第1回緊急チャレンジレポート

概要

画像はイベントページにリンクしています

2020/07/10~2020/07/14開催の第1回チャレンジ緊急クエスト「天焦がす紅の砲獣」の開催後レポートです。

初日は不具合で中止だったりとかしましたが、新たなシステムのクエストということでゲーム内やTwitter上でも中々の盛り上がりだったと記憶しています。

このページでは上位構成(チップや武器)についての考察クエスト自体の評価点イマイチな点とソレについての改善案など書いていきたいと思います。攻略ばっかりじゃない内容を書くのはあまりしてこなかったので至らない点などあるかもしれませんが良ければご覧ください...!

(20/07/16時点でのランキングのデータを元に記述しているため最終結果とは内容が異なる可能性があります)

中の人の結果

あんま情けない記録も良くないかなと頑張ってみた結果なんとか100位以内という感じでした。

持ってるくせにカルメリアリスの特装をサボったり属性上限の特装が9止まりだったり色々と妥協感のある構成なので今後はもう少し余裕を持って特装素材を集めないとな~と感じる結果でした。

ちなみにOP回復薬で1.3倍、赤マスで1.5倍の補正をかけた状態でこの記録です。

報酬ボーダーラインについて

10位

100位

1000位

もらえる報酬が豪華になる順位であるボーダーラインは大体こんな感じでした。

「漆黒のアークマ」を手に入れるためには400億程度は出さなければならなかったと考えると中々恐ろしい話。

加えて驚いたのが1000位ボーダーが思ったより高かった点。このダメージもあっさり出せるようなもんでは無いので結構ガッツリプレイしているキャラクターが多いってことでしょうか。

ちなみに今回はダメージが上がりやすい環境だったと考察している(後述)ので次回以降は少し落ち着くかもしれません...  結局実際に開催されてみないとわかりませんが!

優勝者の構成確認

1位の方の構成は上記の画像のような感じでした。記録は大台の102,387,520,168(1023億)!

上位者の構成についての集計と考察

装備チップが怪しい2名は除外しています。

フォトンアーツについて

上位で使用されていたフォトンアーツは7種類でしたが、100人中92人はホールディングカレントEXパラレルスライダー零式EXを使用していたみたいです。

ホールディングカレントEX

パラレルスライダー零式EX

人気フォトンアーツの共通点

普段の緊急クエストに比べると長期戦向きのフォトンアーツが選抜された傾向にあります

次点PA

サプライズダンク3
  • 2人(2人)
メテオフィスト2
  • 1人
アサギリレンダン2
  • 1人
ライジングフラッグ3
  • 1人
フラッシュサウザンドEX
  • 1人

PAはSPスロットに配置するべし

 50位までの全プレイヤーがSPスロットにフォトンアーツを配置していました。これは既にある程度検証(ソースされていて、PAのSPによる補正は概ね与ダメ+10%以上であることが判明しています。対して他のチップは効果量が5%~20%程度上がるというものになっており、コレは最終的には大したダメージの増加に繋がりません。

例えばカルメリアリスをSPに設定した場合ダメージは680%/670%≒1.015(+570%なので計算上は670%)で全体の約1.5%の強化にしかなりません。

ということでダメージを出す場合は基本的にSPをフォトンアーツにするのが最良だと言えるでしょう。使うときはフレンドのためにアシスト固定設定を忘れずに。

EX系PAの台頭

 今まではアビリティ上げの楽さやコスト対性能が高いとされていた「2」のPAがよく使用されていましたが、構成を全て同一属性で揃えるためコストに余裕が出る点などから「EX」系のフォトンアーツが最も人気だったと言えます。★13搭載によるコスト半減の効果が出やすい点も採用されやすさに拍車を掛けていると考えられます

ダメージ上限低すぎ問題

 現在はこのゲームには「1hitにつき19億ダメージ」のダメージ上限が存在します。(表示は9.99...億でカンストしているが実ダメージは丁度19億でキャップ)

 これによって地味に問題となっているのがダメージ上限でメテオフィストやティアーズグリッドなどの重い一撃を含むフォトンアーツは今回の超高倍率環境では「1Hitにつき19億」のダメージ上限に引っかかって本来の強さが出し切れないという自体が発生していました。

 今後の仕様変更に期待するしか無いですが、それまでは単発大ダメージ系PAは少々厳しい立ち位置になりそうです。

※[07/20]ダメージ上限について約10億としていた点について修正しました。

チップ構成について

50位以内に絞って考えると合わせて5種類の構成が使われていました。これらは2種類に大別されるのでそれぞれについて考察していきます。

★13×3枚+24コスト+23コスト+EXフォトンアーツ

★13×2枚+26コスト×3枚+EXフォトンアーツ

今回は倍率的にも前者の構成がかなり強かったと言えます。以下のチップ個別考察で詳しく見ていきましょう。

チップの個別考察

50位以内に絞って考えると合わせて10種類のチップが使われていました。表記するチップの性能は炎属性6枚のものです。

カルメリアリス

ベクリュサバーカ

【考察】炎の優秀な★13チップ達

 属性染め推奨の★13の2枚ですが、他の属性に比べてかなり優秀であると言えます。

というのも7/19現在でD枠[弱点属性]とF枠[威力強化]の★13が両方揃っている他の属性はなのですが、この2属性は片方がアクティブチップであるため初動が若干遅れる欠点があります。加えて今回は長期戦であるため開幕のCP消費もいつも以上に響いてくるため結構大きい点でした。

加えて属性上限を上げる特装効果を両方が兼ね備えているのも炎属性が唯一です。属性上限を上げることで単純にダメージが増えるのに加えて、アレティアの属性共鳴分の攻撃力が上がり、更に今回は属性値に応じて性能が上がるギガススピナーが使用されていたため、結果的に火力に大きく貢献していたと言えます。

誓いのセラフィ/炎[アニバーサリー]

【考察】八面六臂の管理官セラフィ

 属性変換可能な★13として登場し今までも様々な構成に使用されていたセラフィですが、今回のチャレンジ緊急ではいつも以上に大活躍しました。

ライトなプレーヤーからは"比較的"入手しやすかった点や特装不要で強化が楽な点、他の★13の2枚と違ってD枠F枠の他チップ(ダーカーバスターズやモタブの預言書[VD]など)との併用がしやすかった点が、ガチプレーヤーからは先程の構成からも分かる通り3番目の属性染め系★13として多くのプレーヤーに使われていました。

また独自の強みとして全属性に対応できることから次回以降のチャレンジでも活躍は続くものと思います。 俺たちのヒロインセラフィを信じろ。

熟練の闘士 ゼノ[TCG]

無邪気な砲撃手 クラリスクレイス[TCG]

【考察】TCGチップはどちらを選ぶべき?

 24コストのチップとして多くのプレーヤーに選ばれたTCG系チップですが、二種類あるうちのどちらを選ぶかという問題があります。

今回の場合は構成の欄に書いたとおりS枠[属性ダメージ]の方が強くなりましたが、これは特にギガススピナーが居ることによって属性上限の恩恵が大きくなっていた点が影響していたと考えられます。しかしダメージ計算した感じだと環境関係なく大抵の場合で属性の上限で上回るS枠系が強いようです。

ただし、アクティブチップであるため初動に問題があることやR枠側の消費CP軽減(またはもう一つのTCGの追加効果である発動率強化)の使い勝手次第ではR枠系の方が最終ダメージが上回る...といったことも考えられます。

ギガススピナー

ヴォルカノメイス

【考察】大躍進のギガススピナー

 今回の上位構成のなかでも特に意外だったであろう一枚。

属性値に依存する追撃の効果が上限設定無しであるため最終的にコスト対効率18%以上の超高火力チップになります。★11どころか全チップの中でもトップクラスの火力で見事最強構成に加わりました。いままであまり使われなかったのは条件が炎枚数と炎属性値に依存するという特性上、今回みたいな一属性特化の環境が来ないと出番がなかったからと思われます。

ヴォルカノメイスの方は炎枚数のみに依存する代わりに火力では何枚か劣ります。(それでも同コスト帯ではかなり強いですが)

イグニス[ブライダル]

ハリエット[ホワイトクリスマス]

カディムケラス

リンクスロット

何れにしても★13のリンクスロットは強いけど入手厳しいから★12以下もうまく使うのじゃ

属性上限リンクが最良

S枠[属性ダメージ]チップを使わないなら弱点属性指定のリンクもおすすめ

ラッシュアーツもおすすめ(でも必須ではない)

他にも火力安定性を上げる「発動率アップ」「効果時間延長」、生存能力を上げる「マグ」などを組み合わせると良さそうです。

次回以降の傾向予想

割と適当に書きました。気が向いたら書き足すかも。

多分今回チャレンジの火力はかなり高いという話

今回は炎属性のチャレンジでしたが、様々な要因で全属性トップクラスの火力戦だったと考えられます。理由は主に二点。

加えて初回だったためいつもより頑張る人が多かった可能性も考えられます。

もちろん皆準備するようになるからボーダーラインが更に上がったりとかはあるかもしれない。むしろありそう。

ダメージ上限による相対的な追撃チップの立場上昇

 PAの項に書いたように一部PAではダメージの上限に抵触している状態ですが、追撃チップを使用した場合はダメージが分散され、実質的にダメージ上限を大きく増加させることが可能です。そのため上限付近の火力では100%前後の追撃効果が重要になる可能性が出てくると考えられます。

今回はギガススピナーが該当した他、ダーカーバスターズなども代替的に使用できました。今後の開催でも追撃チップは重宝されるかもしれません。

属性値依存チップの活躍について

今回はギガススピナーが躍進しましたが、その★12版とも言えるチップとして風の「ホローギムレット」と闇の「禍蹴ピリカネト」が存在します。こちらは28コストであるため他チップとのチップの兼ね合いが今まで以上に難しいかもしれません。

あと単純に上限性能が高すぎる感があるので弱体化の可能性は覚悟しておいたほうが良いかもしれません。

属性染め★13チップについて

単一属性で高倍率を求めることになるためD枠[弱点属性]F枠[威力強化]の★13チップは引き続き活躍してくれると考えられます。

過去に配信されたD枠の★13チップもまとめて上方修正されたので特装などを準備していくと良さそう。

クエストの評価点

人によると思うのであくまで個人の感想として

純粋にインフレに耐えうるコンテンツである点

参加・報酬獲得が気軽な点

上位構成を確認できる点

他人を気にせず検証がしやすい環境である点

クエストの不満点

評価点以上に人によるのでご注意

割とすぐやることがなくなる点

戦闘開始前のパネルが存在する点

OP回復薬のバフが存在する点

ダメージ上限に抵触する可能性がある点

上位構成を"開催期間中に"確認できる点

特装素材の入手が少ない点

特装プラグの入手が偏る点

特装素材の入手先が限られる点

クエストの改善点の提案

全てではなくどっかを採用してくれれば段階的に良くならないかなぁ的なもの

何らかの周回のうまみの設定

対応する属性の特装素材クエストの同時配信

各戦闘前運要素の廃止

特装素材の交換の追加

ダメージ上限の撤廃

ほかにも快適に参加できたり、より上を目指せるようになる要素であればどんどん追加して欲しいところ。

ここに書いただけでは仕方ないし、時間のある熱心な方はここから運営に要望して行きましょう。

まとめ

 なんだか最後は不満点がやたら多い感じになってしまいましたが、私自身はかなり楽しめましたしTwitterのタイムライン上でも中々盛り上がったり激しい競り合いみたいなのが見れて個人的には非常に楽しかったです。それだけに色々要望したい点とか沢山出てきたという感じなだけで今回の実装は成功だったと思っています。

今後来るであろう炎以外の属性のチャレンジでどういう構成が来るかというのも楽しみですし、各チップの強化もより目標を持って行えるようになったと思います。

初心者が比較的参入しやすい環境(そこそこの高さの自己ベスト実績)であった点なども新コンテンツとしては評価できると思います。


書くのにやたら時間かかった割にとっちらかった文章で申し訳ない!ここまで読んでくれてありがとうございます。なんかの参考になれば幸いです...

【20/07/19】初版作成【20/07/20】リンクスロット追加、1位構成追記、ダメージ上限関係修正。