講義 @学部1~3年生対象
生化学(1年後期)
1. 生体は何でできているのか?
2. どうしたら疾病を予防できるのか?
3. 生体分子の構造と機能
4. からだの構造と機能、呼吸と代謝
5. ビタミン、微量元素
6. 生体防御と恒常性―なぜ私たちは健康でいられるのか
7. 細胞性免疫
8. 液性免疫
9. ワクチン
10. 生殖と発生
11. 細胞の発生・分化とエピジェネティクス
12. 運動系の発達
13. 神経系の発達
14. 生化学研究・ビジネスの最新動向
15. まとめと到達度評価
薬理学(2年前期)
1. 薬学史(くすりの無い時代はどうしていたのか?)
2. 解熱鎮痛薬(痛みを止めるしくみ)
3. 抗アレルギー薬(かゆみを止めるしくみ)
4. 電解質と熱中症(イオンチャネル、トランスポーター)
5. 薬の体内動態 (ADME)
6. 総合感冒薬(かぜ薬に何が入っているのか)
7. 糖尿病治療薬
8. 高脂血症治療薬
9. 代謝異常疾患薬
10. 抗がん薬
11. 神経疾患薬、麻酔薬
12. ビタミンの薬理
13. 薬剤学~ナノメディスンの歴史
14. 画期的な薬を目指す研究の最前線
15. まとめと到達度評価
生理学(3年後期)
1. 薬学史(くすりの無い時代はどうしていたのか?)
2. 解熱鎮痛薬(痛みを止めるしくみ)
3. 抗アレルギー薬(かゆみを止めるしくみ)
4. 電解質と熱中症(イオンチャネル、トランスポーター)
5. 薬の体内動態
6. 総合感冒薬(かぜ薬に何が入っているのか)
7. 糖尿病治療薬
8. 高脂血症治療薬
9. 代謝異常疾患薬
10. 抗がん薬
11. 神経疾患薬、麻酔薬
12. ビタミンの薬理
13. 薬剤学~ナノメディスンの歴史
14. 画期的な薬を目指す研究の最前線
15. まとめと到達度評価
機能デザイン工学概論 / ナノメディスン入門
2前. 生体由来ナノ粒子でからだの中を「見る」
2後-1. からだの中を「見る」ことで人の健康を支える
2後-2. 非コードRNA、タンパク質の立体構造
3後. 生体中の「ナノ粒子」「高分子」を知り疾病の克服・予防に貢献する
機能デザイン工学実験1, 2, 3 (1~2年)・化学/生物題目
化学1-1:マイクロピペットの扱いと密度測定
化学1-2:緩衝液の調製とpH測定
化学2-3:分光学(食品からの色素抽出・分離と分析)
生物3-1:定量的RT-PCR
生物3-2:タンパク質の赤外分光分析
メディカル機能工学実験1, 2(3年)
前期:タンパク質のゲル電気泳動
後期:機能形態学実習
研究室活動(ゼミ)
卒業研究 / マテリアル工学特別実験・演習
これまでの学修内容を基に、ナノメディカル工学分野の研究を通して問題設定・課題解決力を身につける。
背景の調査、目的の把握・理解、各々のテーマ設定に応じた実験条件の検討、実験装置の取り扱い、データの分析と考察、論述、プレゼンテーションと議論という種々の問題解決に必要な過程を自主的に行えるようになること(卒業研究)および材料工学、分析化学、生物物理学、分光学の実験技術を習得し、実験データの解析と得られたデータを基にした報告資料の作成、議論を行えるようになる こと(修士課程)が目標である。実験中の安全に十分注意して進めること。
研究テーマ例:
・ナノ粒子で制御されるタンパク質構造変化のメカニズム
・生体由来ナノ粒子の分取デバイスの開発と疾病診断への応用
・生体分子の発現プロファイルの機械学習による脳・代謝疾患やがんの治療分子探索
・医療画像データ解析による新しい術中支援法の開発
・ナノ粒子の近赤外蛍光標識による生体内挙動追跡
各回の研究結果を十分理解し、指導教員と定期的な打ち合わせを行い、議論を通して一つ一つの結論を導出するまでの試行錯誤が重要である。卒業研究/修士課程の研究を通して自身の得られる能力に意識的であること。
ジャーナルクラブ
これまでの学修内容をベースに最新の科学技術研究から上がる情報・知見(英語文献)を自身で読み解き、理解し、それを基に議論に参画する能力を身につける。
様々な場面で問題解決に取り組むには、世界で何がすでに検証されており何が未解決の問題なのかを見分けられる必要がある。収集できる背景情報を基に、既知と未知とを自身でフェアに明確に分ける力を身につけることを目的とし、以下の3点を到達目標とする。
・膨大な論文データベースから必要な論文を検索できること。
・専門用語を調査しながら記載されている内容を正しく読み、理解できること。
・理解した内容を要約し、他者に説明できること。
決して他者から示された課題に満点の答案を作ることが目的ではない。自身で課題を見出しながら設定した目的ごとに、使う言葉や情報を取捨選択する力を向上させるべく試行錯誤することが求められる。
講義 @卒研生・大学院生対象
ナノメディカル工学特論