仙台の夏の風物詩といえば、「七夕」!毎年8月6日~8日の3日間開催されます。
しかし、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、「仙台七夕まつり」は中止になりました。戦後初めてです。
そんな中、地域密着の荒町商店街振興組合では、「七夕の伝統を絶やさない」「疫病退散・健康維持」への願いを込めて、七夕を飾りました。
荒町商店街では毎年、地域のみなさんが手作りした七夕を飾っています。
「いざ七夕がないと思うと寂しい感じがしていた。」「今年も見れて良かった。」と、とても好評でした。
仙台市社協 若林区事務所では、6月から、「わかばやし マスクの下は笑顔プロジェクト」を実施しています。これまで地域で築き上げてきた「住民同士のつながり」を維持し、人から人への声や想いをつなぐことで、孤立・孤独を防止することが目的です。
http://www.shakyo-sendai.or.jp/n/archives/34302
その取り組みのひとつとして、ニュースレター「Smile」を毎月発行しています。
7月~8月にかけて、私も荒町の活動に参加しながら、取材をさせていただきました。この七夕は3日間のみの開催ですが、その準備には、地域の皆さんの想いが詰まっています。ニュースレター「Smile」第3号、ぜひご覧ください。
このニュースレターは、地域で見守り声かけ活動に取り組む、地区社会福祉協議会、民生委員児童委員、町内会などが、高齢者等の見守り対象者へ配布しています。地元の明るい話題を届けるひとつのツールになれば良いなと思っています。
また、荒町地区では、地域の魅力を動画で発信する取り組みも始めています。
YouTubeチャンネル「荒町エリア発信隊」
https://www.youtube.com/channel/UCwLHZ6QB8SeF4ug4AzAqGqA
荒町地区のこれからの取り組みに目が離せません!
コロナ禍、今取り組めることに悩む日々ですが、地域の素敵なできごとの再発見、新しい出会いに感謝です。
掲載:2020.8.19
文・写真:社会福祉法人仙台市社会福祉協議会 若林区事務所 佐々木愛さん