パレット評価値

要約!

つまりどういうこと?

 例えば、上記2枚の画像には評価値に差がありますが、実際のダメージはほぼ同じとなります。

 評価値の高い方は「通常攻撃・必殺技・法術がすべてジャストアタックとなる。」という追加効果を持っており、これによって 評価値が4倍 にされることで大きな差が生まれています。

 他にも「消費CPを減少する。」効果などにも追加の補正がかかります。もちろん、これらの追加効果も強力ですが、直接火力が上がっていなくても評価値が上がることがあることは留意しておきましょう。

細かい火力の計算には《PSO2es構成シミュレーター》もぜひ使ってみてくださいね!

▲かつてのパレット評価のまとめ画像

検証者向け情報

計算式

①×②+③(小数以下を四捨五入して整数化)

計算式の詳細

選択された攻撃力

基本的に装備している武器の通常攻撃を計算する系統を用い

加算値

いわゆる加算チップによって増加した攻撃力のこと

全チップの合計倍率

A枠とかB枠とか追撃とかの枠倍率を全て乗算した倍率のこと

枠による評価値上のルール

基本的にこれ以外の相手の弱点属性や種族に依存するチップについては常に計算されます(たとえ原生種特効とダーカー特効であっても同時に発動するものとして計算されます)

一部チップ倍率の上限について

歓喜のセラフィ[アニバーサリー]』の合計属性値による倍率上昇や『七彩のダーカーバスターズ[アニバ]』の最大HPによる倍率上昇など一部の効果は本来の倍率上限を突破していても評価値上の倍率が増加し続けることが確認されています。どれが突破する効果なのかは未確定。

フォトンアーツ/テクニックについて

各フォトンアーツやテクニックには倍率が設定されています。この倍率は実際の威力とは関係がないと見られる値です。また、複数のフォトンアーツ/テクニックを装備している場合は、装備しているフォトンアーツ/テクニックの倍率の平均値(小数以下切り捨て)を計算に用います。

一部追加効果を倍率化したもの

現在判明しているのは以下の効果(全て確認したわけではないので抜けがあるかも)

HP/初期CP

ステータス画面そのままの値で考えればOK

属性値合計

単純に全ての属性値の合計

計算式②の端数処理について

例えば、左の画像のように「ネメシスデュアル[ハロウィン]」について考えると、検証時では特装レベルは7-7-1なので倍率は+112%と+112%、加えて「CPの回復速度を劇的に強化する」という効果が+2%分と扱われます。これらを乗算すると以下の式のようになります。

(1+1.12)×(1+1.12)×(1+0.02) = 4.584288 = 458.4288%


過去の逆算式は端数処理をせず以下のように計算していました。

攻撃力407 × 倍率458.4288% + HP1000 + 初期CP42 + 雷属性161 + 闇属性161 = 3229.805216

このようにすると実際の評価値3228と約1.8の誤差が発生していました。

ここで、倍率458.4288%の小数以下を四捨五入して458%としてもう一度計算してみます。

攻撃力407 × 倍率458% + HP1000 + 初期CP42 + 雷属性161 + 闇属性161 = 3228.06

四捨五入後の値では誤差が0.06まで小さくなりました。

このような感じで他の例もでも同様の処理できれいな値が出るようになったので、この処理が正しい計算式と見ています。

検証に使用する場合

このようにパレット評価値の計算は大体判明しているので、そこから逆算することでチップの性能を求めることができます。この仕様を利用した逆算機も作成しているので検証に興味ある方はどうぞ。