(2018/8/29)
8月5日から6日かけて最上地方を中心に激しい豪雨がありました。ニュースで射場に近い”瀬見地区に避難指示”と出たのでこれは普通じゃないぞと思ってましたが、その後の情報によると、最上、舟形地区に相当な土砂流出被害があったそうです。
射場に入る林道入口付近から砂利が国道47号の反対側の歩道まで流れ込んだり、林道も土砂で一時通行できなかったそうですが今は復旧してます。ライフル射場の方はバックストップ上部斜面が崩れて土砂が200~300mの間に流れ込んだそうです。
現在、重機を入れて復旧作業をしているところです。(写真は8月25日撮影)
200m以降の射面に流れ込んだ土砂を右側から左側道の方に集めているところです。
バックストップ壁上部斜面の崩れた様子が判ります。斜面上部の樹木の生え際が崩れて壁や的枠の場所に溜まった状況が見えます。(重機のアームの間や後ろなど)
100m以降にもこのように土砂(泥)が流れ込んだそうです。
200mバッフルの左側にある切通しの位置から300mまで土砂を寄せた状態です。土砂の高さ約1m、幅4~5mでしょうか、相当な量です。排水用の側溝も埋まってます。
9月中旬には・・と言ってましたが果たしてどこまで復旧できるか気がかりです。それにしても最近の天候は過激ですね。豪雨被害が怖いのは温暖化でこれからも繰り返す可能性が高いこと。これも”舟形”の出来事ですが、自然の為せることとは云えちょっとため息が出ますね。
(2018/8/31)
豪雨被害のコラムを書いたばかりですが、今日(8月31日)も秋雨前線による大雨でまた小国川が氾濫しています。筆者は国道47号線を宮城県・鳴子温泉を経て西に行くルートです。分水嶺の堺田を過ぎて最上町に入り、47号は途中から小国川沿いを走ります。最上町を過ぎるころは川の駅やな茶屋、瀬見温泉と続き、舟形町に入り、まもなく長尾トンネルを抜けると射場に入る林道です。
鮎釣りで知られる小国川は、最上地方の流域が集まることもあって普段も水量は多い方です。きれいな川です。やな茶屋、瀬見温泉辺りの岸高は5~8mはあると思います。それが、やな茶屋が泥水で冠水、やな茶屋から対岸の公園、遊園地に行く吊橋が濁流でズタズタ、瀬見温泉の両岸も冠水寸前の状態。
”舟形”に通って10年になりますが、こういう状況は見たことがありません。雨が続くと射場の復旧作業は土砂が乾くまでできませんしちょっと心配です。
(2018/9/8)
今日は大会の準備と射場の状況確認です。この土砂の量は半端じゃないです。8月下旬から雨が続いているので相当に水分を含んでいます。100m以降は泥で泥濘を歩くような感じでツルツル滑ります。バイクが行けるのは200mまで、その先は長靴です。(ゴム長靴必須)
場所によっては泥濘が深く足を取られます。的枠周りの側溝が埋まってるのでバックストップの壁から出る地下水がダラダラと地面を流れてます。
100mから先はこんな感じ
200mから250m付近、左側に寄せた土砂
的枠付近、左側に寄せた土砂、凄い量、水を含んでいる。
仮復旧した的枠、左端は2的の位置
バックストップ斜面上部の大きな窪み、この部分の土砂が崩れ落ちたようだ。左側にも削れた個所がある。
200mから300mの射面、泥濘
ゴム長は必須です。
1的左端から見た土砂、これは重機を入れて除去するそうです。
現状、こんな状態ですが2~6射座は撃てます(今後、1的側の土砂も除去するそうです)。土砂の量が多く排水の側溝どころではない状況で、ほとんど泥んこ広場の射面ですが、5射座は撃てるので大会は予定どおりやりたいと思います。
9月24日から土砂除去作業を行い復旧してます。3日かかったそうです。6射座、撃てます。射面は乾いてますが的枠周りはまだ泥濘があり要長靴です。