第3回オンライン情報交換会を3月27日(土)に開催いたしました。
ゲストスピーカーの皆さん、ご参加いただいた皆さんが、それぞれの10年を振り返りながらこれからへの想いを新たにする、大切な時間となりました。
「10年」はひとつの通過点にすぎませんが、この機会にオンラインであっても皆さんと集え、語り合える時間を作れましたこと感謝いたします。ゲストスピーカーの皆さん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
(今回は開催趣旨から、発言録の作成・公開はいたしません。ご了承ください。)
○開催趣旨
東日本大震災の発生からまもなく10年を迎えます。震災は、日本中に大きなインパクトを与えました。またこの間、社会情勢の変化やたび重なる災害の発生、感染症の蔓延など、さまざまな出来事があり私たちの日々の活動や暮らしに大きな影響を与えました。
東日本大震災により甚大な被害を受けた宮城県では、コロナ禍の影響を受けながらも、暮らしの復興や防災力の向上に向けて取り組み続けている人たちがいます。
本情報交換会では、東日本大震災後の宮城県で復旧・復興・防災活動に携わってきた3人のゲストスピーカーから、この10年間の取り組みや想いについて伺い、ご参加の皆さんとともに「震災から10年」を振り返る時間をつくりたいと考えています。
東日本大震災支援に日頃取り組んでいるみなさんも、それぞれの場所で頑張っているみなさんも、一人ひとりにとっての「東日本大震災」があるのではないかと思います。どなたでもご参加ください。コロナ禍で先の見えない日々は続きますが、この機会に東日本大震災以降私たちが取り組んできたこと・目指していきたいことを共有し、また次への一歩を見出し・踏み出すヒントにつながりましたら幸いです。
○日時:2021年3月27日(土)13時30分~16時30分
○ゲストスピーカー:
◆谷祐輔さん(石巻市社会福祉協議会 地域福祉コーディネーター)
福岡県出身。東日本大震災後、ボランティア活動のために初めて宮城県・石巻市を訪れる。ボランティアリーダーを務めていたところ社協職員の目に留まり、石巻市社会福祉協議会に入職。
◆佐々木優花さん(宮城学院女子大学大学院 修士2年)
七ヶ浜町出身。災害食のレシピ開発・料理教室等に取り組む宮城学院女子大学学生ボランティアサークルFood and Smile!の代表を2年間務める。管理栄養士。
◆菅原清香(くらしの学びサポートオフィスHumanBeing 代表/FEEL Do研究員・事務局)
仙台市出身。大学時代から地域防災・災害支援活動に取り組み始める。山形・新潟の災害支援NPOに勤めながら震災支援に取り組み、2012年から拠点を仙台に戻す。
◇進行:桒原英文(コミュニティ・エンパワメント・オフィスFEEL Do 代表)
○参加者:17人(ゲストスピーカー・FEEL Do研究員を含む)
○内容:
1、開会
2、ゲストスピーカーによる話題提供(60分)
10年間の取り組みや想い、これから目指したいことなど
(休憩)
3、語り合い(60分)
参加者の皆さんにとっての東日本大震災(この10年間の活動や想い)、これから目指したいことなど
4、閉会
○使用ツール:ウェブ会議サービス「Zoom」
○参加費:無料
○主催・お問い合わせ先:
コミュニティ・エンパワメント・オフィスFEEL Do(担当:菅原) feeldo_office@yahoo.co.jp