5~6月は、年度明けからのラボメンバーが実際に実験を進めるようになってくる時期になります。そんな「慣れ始めて来た時期」こそ要注意。事例から自身の手元の操作を振り返ると共に、身近で起こるヒヤッとした場面を見逃さずに、一つ一つの「ヒヤッ」を繰り返さないようにしましょう。また、よっぽど安全が確保できている場合を除き、一人での実験操作をしないこと。
今朝読んだ事例を共有します。想像しただけで怖いと思わされるものでした。
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●【ガチ】濃硫酸が目に入りました。目はどうなるのか?(2021年5月?)
・最大の過ちは、ビーカーの真上に顔がくるような感じでビーカーを上から覗き込むような姿勢で持っていたこと。保護メガネしているからといってこんな持ち方してはいけません。
・「薬品が目に入った時は10分以上目を洗浄する」
・酸でなくアルカリだったら、翌日の診断では完全に手遅れ。もしアルカリが目に入ったら、ただちに救急車を呼ぶように。
・もうこんな目には遭いたくありません。より一層薬品の取り扱いに…… みなさんも気をつけてください。
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研究室でも、この時期に改めて『セーフティサイエンスガイド』を共有します。