳が原因の筋肉疲労はこれまで感じたことがないので、困惑した。これを乗り越えれば何か肉体的に成長する気分がびしびしするので、もう少し頑張りましょ う。
今日は勉強は全然出来なかったなと反省を込めて、see you tomorrow !
追伸1 pigeonさんのHNと誕生日が分ったのは、物理屋の100の質問公開場を学校で見ているときｎくんにpigeonさんが誰か教えてもらったからです。
追伸2 成績表取りに行くの忘れてました。どうしたらいいのやら。
追伸3 和製英語という意味の"Japanese English"ってこれ自体かなりJapanese Englishぽいですね。
追伸4 昔の日記で、「楽勝だった」といった趣旨を書いた「ベクトル解析」が可でショック。なんでも「計算過程を省い て答えだけの解答は0点、またこの程度の計算問題で答えが間違っているのは０点」と付記があった。敗因はおそらく、こんな簡単な計算問題ぐらいとたかを くって、暗算で済ませて計算過程を省いたのためと思う。なんか納得いかないが、仕方ない。
九月二十七日（金）
昨日寝る前に、メールチェックをしようとしたら何かがおかしい。某Outlook Eを開けようとすると、送信とかのボタンの下半分がピンク色になっている。さらにクイック起動のOEのアイコンが、ぐちゃぐちゃにつぶれたようになっている。
新手のウィルスかッ！OEを閉じ、もう一度開けようとすると、今度は「不正な処理をしたため強制終了します。」と出た。失礼な！この私、不正な処理など覚えがない！と怒り。また、こんな変な状況は夢ではないかとも疑いました。
アイコンがおかしいという事は、アイコンを一度変更させて元に戻せば上手くなるだろうと考えて、やってみると実際上手く行きました。結局なんだったんだろう。
今日は起きて何をしようと考えたのですが、とりあえず、第二量子化を復習しようということになり、目の前のメモ帳に「10時から12時 第二量子化」と書き勉強をはじめました。
で、結局十二時で終るわけもなく、今日は一日中第二量子化をしてました。
昼寝で見た夢：ブラ（<|）とケット(|>)の間に完全系をはさむ夢。
英会話で「君は恋愛に関してもっと現実的になるべきだ。」と英語で言われた。「余計な御世話だ。」と英語でかわした。
英会話後、水泳に行った。途中で気分が悪くなったので750ｍでダウン。最初に200ｍ耐久クロールをしたのが原因か？
12モンキーズを借りて、一時間ぐらい見た。映像センスと音楽センスがいい。 ブラッドピットの演技が面白かった。眼球をぐるんぐるん回せば、狂人っぽく見えるのかと感心した。
九月二十六日（木）
朝：単因子論→ジョルダン標準形。僕はまだジョルダン標準形が直感的に理解できない。なぜこんな形になる必然性があるのだろうか？
昼：眠い。いくらでも寝れる。
夢：若い男の学者が、女性型のアンドロイドを作りました。二人を臓器売買などもする悪い人たちが追います。悪い人たち に雇われた用心棒は、この悪い人たちがいかに悪いかに気づき、寝返りました。と言う話をまずはじめに学者の視点から見、次に女性の視点から見、最後に用心 棒の視点から見るという三話形式の夢でした。
夜：秋の小雨は心地よい。傘を差さずに近所の本屋に行く。岡崎二郎の「アフター０」（漫画）２巻３巻を発見する。素晴 らしいショートショートだ。発想が実に豊かだ。一番気に入った話は、宗教がなくなればこの世界はもっと平和になると考え、『あの世』の非存在を証明する統 一物理理論を作ってしまった僧の話。人は弱く、真実のみでは生きていけないといったところか。
九月二十五日（水）
今日はチューリッパ―さん（以下Tと略記）と食事を九時に京橋のsubwayで食べる予定。割引券が余っているという理由でお誘いにあずかった。
九時の食事を昼食にする為に、朝六時半に起き、朝食を食べそのまま二度寝。
九時に京橋に着いたが、彼女は来ない。十五分ほど遅れて到着。間違っているのではないかと不安だった。
そしてsubwayで食事。今日もTの毒舌は冴えてます。つぼをついた毒舌は聞いていて心地よいものがあります。
食事の後は大阪城公園を散歩。そして、七条まで送った後別れました。
僕は家に帰り。りー群の勉強。りー群に飽きてきたので、線形代数の本を読みました。目標はジョルダン標準形。単因子論の途中まで行きました。
水泳に行く、頭の中で基底の変換がP＾-1APで表されるのはなんでかを考えながら泳ぐ。気がついたのだが、泳いでいるときはなんというか頭のなかで（夢の中での様に）イメージを書きやすい。意識の低下と関係しているのだろうか？
吉村萬一の「クチュクチュバーン」を読む。彼ほどにグロテスクでナンセンスな話を書ける作家を見たことがない。一行ご とに吐き気をもよおされる。ストーリーには何の救いもない。読後、読んだことを後悔する。つまり名作だってことである。気が弱い人は絶対に読んではいけな い。
九月二十四日（火）
ｎ君と一緒に、学校でデータ解析のレポート書きをする。二人いたことによりかえって能率は落ちるような気もするのだが、相談しながらできるという点と逃げ出さないという点でこれはこれでよしとしましょう。
pigeonさんとｎ君と三人で昼ご飯を食べた。この場では知らなかったのだが、pigeonさん誕生日おめでとう。
そして、ついに！レポートの僕達分担部分がおおまかにできた！明日から人生が楽になります！
SSPA（夏休みに有志で実験している団体）にちょいと顔を出そうと思ったが、レポート書き終えたのが七時。六時半にSSPAは帰ったそうだ。少しく残念である。
九月二十三日（月）
りー群の勉強が進まないなあ。今日はメトロポリタン展を見に行く予定だったのだが、行く相手がいそがしくてお流れに。そして僕は一人で家で勉強。
一日中全く体を動かさないと気分が悪くなりませんか？ということでプールに行き、800ｍほど泳ぎました。
夜はうさやんがやってきました。用事は彼のHPを作ること。彼がパソコンで作業をするかたわら、僕は横でりー群を。カルタン行列の使い方が分りました、
九月二十二日（日）
夢：忘れた。
今日は高校のクラブのOB交流会でした。OB交流会と言うのは何かといいますと、OB同士の交流+OBと現役生の交流を目的にして二年一度行われる会合のことです。今年はほんとたくさん（30人ぐらい？）のOBさんがきてはりました。
10時に高校に行き、OBの演奏の練習開始。練習は昼まで続く。今日は僕はマンドリン１ｓｔで出演、久し振りに弾くと指が痛いです。
昼ご飯を食べ、一時に交流会がスタート。
現役生の演奏→OBの演奏→合同演奏→班分けしてゲーム、と続きました。
現役生の演奏ですがさすがに一年生は少し緊張していたようです。しかし上手でした。
OBの演奏ですが、いつものように、演奏してたらいつのまにか終りました。
ゲームですが、うちの班は頑張りました。伝言ジェスチャーゲームは面白い。からし 入りシュークリームを食べた人を当てるというゲームもあった。僕の隣にいた高１の子が顔色一つ変えず、からし入りを食べていたことが判明したときは驚い た。長い長いストローでジュースを飲むスピードを競う競技でにしのくんが、男性陣をはねのけ一位になり、わが班は逆転優勝となりました。
その後、みなで食事に行きました。OBさんたちの写真をとりました。非常に親しい先輩が結婚すると知りました。吃驚仰天。
そして、次はボーリングに行きました。ここまでついてきたのは、現役生+まつぼ+僕のみです。二グループに分かれて平 均点で勝負をしました。１ゲーム目で僕が出した点数はなんと154点。生まれてはじめての高点数です。生涯の自分の点数分布で偏差値90は行っているよう な値です。アクシデンタルな事象も起こるときには起こるものだと実感しました。
外に出ると、空には花火が打ちあがってました。花火を見たのはこの夏初めてです。7人で柵に、もたれかかって見ていました。花火が終ってからも、しばらくのんびりと話を続けました。
帰路につきました。途中でうさやんの家に立ち寄りました。うさやんを家から引っ張り出し、現役生達を家に送った後、34期の三人はうさやんの家に行きました。
そこで夜の１２時半まで語りあかしました。うさやんも立派な青年になったなあ、など感じつつ…。
九月二十一日（土）
朝はのんびりと勉強。楽器のことで相談があるというので、昼から高校のクラブに行く。
ありさんとその他の人がいた。楽器の相談というのは指番号の相談だった。「一日前で変更したらいかんよ」と適切なアドバイスをする。
その後、二年生と三十分ほど話をする。話をしたあとで、練習場所から少し離れた所でありさんと喋る。しゃべっていると きにアブがやってきました。ありさんは、「いや！こっちにこんといて！窓の外に飛んでいき！」などと叫びました。僕が「あのねえ。それ向こうの人たちが聞 いたら、僕に言っているようにしか聞こえへんで」というと、慌ててありさんは立ち上がり。練習場所に戻り、「さっきのはアブに言ったんやで」と言いまし た。練習のせいで叫び声が聞こえていなかった現役生達はきょとんとしてました。
六時から家庭教師に行く。模試の問題をみて、文法問題で「どうして君のこの解答は間違っているか分る？」と問い詰めました所、彼の解答はあっていて僕が間違っていると思ったのが間違いでした。こういうのは、はずかしいものです。
九月二十日（金）
夢2：○○○先輩の車に乗る。
私「先輩行き先分っていますか？」
先輩「大丈夫、座標で分っているから。ｘｙ＝0の所やで。」
私「先輩！大丈夫じゃないです。考えてください。例えばｘ＝0だったら、ｙは任意じゃないですか、それじゃあ全然行き先分りませんよ。」
夢3：僕は高校生。で、中学のとき書いた美術の評論（夢設定）を授業で読まれる。非常におしゃまな内容で恥しかった。その後夜空を徘徊。
出町柳でMulder君に会った。昼夜逆転を直す為に徹夜中らしい、大変だなあ。
十一時実験室に行く。だれもいない。実験ノートを見るとｆくんがいた痕跡が。実験室に入ってしばらくすると、低血圧で苦しくなってそのまま床に引いた梱包剤に寝込む。
一時におき、Mulder君と食事をする。抽象的内積の話しをする。C上のベクトル空間では、（a,b）=(b,a)の複素共役となるが、一般にK上ベクトル空間ではどうするのだろう。暗号に関するおもしろい話を聞いた。
AさんがBさんに宝箱を送りたい。ところが運搬業者は悪いやつなので錠がかかっていない宝箱からは勝手に宝物を盗んでしまう。AさんとBさんは直接会うことが出来ず、直接鍵のやりとりは出来ない。このとき、以下のようにすれば安全に宝箱を送ることができる。
1.AさんからBさんへ、Aさんの錠をついた宝箱を送る。
2.（BさんはAさんの鍵を持っていないので現時点で宝箱を開けることが出来ない。）
Bさんは宝箱にBさんの錠をAさんの錠とは別の所につけ、そのままAさんに宝箱を送り返す。
3.Aさんは自分の鍵で自分の錠をはずし、そのままBさんに宝箱を送り返す。
4.Bさんは自分の錠がついた宝箱を自分の鍵で開ける。
こうすればお互い鍵をやりとりせずに、錠のついた宝箱を送れます。暗号技術ではこのアイデアはすごいセンセーションを起こしたそうですが、まだ実用段階にないそうです。
外に出ると、消防車がきていた。どうやら、理学部本館でホルマリンが漏洩したそうな。本館の人は総員退去を命じられたそうだ。
昼からやっとレポートを書き始める。
時間がきたので中途半端なところでやめて、帰る。
英会話でVon Neumannは欧米でもフォンノイマンと読むのが正しいか、ヴぉンニューマンと読むのが正しいか、討論するが当然決着はつかなかった。誰か解決してくれませんか。
九月十九日（木）
実験室に行く。
誰もいないので、中央図書館に行く。
学生書を忘れたので、入れなかった。購買に行って立ち読みする。保江 邦夫の物理数学の本を読んだ。保江 邦夫さんはかなり数学にこだわる人だということが分った。ヒルベルト空間論が分らないと量子力学と場の量子論は分らないらしい（笑）。
「あずまんが大王」の三・四巻を買った。セリフの掛け合いが面白い。ちよ父の不条理さがたまらない。
水泳で1ｋｍ泳いだ。水泳に行くとなぜかいつも近所の発明家のおじさんがいる。不思議だ。
Lie群が少しずつ分ってきた。一般論を終え。SU３の例を読む所で、就寝時間となった。どきどきしてなかなか眠れなかった。Lie群とあずまんが大王が混じった夢を見た。
九月十八日（水）
夏休みのはずなのに連日の登校で頭がおかしくなってきました。
学校でレポート製作中。低エネルギーは大きな悩みの種。
六時ごろに笹尾先生の所に行って相談した。低エネルギーが出るのは検出器の仕様だそうだ。どれくらいの割合でイベントを取り損ねているかを、シミュレーションか、実験で確かめよとのこと。
実験室に帰るとストレスの為、危ないぐらい躁状態になった。あと一歩踏み出せば人外の領域に達してしまいそうな躁状態だった。かろうじて正気を保っているといった所。
錯乱して、シミュレーション中のパソコンの電源を落としてしまった。ｆ君の二日間のシミュレーションの結果が塵と消えた。ごめんなさい。
帰りにｎ君と本屋に寄った。面白い漫画はないかということで、「攻殻機動隊」をお勧めした。
僕は「あずまんが大王」の一巻を買った。読むと心がおさまった。
家に帰る道で、二巻を買った。
九月十七日（火）
朝九時から実験。今日も収集かけていなのに全員集まった。みんな他に用事もないんです。
笹尾先生とTAは東京に行ってしまったそうな。残された私達はどうなるのでしょう。
僕達の実験結果には変な低エネルギー部分が混じっていて、それが大問題となっています。しかも二つの検出器のうち片方がおかしくてもう片方がおかしくないのです。
今日、新たな解釈が出ました。おかしくない方の検出器が実は低エネルギー領域がとれない悪い条件になっていたのではな いのか、という解釈です。以前低エネルギー部分は謎ですが、これが正しいとした場合少なくとも非対称性の謎だけは解決されます。また実際おかしいほうの検 出器を低エネルギーは取れない設定に変えたら、おかしくないのと同じになってしまいました。
というわけで、明日それを確かめる為に長時間測定をします。明日の実験は気が重い実験です。なぜなら、
1もし仮説が正しいならば、以前の実験は設定ミスということになる。再実験をするにしても、どうすれば低エネルギー部分を消せばいいのか分らない。
2もし仮説が間違っているのなら、非対称性の謎が残る。このままレポートを書くと著しく誤差の大きなデータになる。
というわけでどちらにころんでも悪い結果になる実験です。
なぜ、設定ミスという簡単なことが今まで気づかれなかったのでしょう。それはおそらく人間は「考えたくないことは思いつかない」という性質を持っているからなのでしょう。
帰りの電車でほぼ五分おきに躁鬱を繰り返した。面白い。一番落ち込んだときに、Lie群のことを考えると、とたんに心が晴れた。これだから物理はやめられない。
九月十六日（月）
夢：今日も自覚夢（夢と分っている夢）。どこかの町の50ｍ程度上空を飛行した。でかい石を投げてくる輩がいた。危な い奴だ。時間を止めてかわそうとするが、時間は止まらなかった。ならば念動力だ、と飛んでくる石をそらさせた。複数個を同時に操れたのは嬉しい。概して自 覚夢では強い能力は使えない。夢とは気づいていないが、なぜか能力を使えるということが分っている夢がベストである。
今日の日は大学院試験の問題解答のページを編集するのに一日をついやしたといっても過言ではない。
高校のクラブに行った。一年のマンドラの子を指導した。表現力を指導したら、弾きかたが僕の雑な弾きかたに似てしまった。あらら。
1ｋｍ弱泳いだ。
九月十五日（日）
朝にはてな村でヨガをして寝て、家庭教師に行った。
ヨガで体を弛緩させているときに見た夢1：非常に浅い夢だった。はっきりと自意識を保ったまま夢に入った。舞台は家の 近所。あまりにリアルな世界で夢なのかそれとも何らかの心霊現象なのかと疑ってしまうほどであった。故に実験をした。まず第一に水道のメータを読んでみ た。89ゥ5などと部分的に表記にバグがあり、夢であることが確認された。第二に家に行って新聞をとりそれを玄関に移動させ、一枚ちぎっておいた。後で確 認する為である。
家に帰ってから確認したが新聞はちぎれていなかった。これより今回の体験が夢であることの確証がとれた。
最近集中して物理ができません。こまったものだ。
九月十四日（土）
朝にメールが来る。七時間データを取ってみたが、改善されていない（むしろ誤差の範囲で悪くなっている）そうなので、今後の実験は中止したそうだ。とりあえず、以前のデータでレポートを書くことになった。しかしもう一度笹尾先生に相談する価値はあるだろう。
朝に、突然ありさんから呼び出されて高校のクラブに行く。たくさんのOBがいた。現役生よりも多かった。
現在クラブ内で生じていることの対策会議を開くが、具体的な案は出なかった。
帰って、寝込む。
はてな村塾に行く。ありさんと二人でため息をつきながら話し合う。
夜中に最近クラブをやめた人にメールをうった。色々思うことあって涙をこらえながらメールをうった。
九月十五日（金）
朝十時出町柳駅。着いても寝ていたら駅員に起こされた。
あれから色々あって、本実験はまだ起動していないようだった。徹夜組みが夜中に作ったセットアップは致命的な欠陥があった。鉛を置き忘れていたのだ。疲労って怖い。
セットアップを作り直し実験を12時にはじめる。一番目のデータが出るのは19時だ。僕は帰る。僕の当番は土曜日の昼から日曜日の昼までだ。
SSPA（有志の実験集団、去年参加したが今年は忙しくていけない）に顔を出した。僕を知っている後輩がたくさんい た。僕は知らないのに。畷高出身の女の子がいた。僕の三つ下だ、ギタマンの子と友達だそうだ。世界は狭い。去るとき「また来て下さい」と言ってくれたのが とても嬉しかった。
帰りの電車で、最近考えたアイデア「｛全ての群｝は集合ではないの証明」に間違えがあることを発見したが、睡魔には勝てずそのまま寝る。なんと終点まで寝込んでしまった。虚しく今日橋 まで戻った。でもいつもは見れない車窓が見れて感激だった。
今日は久し振りに匂いのよく伝わる日だった。湿気が多いと匂いは伝わりやすいようだ。全て人は固有の匂いというのを持っていて、それは主に年齢と性別によって分類できる。と、そんなことが分った。
高校のクラブに行った。いま大変なことになっているようだ…。心が痛い。
英会話の後、水泳に行く。水の中はいい。いろんなことを忘れれる。
帰って、知らず寝る。パソコンも蛍光灯もつけっぱなしで寝る。
九月十二日（木）
朝遅く起き、十一時になる頃に学校に着いた。それでも眠い。
実験はうまくいかず。いろいろ試してみるが鉛の反射の効果はどうやっても見えない。もしや鉛は関係ないのでは。
四階のロビーでｋ君はレポートを書いていた。その場所は殆ど私達のオフィスと化していた。
八時になるとパソコン室から追い出されるのですね、知りませんでした。早く電源を切るようせかされて、今書きあがった 文章を如何にすれば最短の時間で僕の家のパソコンに送れるかを考えた。メール？hotmailにせよ、学校のWebメールにせよ起動するには時間がかかり すぎる。フロッピー？手元にはない。そこで僕が考えた方法とは、書いた文章を自分の掲示板に書き込むこと。というわけで、僕の掲示板にこの日変な文章が 載ったのはそういうわけだったのでした。
ｋ君があらたな仮説を持って来た。二つの散乱体とソースの距離が異なることが影響しているのではという仮説だ。
上の仮説を信じて、もう本実験第二段をこれから三日間で行うことにした。今日は三人が徹夜で実験をすることになった。僕とｎ君は帰ることに。
家に帰ったのは夜の十二時。
九月十一日（水）
夢：ギタマンのクラブ旅行に行った。僕が高校三年生のときのメンバー神戸のように坂の多い町であった。
今日も実験。先行き見えず。
まず、鉛の反射を消す為に鉛を極力減らして実験することにする。一回データーを取るのに一時間かかるのはいかんともしがたい。
そして鉛をいくら減らしても結果はよくならず、かえって悪くなるばかり。
帰りに実験のアイデアが浮かんだ、検出器を交換してみよう。そうすれば検出器が悪いのか、場所の非対称性が悪いのか、はっきり分るはずだ。
今日、仮レポートを書くためのグラフを全部作ろうと意気込んでいたが、実験とプログラミングにパソコンを使っていたので、出来ず。困ったものだ。
そうプログラミングである。Cのプログラムを作るのを手伝っていたのであるが、原因不明のコンパイルエラーの続出。最近プログラミングしていないから、腕が鈍ったようだ。 毎回毎回実験の前後に、エネルギーvs目盛り対応を確認しなければならない。実に面倒だ。私をして発狂せさしめかねない作業だ。
こんな苦しみを受けているのは僕達のチームだけなのでしょうか。どうして夏休みのこの時期にほぼ毎日ほぼ全員集まって作業をしているのでしょう か？今日も帰宅は十時。明日までに仲間内で仮レポートを仕上げないといけないのだが、どうなることやら。（結局朝の四時までかかりました。）
帰りの駐輪所で、携帯で喋りながら歩いている女性がいた。
女性（電話相手に）「そんなん絶対かさんよ。」
絶対に加算なのか。僕は心の中でそうつぶやき、駐輪所を後にした。
九月十日（火）
夢：久し振りに壮大な夢を見た。コンセプトは悪の宗教団体との対決。漫画「AKIRA」を想像してくれると分りやすいと思います。敵さんも超能力をつかえるので、なかなか苦戦した。しかし三次元空間を自由に高速で飛び回るのは気持ちがいい。
今日使った能力は、高速飛行、重力コントロール、遠距離念動力、エネルギー弾、そして最後には相手の周囲の空間を5ｃｍ程度の楕円球に圧縮しました。
空間に干渉する技は基本的にやり方はどれも似ていると思いました。
今日も実験。まず一つ誤解があったことに気が付きました。悪いデータを出している検出器は思っていたのと逆だったのです。
もう一つ分ったことは、鉛の中を抜けても放射線のエネルギーは落ちません。これを坂口先生に聞きに行こうとすると、ｆ くんが「じゃあ、聞きに行こう。最後に僕が『言っただろそんなの当たり前じゃん。』っていうから。そうじゃないと『授業中何を聞いてたんだ』って言われる から。」と言いました。聞きに行くと坂口先生は異常にハイだったようで、ｆくんがそれを言う隙も与えませんでした。
で、変なデータ―は何か。これを確かめる為に多くの無駄な時間をついやしました。結局悔しいけど担当教官笹尾先生に聞きに行くことになりました。最もらしい仮説がでました。鉛による放射線の反射です。通過と違い、これなら放射線のエネルギーが落ちます。
ということで明日は実験のセットアップを改良してミニ実験をします。
もしこの実験でデータ―が改良されれば、再実験も念頭に置かれることとなるでしょう。
今日はプールの閉館前十五分前に駆けつけて、十五分間泳ぎつづけました。体を動かすのは気持ちいい。
実験室のコンピュータにあるゲーム「さめ」は面白い。単なる石消しパズルなのだが、実にはまってしまう。
今日は夕方から精神が不安定だった。躁鬱であった。
九月九日（月）
昨日の39票差というのは35票差の間違え。本当に人間の運命というのは紙一重だなと感じる。それはそうと、選挙には誤差という概念は存在しないのですね。12600+-100票というのはないのですね。不思議なものです。
昨日激しい運動をしても筋肉痛は残らないようだ、若い体というのは素晴らしい。
しかし今日の体調は絶不調だった。呼吸が苦しい。常に圧迫されている気分がする。とくに朝は酷い。朝起きても寝転がっ ているだけで息切れがする。まして机に座ることなどできない。昨日水泳前に血圧を測ってみた。上90下87。…3しか違わないのは何故？僕か血圧計のどち らかが死んでいるのだろう。気にせず泳ぎ、帰る前にもう一度測ってみた。上92下60。うむ、医師に相談しようかな。
ええと、今日は実験をしに行きました。別に来るように決めたわけではないが、全員それぞれ来たいと思ってそろった。恋人と用事があるなどして来れない人が一人もいないのが悲しいメンバーである。
朝は、実験のデーターがどのような曲線の上にのるかを議論。大変な式になりそうだぞと、こんなん出来るのかと思ってい るうちに、ｋ君がたまたま大雑把なモデルで立てたグラフを持って来た。そうだ精密な式は必要なく、データ―の理論的上端と下端が分ればいいのだということ に気が付き、お昼休み。
データ―の理論的上端と下端が分ったら、それが実験で得られたデータ―に一致しているかを確認しようとしました。とこ ろがNaI1のデータ―が常にその下端より200eventほどはみ出ているようである。よく考えた結果、鉛による放射線防護が弱かった為、直接放射線源 から放射線を浴びている可能性が出て来ました。
実験やり直しの大ピンチです。実験やり直しの場合、また三日三晩データ収集せねばなりません。僕としては、それでいい結果が出るのなら、別にそれでもいいのですがね…。明日、僕らの上の仮説をTAと教官に話す予定です。
しばらくまた実験の毎日が続きそうです。これまでの実験を総括すると、「一歩歩こうとすると必ず落とし穴にはまり、皆の知恵でそこから這い上がって、さあ意気揚揚と次の一歩を踏み出すとまた落とし穴にはまる。」と、この繰り返しです。
一昨日の続きですが、僕の最も恐怖するところは「退屈」であるなと思う。いやはや。
nくんの発見 ２×３×５×７+11＝１３×１７ これってすごいと思いませんか？
九月八日（日）
泳いだ。足腰が立たなくなるまでに。
選挙した。僕が入れた人は39票差で負けたそうな。さぞかし悔しいだろう。
よく寝た日だった。原因は「群と物理」が分らなくなってきた為。本が悪いのか、分野が難しいのかどっちだろう。
余談だが、去年連続体力学を再履修したとき、「この授業が分らないのは、少なくとも僕のせいではない」ということに気が付いた。
九月七日（土）
感動した言葉：「朝起きた時に，きょうも一日数学をやるぞと思ってるようでは，とてもものにならない。数学を考えなが ら，いつのまにか眠り，朝，目が覚めたときは既に数学の世界に入っていなければならない。どの位，数学に浸っているかが，勝負の分かれ目だ。数学は自分の 命を削ってやるようなものなのだ。」（佐藤幹夫） 参照「数学は体力だ」木村 達雄
夢：知人から軽いプロポーズを受けました。知人とはいえ殆ど知らない人なのですが、なかなか嬉しかったです。というかこんな夢見たのははじめてかも知れません。起きてから何か分らんが虚しさを感じる夢でした。
今日は何をしたか。今日はホームページのディレクトリを整理しました。つまりファイルを探しやすいように分類分けし、新たなフォルダーを作り整理整頓したのです。リンクを張りなおしたりがすごく大変で時間が食われました。
はてな村塾の現国で話が脱線していき「弱さ」について語りあうことになった。
私の弱さとはなんだろうか。おそらくそれは、いざというときにおじけついてするべきことができないことであろう。克服せねば。
それはそうと、「あなたは何に恐怖するか？」という質問を受けた。私は何に恐怖を感じるのだろう？
「人のために生きるvs自分のために生きる」についても話をした。素粒子論なんて自分のための職業以外のなにものでも ない、と改めて感じた。（研究予算を得るときは決してそのようなことを言ってはいけないが。）いや、人生を犠牲にして物理や数学をする人を考慮すると、 「自分のため」というのもよくないかもしれない。素数さん達が喜ぶから素数の研究をするとか、そういうのじゃ駄目なんだろうか？
四日と五日の日記が大変長くなって大変でした。イベントがあると日記が長くなりますね。
九月六日（金）
ぼやぼやしていると一日が終ってしまったといった感じの一日。しかし、この平田朋義、単にぼやぼやしていたわけではな い！スイミングの入会申し込みをしたのだ。入会の受け付けに知り合いがいたのは驚いた。そして、もう一時間泳いできたのである、すでに。基礎体力が全盛期 より幾分衰えていることを感じた。延々とバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロールを25ｍずつやっていったのだが、バタフライが苦しくて20ｍでへたばって しまう。もっともすぐに基礎体力は回復するだろう。明日、明後日に強烈な筋肉痛に襲われるのは確実であろう。
６０００ヒット記念（現在7800台）の写真をスキャナで取り込み編集した。色合いと明るさと画質になかなか納得できず、編集を何度も一からやり直した。そして出来上がりました。写真のページを見て下さい。感想募集中です。
夜に家庭教師をしている子から、「明日休みます」との電話がかかってきた。しまった、明日に家庭教師の日が変更されていたことをスケジュールに書くことを忘れていた。この電話がかかってきてなかったらどうなっていたことやら…。
九月五日（木）
朝起きると、何でしょう。体中が痒い。やれやれ、ダニに噛まれたようです。板の間に直接寝転び毛布を一枚かけて寝たのが原因のようです。一週間もすれば直るというところか。
朝起きて、すぐにちゅき様を送るためにびっし-が車を出したので、それに「朝のドライブだ！」と何人かで乗り込む。ちなみにびっし-はまさに免許取り立て。送るまでは上手くいったのですが、その後いろいろと迷って何とかかんとかロッジに戻れました。
その後、片付けと掃除をしました。ありさんは、ここでもリーダーシップを発揮します。
そして退出、幹事のあいさつと写真撮影をして立ち去りました。
僕はまず四条畷駅に行き、定期を更新した後、大学へ。今日は実験の日です。
途中、缶ジュースを買ったところ、同じ物が二つ出てきました。この自動販売機はよく缶の出口でつまって出てこないこと がよくあるのは知ってますがこのような事態は初めてです。おそらく前の人が詰まらせて、僕が買った缶により二つ出て来たのでしょう。しかし、万が一毒だっ たら大変です。触ってみると、両方冷えています。よく眺め、缶に不信な穴や「毒入り」の表記がないのを確認して一つゆっくりゆっくり飲んでみました。まだ 僕は生きているようです。
大学に着いたのは十二時。ソースを裏返しにすることの影響、及びアングルは反物質を吸収するかどうかをやっている所でした。
昼からはｆ君（この日記でのｆ君はすべて同一人物です。）の理論説明。途中までは聞いていたのですが、不覚ながら寝てしまいました。とにもかくにも、クラインニシナの完全バージョンを手に入れたそうで、さらには局所理論との差もこれで分ったそうです。
ベルの不等式の説明もあってそれを直接この実験に応用できないのか、ということについて議論しました。僕はできると 思ったのですが、ベルの不等式をもって攻めるには、プラスチックでの散乱が偏光の情報を減らしているので、難しいというｆくんの主張に最後には僕も納得し ました。
それはそうとｆくんの非局在論の例え話は秀逸でした。
「空間的に離れた二人の女性がいるとして、僕が一方の人に『君は世界一素敵だ』といったら、その瞬間にもう一方の離れた 所にいる女性にはその言葉を言えなくなるんだよ。でも非局在論ではそういうことが起こるんだよ。そんな世界っていやだよね。」（ちなみに今回の実験は非局 在論を照明するための実験です。）
ということで、非局在論も解決！これでもう後期の人たちは何もすることがありません！
生データはガウシアンでフィットせよとTAの人が言ってましたが、それは間違えだということに気が付きました。つま り、生データが山形データになっていることについて、よりよいモデルを立てれたのです。実に実に素晴らしい。フィッティングが上手くいけばいいなと思いま す。
レポートの書き方を参照する為に、過去のA2のレポートをパソコンで検索しました。「A２ レポート 」だけのキーワードだけでｎ君が発見してしまったのが印象的です。しかしなにかがおかしくて開きません。
結局持っている人からコピーをするということになりました。
その後、ｆくんが持ち込んだ英語の論文を各自読んだのですが、体調不良で読めません。
以下後日書きます。
九月四日（水）ギタマンの同窓会
夢：最近、夢と現実との記憶が少し混乱してきてます。
今日はギタマンの同窓会です。同窓会といっても一学年だけでは寂しいので、僕の代と僕の一つ下の代と僕のもう一つ下の代での同窓会です。この三代は仲がいいので、一年毎の同窓会はいつもこのメンバーでやっています。
ここまで書いて体力が尽きたので、流れだけ書きます。
朝、「群と物理」を一時間ほどしたのち、おにぎりを十個作る。母の薦めによりおにぎり器で作る。
昼、買出しに交野駅に行く。いきなりしみ子氏に会う。本体に出会うのは一年ぶりだろうか。その後、ぞくぞくと買出し部隊が集まってくる。
ノザワ氏の車に乗って買出しに出発。初心者マークが輝いている。まずはホームセンターで炭等買出し、次にサティーでBBQの肉等買出す、最後に酒屋でチューハイを４０本ほど買出す。
そして二駅向こうの集合場所に車は向かう。十分ほど集合時刻に遅れたが大丈夫。集合時刻ぴったしに来た人は１４人の参加メンバーのうち、二人にすぎなかったから。
ロッジに移動、宿泊手続き、そしてBBQの準備をはじめる。調理終了、そして川辺で焼きながら食べ始める。まともな照明が無いので懐中電灯で、焼けたかどうか肉を照らしながらの食事である。
だんだん遅刻組が集まってくる。そして徐々に食事は終わっていく。
後片付けをして、飲み会に入る。
僕の別人格A君はBさんと次のような会話をしてました。
A「結婚について最近はどう考えてます？」
B「今では、最初にプロポーズしてくれた人なら誰でもいいと思えてきてます。」
A（すかさず）「じゃあ、僕と結婚しましょう！」
B「…やはり、こういうことは人生において重要なことなので、もっとよく考えたほうがよいようですね。」
心の中にｆくんの人格のコピーが宿ってきているようです。
夜中にpikottiくんスーツ姿で登場。塾講師のバイトの帰りです。彼は、場に会わせる為に電車の中で日本酒を飲ん できたそうです。豪傑ですね。しかも来た直後ワインを半瓶あっというまに飲み干し、酔ったのを口実に暴れてました。なんでも彼の京大での秘密をいろいろ知 る僕がいるとやりにくいそうです。
その後もぞくぞくと僕の一つ下の男子達が登場しました。
夜は足早に過ぎ去って行きました。数年前のクラブ旅行を思い出します。男女比は11：3でかなり偏っていました。（来ない人も含めての男女比は15：10です。）
五時ごろになって寝ました。
九月三日（火）
朝、七時半に起きるもご飯を食べた後、心肺機能がうまく起動せず九時まで寝込む。
朝から連続群論、コンパクト群の任意の表現は適当な内積によりユニタリ表現となるというのを知った。また、コンパクトりー代数の構造定数ｆiｊkがijkに対して完全反対称であることを知った。ええと今混乱しているので、この二つの定理に関するコメントはやめときます。
運動不足を解消しようと思った。思い立ったが吉日で近所のスイミングスクールの会員になろうとお金を持ってスイミング スクールに行った。金曜からなら入会金がただというので、入会は金曜以降にした。なんと良心的なのだろう。僕ならそんなことは黙って入会金を貰うところで ある。というわけで僕の運動不足が解消されるのは金曜以降になりそうです。
駅の前で、四条畷市長に立候補しているおおぎだになる人が自転車に近づいてきて話し掛けてきた。市政について討論する 絶好の機会だと思い、鋭い質問を投げかけようとしたが、困ったことに僕は四条畷の市政については何も知らないことに気が付きました。結果、向こうが一分間 ほど語りつづける結果となってしまいました。おおぎだにさんは僕の見たかんじ、なかなかいいおじさんっぽかったです。
九月二日（月）
朝、九時に起床。最近何時に寝ても朝九時に起きてしまう。目覚ましがなったことすら記憶にない。ちょっとだけりー環について勉強する。もうすこし本を読み進めば、世界を統べる群E８に手が届くはずだ。
十一時から、はてな村塾であいこ先輩とお好み焼きを作りはじめる。とはいえ、まずは買い物から、近くのスーパーに行き、豚肉やら卵やら材料を買い揃える。
さて、作るは六人前、切って混ぜて焼きます。焼けたら食べてもらいます。途中でフライパンを大いに焦がすというハプニ ングもありました。他の人のを弱火で焼いている間に自分達のお好み焼きをたいらげました。飲み物は缶チューハイでございます、昼からというのにもかかわら ず。
片付けもすべて終ったのは三時になります。家に帰って寝ました。その後は四時四十五分はてな村塾にあいこ先輩と待ち合わせをして、試写会を見に行きました。
タイトル「about a boy」。ちゃらんぽらんな人生を歩む38歳の男と悩み深い人生を送る12歳の友情物語です。この十二歳の男の子に非常に共感できました。また、ぼやぼやしているとこの男のようになりそうで怖いです。非常に面白い映画なので見ることをお勧めします。
九月一日（日）
夢：
ドラゴンボールを全て揃えた。神竜を呼び出した所で、願い事を何にするか困った。
まずDBの世界 では一般的な不老不死を考えたが、何もオプションをつけないまま不老不死になると、近い将来に（50億年後程度）宇宙空間に周りに何もなく一人ぼっちでさ まようという状態になるのは必然です。また安易な不老不死には記憶容量の問題もあります。人間の脳は一万年間の人生を覚えれるようには出来ていません。そ こで、不老不死+リタイヤ可能+無限の記憶能力を一つの願いに収めようとしたのですが、なかなか言葉が思いつきません。
では何らかの能力を手に 入れようと考えました。で、手っ取り早く「全知全能にして」という願い事を思いつきました。しかし、全知全能になるとリーマン予想も重力の量子化も何の苦 労もなく答えが分ってしまって面白くありません。推理小説を最後から読んでも面白くないのと同様です。
僕は考えました。便利で楽しめ、かつ余り人に迷惑をかけない能力（例えば人の精神を操れる能力とかは駄目です。）の方針で考えました。
そこで僕が思いついたのは、時空間を自由に瞬間移動できる能力です。（簡単に言えば、普通の意味での瞬間移動+時間移動と言うことです。）これはなかなか楽しいはず。
しかしこれにも、まだ問題点が残ります。第一に瞬間移動した先が真空だったりしたらすぐに死んでしまいます。第二に公共の利益を考えていないことです。
こうして時は過ぎ、何の願いも言えないまま、夢は覚めてしまいました。残念。
起きてから考えました。どのような願いがよいのでしょう。公共の利益を優先させるならば次のような願いが思い浮かびま す。世界平和、環境問題の解決、貧富の差の解消、エネルギー問題の解決などなど人類の抱えている問題の一つを解決する願いです。その中でも世界平和は一番 まっとうな願いかもしれません。さらに言えば、「国家間、民族間の緊張がなくなり、人類がその持てる力を真に重要で解決するべき問題に向けれるようになり ますように。」などといえば完璧かも知れません。（しかし例えば、世界平和を願った瞬間に地球上から人類が消滅するかもしれませんが…）
個人的な願いにするならば、何がよいでしょう。「自分と自分のまわりにいる人たちが幸せになれますように」などがいい かもしれません（かなり抽象的ですが）。巨万の富などは僕には荷が重過ぎます。特殊能力系ならば、あまり悪用しにくい能力がよいです。瞬間移動や物を直す 能力、空を飛ぶ能力などがよい感じです。記憶能力や視聴覚能、思考能力を大幅に改善してもらうのもよいでしょう。
まだまだ思う所いろいろあるのですが，皆さんならどういう風な願い事をしますか。よければ願いと、その願いを選ぶ理由を掲示板に書き込んでください。
ルールとしては
1.願い事を増やすのは禁止する
2.二つ以上の願いを不自然に合成した願いは駄目とする。
だけにします。
たくさん書いたので今日の日記は次の一行で終ります。今日はりー群とりー環の初歩を復習したのち家庭教師に行きました。