UMEzawa LAB.
東京理科大学 先進工学部 機能デザイン工学科
ナノメディカル工学 (Nanomedical Engineering)
東京理科大学 先進工学部 機能デザイン工学科
ナノメディカル工学 (Nanomedical Engineering)
[Research] ナノ粒子が体内で見せる奇妙なふるまいを追究し、健康・医療の問題に挑戦する 私たちの体を成す生体分子は様々な形でナノスケールの構造体を形成し、新奇な振る舞いをすることが分かってきました。そのナノ構造体と、疾病や健康状態との関係を解明していくことで、脳神経系の疾患(アルツハイマー病など)やがん、代謝疾患など生命科学と医療の問題に挑戦しています。
[Lab. Works] アイディアを表現し、活かす力をつける
ある場をスコアだけでクリアすることよりも、大切なことがあります。既知と未知とを明確に分ける力。問題の原因から解決案までを論理立てて考える力、アイディアを表現する力、伝わる言葉にする力、人の心を動かす力。専門知を起点に試行錯誤し、一緒に勝負してみましょう。
[Join the World] 世界の人たちと取り組む
アイディアを武器に世界に出ると、専門分野や立場の異なる人たちとコラボするチャンスに出会うことがあります。その先にある、思いがけない気づきとさらなる出会いの機会に触れてみませんか? 特に、米国・イリノイ大学シカゴ校、カザフスタン・ナザルバエフ大学、インド・SRM大学、エジプト・ダマンフール大学、デンマーク・国立労働衛生研究所の研究者と深い研究交流を続けています。
[卒研配属・大学院進学をお考えの方へ] 当研究室では、奨学金申請に必要な英語論文などの執筆の指導も積極的に行っています。不安な点などは、研究室見学などの際にご相談ください。
News
June 4, 2025 - [Publication @Nanomed. Eng.] サイズの異なるシリカナノ粒子によるアルブミンタンパク質への作用機序を示した坂口直哉さん(博士課程2年)の研究論文が、Langmuir誌に公開されました。山陽小野田市立山口東京理科大学・小野田淳人先生との共同研究の成果です。
Apr 7, 2025 - [Members] 新年度メンバーで2025年度の研究室活動を開始しています。4月11日、新メンバー歓迎会を行いました。今年度も頑張っていきましょう!
Mar 19, 2025 - [Publication @Nanotox] 大気中微小粒子 (PM) がアルブミンの折り畳み構造に及ぼす影響の、PM組成ごと違いを実証した研究成果が、Environ. Sci.: Processes Impacts誌に公開されました。広島大・石原康宏先生、山口東京理科大・小野田淳人先生との共同研究の成果です。
Mar 13, 2025 - [Award] 東京理科大学 総合研究院の2024年度スマートヘルスケアシステム研究部門研究成果報告会にて、江戸陽和さんの研究発表「脳血管周囲病変における長鎖ノンコーディングRNA発現解析による脳神経疾患ターゲット分子の探索」が奨励賞に選出されました。おめでとう!
Feb 3, 2025 - [Publication @Nanomed. Eng.] 理大科学フォーラム2025年2月号で組まれた先進工学部 機能デザイン工学科の特集に、梅澤・上村・菊池「ナノメディスンの機能デザイン」が掲載されました。当研究室の「脳の機能を支える血管周囲の病理を制御する―ナノ粒子と機械学習を活用したアプローチへ―」(2024年8月号)と合わせ是非ご覧ください。
Dec 22, 2024 - [Publication @Health Sci./Edu.] 乳児の寝返りおよび座位開始時期を変化させる要因を検討したカルマール良子先生(美作大学短期大学部)と共同研究の成果「乳児の寝返り及び座位開始時期と自発的な遊びとの関係」が公開されました。
Dec 5, 2024 - [Publication @Nanomed. Eng.] 金ナノ粒子によりアルブミンの折り畳み構造に生じる変化を、分光学および分子動力学的に明らかにした研究成果が、ACS Omegaに公開されました。カザフスタン・ナザルバエフの研究者との共同研究の成果です。
Nov 21, 2024 - [Publication @Nanomed. Eng.] 有機溶媒ACNの共存により水中のアルブミンに生じる非線形な構造変化の機序を報告した論文が、ACS Omegaに公開されました。定兼晃さん(2021年度卒)の卒業論文溶媒の極性がウシ血清アルブミンの立体構造に及ぼす影響が起点になった、東工大(東京科学大)・杉田昌岳さんとの研究成果です。
Nov 1, 2024 - [Publication @Nanotox] マイクロプラスチック(ポリエチレン粒子)の毒性メカニズムをショウジョウバエモデルで検討した研究成果が、Environ. Sci. Process. Impacts誌で公開されました。インドSRM科学技術大学 (SRM-IST) の研究者らとの共同研究の成果です。
Oct 28, 2024 - [Publication @NIR] 共著プロシーディングス「リアルタイムに対象識別を可能とする近赤外マルチスペクトラルイメージング腹腔鏡システムの開発」が、日本生体医工学会誌『生体医工学』に掲載されました。
Oct 1, 2024 - [Publication @Education] 日韓中3ヶ国の保育者養成カリキュラムを比較した共著の総説論文が、日本幼少児健康教育学会誌に公開されました。
Sep 18, 2024 - 高校生対象の進学ナビ『大学 × SDGs 2024』(p.31) 研究紹介記事「スマートな健康長寿社会の創成に向けた共同研究」(山本隆彦、梅澤雅和)が掲載されました。
Aug 30, 2024 - [Publication @NIR] 近赤外蛍光を用いた生体内ナノ粒子イメージングの、理科大での研究の経過を総説した論文 Navigating the invisible realm: Near-infrared fluorescence imaging of nanoparticle behavior in biological tissues が公開されました。
Aug 1, 2024 - [Publication @Nanomed. Eng.] 脳神経疾患の克服に向けた当研究室の新しい研究を紹介した「脳の機能を支える血管周囲の病理を制御する―ナノ粒子と機械学習を活用したアプローチへ―」が、理大科学フォーラム2024年8月号に掲載されました。
July 19, 2024 - [Award] 近赤外蛍光温度イメージングを用いたマイクロ流路内の流体(液体)の温度分布測定法を報告した論文が、日本分析化学会 Anal. Sci. 誌の hot article (2024) に選出されました。島根大医学部の研究グループとの共同研究の成果です。
July 14, 2024 - [Int'l Conf.] 修士課程1年の江戸陽和さんが、国際学会ISMB2024で研究発表 "Functional estimation of long noncoding RNAs involved in suppression of perivascular astrogliosis in the brain" を行いました。
July 5, 2024 - 日本バイオイメージング学会第33回学術集会(2024年9月28日公開講座、29~30日学術集会)を、運営委員として準備しています。ご関心をお持ちの皆様のご参加を歓迎いたします。(※公開講座と学術集会の両方に参加する方は、それぞれ別に参加のご登録が必要です。)
May 28, 2024 - [Members] 博士課程1年生の坂口直哉さんが、JST次世代研究者挑戦的研究プログラム (SPRING) 「東京理科大学 2024年度イノベーティブ博士人材育成のための共創力強化プロジェクト」に採択されました。
May 27, 2024 - [Publication @NIR] 非接触で体内深部温度を測定できる近赤外蛍光タイムゲートイメージングの、蛍光寿命測定法の改善によりマウス胃内の温度変化を測定できることを報告した論文を、ACS Appl. Bio Mater.で発表しました。
Apr 30, 2024 - [Publication @NIR] 可視~近赤外(波長490~1600 nm)でハイパースペクトルイメージングを実行できる硬性内視鏡システムの開発を報告した共同研究の論文 (Opt. Exp.) と、そのプレスリリースが公開されました。➡論文/プレスリリース
Apr 15, 2024 - [Publication @NIR] 非接触で温度を測定できる近赤外蛍光温度イメージングによって、マイクロ流路内の流体(液体)の温度分布を測定できることを報告した論文を、Analytical Sciencesで発表しました。島根大医学部の研究グループとの共同研究の成果です。
Apr 12, 2024 - [Members] 新年度メンバーで2024年度の研究室活動を開始しています。Membersページを更新しました。
Mar 11, 2024 - [Award] 東京理科大学 総合研究院の2023年度スマートヘルスケアシステム研究部門研究成果報告会にて、永沢諒さんの研究発表「マイクロプラスチックの体内挙動可視化のための近赤外蛍光モデル粒子」が奨励賞に選出されました。おめでとう!
Jan 29, 2024 - 東京理科大学 × SDGsサイトに、創域理工・電気電子情報工学科 山本隆彦先生との対談英文記事 "Research to gain the knowledge and skills that will be essential to healthcare in the future is currently underway" が掲載されました。
2025年1月、当研究室は葛飾キャンパス内に新設された「共創棟」10階に移転しました。目下に東京都心を望む新棟です。
Dec 26, 2024 - 「新しいことをやってみる」ことが未来を変える
July 17, 2024 - 国際学会ISMB2024で研究発表(修士課程1年 江戸陽和さん)
July 10, 2024 - 有用な道具を使おう ―機械翻訳から生成AIへ―
Apr 5, 2024 - 何かが今できないことを楽しむ
Mar 19, 2024 - 興味のアンテナを大切に―卒業おめでとう
Dec 12 2023 - 知識「を得る方法」を習得しよう―今年の仕上げに向けて
Sep 21, 2023 - 2023.9 学生3名と共同研究先の山陽小野田市立山口東京理科大学(薬学部)を訪問してきました。
Sep 13, 2023 - 東京理科大学の同窓会誌『理窓』2023年9月号 (p.17) で梅澤研究室が紹介されました。
Sep 5, 2023 - 2023.8 学生2名と共同研究先のインドSRM Institute of Science and Technologyを訪問してきました。
Aug 9, 2023 - 「自分にもできるかも」という想いを持とう ― オープンキャンパス2023
Apr 27, 2023 - プロジェクト進捗報告のポイント
Apr 11, 2023 - 機能デザイン工学科の授業スタート & 研究室ツアー
Mar 1, 2023 - 新卒研生「新しいタネを蒔ける」場所へようこそ
Feb 14, 2023 - パーフェクトでなくても前に進む力を~2022年度卒業研究発表会
Dec 21, 2022 - 研究室紹介スライド(2枚ver.)
Oct 14, 2022 - 既卒生が研究室を訪問してくれました。
Mar 22, 2022 - 「できたこと」を大切に。卒業おめでとう。
Jan 26, 2022 - スピードに勝る最後の丁寧さ―2021年度修士論文発表会を終えて
Dec 22, 2021 - 修士課程中間審査(専門分野の異なる人に伝わるプレゼンのポイント)
Aug 25, 2021 - いま頑張って、それで「どうなりたいの?」
June 18, 2021 - 自身で分析、思考、判断してみる先にあるもの
June 11, 2021 - 参考論文 "ザっと見" のススメ
May 12, 2021 - 「Q.卒研テーマの最終ゴールは何?」ほか
April 28, 2021 - プレゼン資料はどこから作る?
April 9, 2021 - 自分で何か行動してみることと、考えて自分なりの意見を持つこと
April 1, 2021 - 卒研で何を経験できたら「勝ち」なのだろうか
Classes
生化学 (B1後期)
薬理学 (B2前期)
生理学 (B3後期)
機能デザイン工学実験 (B1-B2) / メディカル機能工学実験 (B3)
卒業研究 (B4)
ジャーナルクラブ(文献購読)(B4, 大学院)
マテリアル工学特別実験・演習 (大学院)
ナノメディカル工学特論A (院修士課程/前期)
Research Notes
June 21, 2022 - Wordで集めた回答のExcelでの集計
July 15, 2021 - Tips on Measuring Fluorescence
July 12, 2021 - 蛍光測定のTips
May 31, 2021 - 【必読】実験時の事故事例:濃硫酸が目に…
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スマートヘルスケアシステム研究部門(東京理科大学・総合研究院)