先週末の3月19日に大学の卒業式・学位授与式があり、学科から、そして研究室から修了生が巣立つのを見届けてきました。
大学や大学院での数年間を終えて、皆それぞれ、今できることやできないことや、本当はできるようになりたかったことが、いくつもあるのだろうと思います。研究室で人によっては三年間、と言わず一年間だけをとっても、なかなかうまくできなくて悔しいことなど、たくさんあっただろうと思います。「できなかったこと」と比べると、自分の「できるようになったこと」が小さく見えてしまうことがあったかもしれないとも思います。
しかしそれでも、何かを少しでも、少しずつでもできるようになったことは素晴らしいことです。というのも、それを積み重ねることだけが、なりたい自分に自分自身を近づける唯一の方法なんですよね。
なので、研究室・大学生活を通して何かをできるようになった自分を大切に、自信を持って皆さん卒業・進級してください。そして、これから皆それぞれがもっとなりたい自分に、これからも少しずつ近づけますように、これからも応援しています。