(2018/6/5)
大会後に記録を修正した審査上のトラブルは今まで3回あります。最初の2回は大会が始まった頃で、標的を持ち帰った本人から申告がありました。この2件は点数の見間違いや計算違いなどいずれも単純なミスだったと記憶してます。(大口径の標的は普段見慣れてないので点数を勘違いしたりする)
それ以来、審査は必ず複数の眼で2審まで行うなど注意して、最初の2件以降は審査トラブルはありませんでしたが、2017秋季大会で起きてしまいました。
当初、本人から異議申告があったとき時間も経過しているし受付けないつもりでしたが、その時の射座割にハタと気が付き、もしかしたら隣りから誤射(7.62mmの弾痕)された弾着を見間違えたかも知れないと思い、大会参加者以外の日ラ公認審判員(大口径経験者)と二人で改めて審査、協議した結果、記録を修正すべきということになりました。
では、なぜこのようなミスが起きたか?それは裏方の作業(射場長、標的交換、次の標的の準備、審査、記録など)をする人手不足だったからです。
このときは土曜日の2射群で4名が競技、残っているのは3名で、諸々の作業のためにバタバタしていました。
審査は最低2名は必要です(できれば3人)。弾数、誤射有無の確認、同弾の判定、困難な場合の特別ルール適用などがありますが、このときは忙しく頭を冷やして審査することができない状況だったと思います。反省ですね。
1日2種目のエントリーは原則不可にしています。ただ最近、いろんな事情で宿泊できない人や、参加者が少なくなって空き射座が多くなったりしてるので、大会費用を賄う必要もあるため1日2種目を特例として認めています。
そこで提案ですが、人手不足を解消するため土曜日は空き射座があっても全員1種目のみ、土曜日の2種目エントリーの特例は認めないことにしたいと思います。