はじめに

「23'春スプリング」イベントの交換防具"エンファタスアーマ・ヴィダ"に付与されている特殊能力が最初から強い！ということで、装備更新にオススメするスライドを作ったわけですが、折角なのでこの件について中の人が思ったこととか書いておこうという記事です。

身になる話というより中の人の日記かチラシの裏みたいなものだと思って読んでくれると幸いです。したがって文章や編集もコスパ重視でお送りしますがご容赦を。

書いている時点（2023年03月11日）以降の環境とは一致しない内容、個人の感想であるため実情と異なる内容、などなど含まれる可能性があるのでその点もご留意を。

急にアビリティIV付けるやん！...という訳ではない

Twitterでも既にツッコミを食らってましたし、私も書かなかった部分ですが、アビリティIVが付与された配布防具は今回が初めてではありません。

時はスティア実装時、スティア各所に配置されている赤箱の中には、アビリティIVが付与された"エフィタスアーマ・アルガ/ベルタ/ツェザ"が各1個ずつ配置されていました。

このユニットは、

• パワー/シュート/テクニックIV

• トリアブル

• アルズ・セクレテIII

• アビリティIV

という構成で、実装当時も話題になったと記憶しています。

というか今私が使っているユニットはコレですね。マイショップでも1M前後で購入できたので、アルガとベルタを2個ずつ買い足して打撃ユニットと射撃&法撃ユニットとして使っています。

今でこそアビリティIV自体が緩和されていますが、当時はまだ2Mくらいのお値段だったので、1MでアビリティIV装備が買えるなら「使わない手は無い！」と思ったものです。

「コレとほぼ同じなら今回話題にするほどでも無くね？」って話になるんですが、個人的には自力で3つ手に入る点とアルズ・セクレテIVが最初から付与されている点は見逃せない要素だと思いました。

当時の私も、格段に安いとはいえ1Mの装備を買うのは、コスパ重視思考だと少し踏みとどまる節はありました。しかし今回はクッソ楽に3つ手に入るのでその点メチャクチャ気楽だと思うんですよね～

"アルズ・セクレテIV"も値段が落ちたとはいえ、1個30,000メセタ前後はするので、全身に付与しようとするとまぁまぁ金が掛かることを考えるとかなりデカいと感じますね。

なんなら"ヴァーディ・ソールIV"もそのままで良い説あるんで、気楽さはエフィタスの比じゃないですし、話題として取り上げるだけのものだと私は思いました。

コスパ最強 ≠ 最強装備

しかし、今回の采配は結構うまくやっていると個人的には感じました。

直近の放送で新クラス"スレイヤー"が発表され、3/10には"ガンスラッシュ"の対応武器威力が射撃であることが明言されました。これによって「装備を準備しよう！」となった層に丁度刺さる良いタイミングだったと思います。

一方で「緩和しすぎじゃない？」とか「プレイヤーの工夫するポイントを奪っている」という感じの厳しい意見もちょくちょく目にしました。実際、そう感じるのも仕方ない緩和っぷりであったのは否めないです。

ですが、ここでユニットが"エンファタス"止まりなのが効いてくると個人的には思いました。今の環境だと"エンファタス"は威力3%で、その上には"エイジャクス"（威力3.5%）、"レクレール"（威力4.0%）が存在するため、考慮すべき「きっちりガチで装備を作ろう！」ってなる人たちは利用しない、という住み分けが成立しているように思うのです。

昨今は「ハルフィリア湖の戦い」でのクエスト破棄問題とかも話題になっていました。

コレに関しては当然「故意に破棄するヤツはマナー的に論外」という話は前提として、対策するなら「結局プレイヤーの強さを底上げするのが一番丸くね？」と個人的には感じていたので、それに対する回答としては運営と意見が一致したかなと思いました。

いや「戦闘力条件を満たしたらそれ以上を求めるのはお門違い」みたいな意見も理解できるんですが（実際野良相手にはその精神が良いと思います）、それはそれとして早く終わるならその方が良いに決まっているのが人情ですし、DFエイジスのHPがモリモリ減っていく野良マッチとか当たるとテンション上がるってもんなので、「皆強くなろう！」って論調は悪くないと思っています。

ただ、「皆強くなろう！」→「金かけて装備作った！」→「キャラクリ要素の金残ってねぇ！」→「モチベ無いなった...」では意味がないとも思っているので、今回のような装備作成緩和は作る側も周りも双方ヨシの施策だぞ～と個人的には思ったよという話です！

キャラクリ勢だって折角作った自キャラが人様に迷惑かけてることをヨシとする人はそう居ないと思ってますからね～。できるなら強いほうが良いし、一度強くなれて戦闘が楽しめたなら、その方面への注力が増えるってこともあるでしょうしね！

火力ラインの緩和傾向

どうあれ今回の件は緩和に違いないのですが、スティア実装以降の運営開発の方針は「一定火力のライン」を基準として、それより下は「緩和」、それより上は「難化」（コスパ劣悪、運用上デメリットなど）という方針が強調されてきてるように思います。

例えば、防具だと"一定ライン"は今回の"エンファタス"や"エフィタス"で、コスパ的に背伸びすると"エイジャクス"が出てくる。

更に背伸びしようとすると、HPPP上昇無し＆被ダメ5%増加という重いデメリットを背負った"レクレール"が出てくる。これがさっき書いた運用上のデメリットという話。

"レクレール"のポジションは"ジオント"、"グライアス"、"ベルグリン"が存在しましたが、この時はHPや状態異常耐性はともかくPPが伸びたりとメリットも大きかったので使っている人も多かったです。（グライアスは釣り合ってなかったですが）

でも、レクレールは火力以外全捨てしてるので、「これ以上のPOWERは色々犠牲にしてもらうぞ～」的な圧が今まで以上に出ていて面白いな～と感じました。

他にも特殊能力では、超火力型の"ハルフィニリア"や"アディ・アム"はクソ高い一方で、"アビリティIV"は色々な方針で緩和されていますし、アム以外のアディには控えめとは言え威力下限補正が付与されて差を縮めているなど、「"一定ライン"までは盛りやすく強力に、それ以上は金銭的/素材敵に頑張ってね！」というスタンスを色濃く感じます。

一方、選択肢を増やすという観点だと"ドレド・キーパIV"のヤケクソみたいなHP,PP,下限補正で、安定志向の装備づくりもアリになるように模索している感じがあるので、工夫が感じられて面白いな～ってなっています。いつぞやのギガンティクス（絶望）火力緩和があったのも多分防御やHPの価値の調整という意図でしょうからね。

おわりに

まぁそんなこんなで、運営も適当に大盤振る舞いしてるわけでは無いんじゃないかな～って言うのと、その方針を個人的には支持しているよっていうチラ裏話でした。

もちろんこれは私が勝手に思ってることなので、「運営の人そこまで考えていないと思うよ」案件の可能性もありますが、それはそれとして... 

でもまぁどうあれ運営も色々頑張ってんだろうよとは思いますし、ここまで読んでくれた人は今後の装備周りの調整とか見てほえ～って考えるのも、「ゲームの楽しみ方としてありじゃね？」くらいの気持ちでこれからも楽しんでいただければと思いました。まる。

...それはそれとして"アームズリファイナーII"はもうちょい温情をくれという話。

ノイゼンプラントに価値を与えるという目的では、下手な新武器よりは余程効果があったとは思うけれども、そろそろ他の緩和に君だけ逆行気味だからぜひたのむ。ほんとうに。