2020年8月5日(水)に小学生のための夏休みボランティア体験~ゆうあいクエストⅤ(1日目)を開催しました。
この企画は、ボランティア活動に興味のある小学生と保護者の方を対象にした、子どもが主役のボランティアプログラムです。今回は、コロナ禍でもあり、オンラインを通じて自宅でもできるボランティア体験ということで、「古切手で、家にいながら海外への支援に協力しよう!」をテーマに体験プログラムを作成しました。当日は、小学生とゆうあい・スタッフ、ゲストを合わせ、10名での開催となりました。
はじめに、「ボランティアって何だろう」について学ぶミニ講座を行いました。その後には、貧困のない社会の実現に向けてバングラデシュやネパールなどで支援活動などを行っている特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会(以下 シャプラニール)の方にオンラインで参加をしていただき、実際の支援活動について伺いました。そして、古切手がどのように国際協力活動への寄付になるのか等を学びながら、オンラインを通じて、みんなで一緒に古切手を切っていきました。
作業をしていく中で、切手の切り方がわからない子は画面越しにシャプラニールの方に質問をしたり、上手に切れたと見せてくれたりする子もいました。プログラムの最後には、振り返りの絵日記をかきました。体験を終えた子どもたちからは、「ボランティアは家でもできることがわかった」、「切手を切ることが楽しかった、またやってみたい」、などという声を聞くことができました。
今回は初めてのオンラインでの開催でしたが、皆でボランティアについて学びながら、楽しいボランティア体験プログラムを一緒に行うことができました。子どもたちにとっても、夏休みに良い経験ができたと思います。
次回8月20日に日替わりクエスト「西日本豪雨災害から生まれた絵本『ブラザーズドッグ』をみんなで読んで考えよう!」オンラインにて開催する予定です。
「ゆうあいクエストⅤ~小学生のための夏休みボランティア体験」HP↓
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掲載日:2020.08.25
文・写真:岡山県ボランティア・NPO活動支援センター(ゆうあいセンター) 織田 優香さん