滋賀県社会福祉協議会では、6月より「滋賀の子どものほほえむ力サポート事業」( http://www.shigashakyo.jp/general/20200528-1329/ )として、コロナ禍での緊急支援をはじめました。
本事業は、コロナ不況の影響により生活が厳しくなり、特例貸付事業の利用でつながった世帯で、中学生以下の子どもがおられる世帯に、ひとときでもうれしい気持ち、ほっと笑顔になっていただける“あったか”プレゼント“を届ける取り組みです。
8月からは、ひとり親世帯の中学生以下の子どもがおられる世帯についても対象を広げています。
これまでに、3,405世帯(10月6日時点)へ、普段は我慢しているようなお菓子やおもちゃを買っていただけるよう商品券をお贈りしました。
併せて、ご協力をお願いしている暮らしのおたずね票(アンケート)では、今の生活のひっ迫感や先の見えない不安を抱えておられることが見えてきました。
そのような中でも、「商品券を子どものために大切に使います」というお礼の言葉に、子どもさんへのあたたかな気持ち、そして、大変なときにも、周囲に「ありがとう」を伝えてくださることに、人のやさしさやつながりを感じます。
コロナ不況は長く続くと言われています。7月から緊急支援募金(募金総額 6,672,306円/9月29日現在、 http://www.shigashakyo.jp/general/20201001-1568/ )も開始し、県民のみなさんにもご協力をお願いしているところです。募金箱の設置やお振込みでのご協力とともに、9月からは、クラウドファンディングもスタートし、10月末までの協力を呼び掛けています。
長引くコロナ禍ですが、共に力を寄せ合っていけるよう取り組みを続けています。
掲載日:2020.10.19
文:社会福祉法人滋賀県社会福祉協議会