最も復刻されていないウェポノイドを求めて

我ら求めし「ノクスカディナ」

このチップは「限界チャレンジ」や「緊急クエスト冥級」で大活躍している風属性編成の柱と言えるチップです。24コストにしては高い倍率に消費CP減少50%と通常のウェポノイドとしては★12最強といっても過言ではないでしょう。

PSO2esをよく知らないけれど、この記事を見てくれている人に言うならば「1分間で与えられたダメージを競う」みたいなシーンでは最強格のキャラだ!ってことです。

しかし、このチップ全ッ然復刻されない。新参から古参まで多くの「リーダー」がず~っと待っているのだが本当に復刻されてこないのだ。

そうなると、この「ノクスカディナ」が最も復刻されていないウェポノイドなのか?と思ったりするのだが、ウェポノイドはかなりの数がいる。もっと滅茶苦茶に埋もれたウェポノイドが居るのでは?

気になったからには調べてみよう。このページでは最も復刻されていないウェポノイドを調べてみた。

あれ?ノクスカディナ?

まず、基準となる「ノクスカディナ」について改めて調べてみる。

私の過去のTweetを見てみると、20/05/13が最後の配信と言っているが、これは誤り

調べ直したところ、21/06/02配信の「ストームシェード with アンジャヴォーキ」というスクラッチが最後の配信だったようだ。

...ん?

だとすると『最後のノクスカディナ』は限界チャレンジ第4回と第5回の間での配信であり、風属性限界チャレンジの直前での配信だった ことになる。

ということは先見の明が合ったならここで引くことが出来たのではないか... えっなにそれ悔しい。

まさか調べ直したところで変なダメージを受けるとは思わなかった。悲しみ...

たった二週間後やんけ!

検証の流れ

こんな悲しくなるのも 全然復刻してくれないのが悪い ので、全力でSEGA運営開発スタッフに責任を擦り付けて、改めて本題の復刻されていないウェポノイドについて調べて見ようと思う。

調べ方としては単純にPSO2esプレイヤーズサイトの過去スクラッチの情報を新しい順に片っ端から確認していき、最後の数体になったらサイト絞り込み検索でデータを探して埋めきるという手法で行こうと思う。がっつり手作業だからミスが有っても許して欲しい。こういう緩さが自慢なのだ。

拙作のPSO2esデータまとめには過去のスクラッチ情報へのリンクリストがあるので実際便利。これを活用して作業していこうと思う。

こんな感じでリンク開けるのだ。我ながら便利。

集計においては、最後に配信されたときのスクラッチの「配信日」を元にして考える。厳密には「配信終了日」にするべきだったかもしれないが再確認もアレなのと、それによって順番が前後することはほぼ無いので大目に見て欲しい。

この検証を行った23/02/14時点で実装されているスクラッチ産ウェポノイドは全部で 295人

さぁ!この中で最も復刻されていないウェポノイドは誰なのか!

1年以内の復刻のみなさま

とりあえずは ざっくりと1年分! すなわち、2022年のバレンタインスクラッチまでに再配信されたチップを数えてみる。そして、その結果が以下の細か~い画像のとおりである。

いちいち取り上げていると埒が明かないので全体について話すと、この時点で295人中238人は再配信済みであり、割合にして 80%以上が1年以内に復刻 されていることがわかった。

つまり、さっきから未練がましく話題に出ている「ノクスカディナ」は確実に上位2割の配信されてないチップであり、先程書いた21/06/02から622日が経っていることを鑑みるとやはり相当復刻されていないことがわかった。ちょっと悲しみが和らいだ。

また、この時点で最高レアである★13のウェポノイドは全て含まれていることが確認できた。

★13は毎回のスクラッチで交代で3種類が配信されていること、そもそも39人しか居ないことからローテーションが速くなっていることで定期的に再配信されていることが予想できる。

ちなみに★13で最も配信されていないのは「アーレスネスト」で、22/04/27配信の293日経過でした。彼女ももうすぐ再配信されるのかもしれません。

ノクスカディナまで進めて何人残る?残らない?

残ったのは 56体

また判明している「ノクスカディナ」までは 252日

はたして彼より復刻されていないウェポノイドは居るのか!居るなら何体なのか!いざ確認の時!

「ノクスカディナ」は13位!

13/295、上位5%の復刻されてなさを誇るウェポノイドだったのだ!

流石にこれだけ復刻されていないなら、「そろそろ復刻してくれ!」という嘆願も的外れでは無いと言えると思うので、今後とも主張していきたい所存だ。ちゃんと天井使ってとるからさ。

とはいえ、まだ上に12体居るのだ。

あれだけ叫ばれている「ノクスカディナ」を超える12体、

そしてその中でも一番復刻されていないのは誰なのか、最後まで確認していこう。

ラストスパート!

12位から5位までを見ていこう。

このあたりは本家だと『PSO2:NGS』のサービスイン前という圧倒的古さというか懐かしさ。

ただ、意外と濃いメンツも混ざっていて、PSO2es内外で色んな意味で有名な10位「ブルージーレクイエム」や、オーバーエンドのみを強化する性能の尖りっぷりでお馴染み12位「エリュシオーヌ」などもこの辺りだということがわかった。というかブルレクそんなに出てなかったのね。

また7位「トリックピジョンズ」の最終配信スクラッチのタイトルは「トリックピジョンズ with 碇星砲」。つまり初実装以来2年近く出番が無かったということになる。

このチップ、実装時に効果のテキストが間違っていたことで一騒動あったりしたなど何となく呪われているのかもしれない。搭乗している鳩ともども強く生きていただきたい。

悲しみの炎チップたち

さあ残りは4体!ここからはじっくり見ていきます。

第4位と第3位は同率!「アキシオン」と「スサノショウハ」!

最終配信日が21/03/03で713日前!

ちょうど『PSO2』のグラフィックエンジンが新エンジンになったときなのでもう滅茶苦茶前!

そして両方とも性能としてはパッとしないのであんまり話すこと無い!ゴメン!

でも「スサノショウハ」は公式漫画「ぎゅ。」の方で専用回もらっているので待遇は悪くないはずなのにどうしてこうなったのか。漫画の方の掲載は20/10/14だったので、掲載後1回も再配信されていないという憂き目には流石にあっていなかった。一安心...していいのか?

続いて2位!「Tヤスミノコフ2000H」!

最終配信日は20/12/30で776日前!

ついに2020年に入ってしまった!

彼は劇中でヤスミノコフチームとして、ちょくちょくシリーズクエストなどで出番があったのであまり再配信されていないという印象が無かったが、実際は堂々の2位だった。

武器としても何故かニコニコ大百科に個別ページがあったりと愛されている武器なので再配信されればコアなファンが狙ってくれるかもしれない。渋い一太郎ボイスも聞くことができるぞ!

というか 4位から2位まで炎属性 である。一体何の因果なのか...

栄えある?第1位!

このゲームで最も復刻されていないウェポノイドが決まる!

その者の名は「インフィニットコランダム」

最終配信日は「20/03/18」で実装は 1063日も前まさかの名実ともに桁違い!

2位との差は驚異の287日、ぶっちぎりの1位である。

PSO2esじゃまだ「ストーリーSeason3」をやっていた頃だし、本家PSO2だとホワイトデーキョクヤとか出てきたような頃でもう何かよくわからんくらい前である。まだNGS発表もされてないよ。

そして当時の彼はシーズン★12チップ、実装直後の恒常枠に設定されていた。つまり、初登場から約3年の間一度も配信されていないのである!

流石に2位と間が空きすぎて心配になったので何回か確認したが本当に一度も配信されていない。こんなに武器もウェポノイドもイケメンなのにあんまりな扱いである。

おわりに

そんなこんなで、陰キャなのに我らが期待の眼差しを一身に受ける「ノクスカディナ」の復刻されなさから調べ始めたこの企画は、一人のあまりに埋もれたイケメンを掘り出して幕を閉じることとなった。

ここまで読んでくれた方は、これからも引き続き「ノクスカディナ」の復刻を待つとともに、彼...「インフィニットコランダム」のことも頭の片隅に置いて上げて欲しい。

性能はアクティブかつシンプルな追撃チップなので必要になることは少なそうだけれども、それでも立派にウェポノイドしている彼を覚えておいてあげて欲しい。

そんなこんなでこのネタ検証記事をおしまいにしとうございます。

拙い記事を読んでくれてありがとう。

PS.ノクスカディナ再配信はよ

この記事の内容は2023年02月14日のものです。今読んでいらっしゃる現在とは状況が異なる可能性があることをご了承下さい。