125 :名無しさん [] :2022/08/07(日) 21:02:58 ID:4G3GKF4I0やあやあ、十九本目頂くで
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126 :名無しさん [] :2022/08/07(日) 21:03:37 ID:4G3GKF4I0
(;;^ω^)「おっ、ドクオおいすー」
('A`)「おはようさん。いや今日は暑いな」
(;;^ω^)「ほんとだお。学校来るだけでこんなになっちゃったお」
(;'A`)「いやいくらなんでも汗かきすぎだろ」
(;;^ω^)「おおーん。僕は汗っかきだからお」
('A`)「汗っかきってレベルじゃねーぞ」
(´・_ゝ・`)「全くだね。見てるだけでこっちまで熱くなる」
('、`*川「ブーちゃんだいじょぶ? これ使う?」
('A`)「何故水の入ったバケツと雑巾が……」
(´・_ゝ・`)「内藤君のためにって用意していたよ。いやー伊藤さんは優しいね」
('A`)「優しいのかそれ?」
(;;^ω^)「おおーん。流石に雑巾はノーサンキューだお……」
('、`*川「あら残念」
―――。
127 :名無しさん [] :2022/08/07(日) 21:04:13 ID:4G3GKF4I0
(;;^ω^)「ふひぃー」
('A`)「拒否すること数日。ついに誘惑に負けて雑巾を被る内藤であった」
(;;^ω^)「いやだってあちーんだお」
('A`)「だからってなぁ……」
('、`*川「似合ってるよブーちゃん」
('A`)「お前は何が目的なんだよ伊藤」
(´・_ゝ・`)「伊藤さんは天才肌だからね」
('A`)「お前はお前でアクロバティック擁護が過ぎる」
(;;^ω^)「まあまあ良いじゃないかお。僕的には助かったお伊藤さん」
('、`*川「よかったぁー。これでウィンウィンだね」
('A`)「ウィンウィンって今日日聞かねぇな……」
―――。
128 :名無しさん [] :2022/08/07(日) 21:04:51 ID:4G3GKF4I0
(;;^ω^)「あっちぃ……」
('A`)「? あれ? 今日はいいのか伊藤?」
('、`*川「えっ? いいって何が?」
('A`)「何って、雑巾被せなくて」
('、`*川「ん??」
(´・_ゝ・`)「何の話をしてるんだい、鬱田くん?」
('A`)「何の話って、今日も水汲んできてんじゃん」
(;;^ω^)「あー、耐えられないお。勝手に貰うお」
('A`)「最早何の躊躇いもないな……」
('、`*川「え、何のこと? だいじょぶドッくん?」
('A`)「……?」
―――。
129 :名無しさん [] :2022/08/07(日) 21:05:27 ID:4G3GKF4I0
('A`)「あれ? 今日は内藤休みか?」
(´・_ゝ・`)「ん? 内藤って?」
('A`)「えっ? 何言ってんだよ、内藤は内藤だろ。来てないじゃん」
(´・_ゝ・`)「いや、誰?」
('A`)「相変わらずお前のギャグはつまらんなー」
(´・_ゝ・`)「えっ? いやギャグとかじゃなくて……」
('A`)「伊藤、お前からも言ってやってくれよ」
('、`*川「ちょっとドッくんが何言ってんのかわかんないんだけど……?」
('A`)「は……?」
(´・_ゝ・`)「暑くてボケてるのかい? ほら、名簿にも内藤なんていないよ」
(;'A`)「えっ!? お前このギャグの為に偽の名簿まで作ったの!?」
(´・_ゝ・`)「いやギャグじゃないって。大体その内藤って人の席はどこ?」
(;'A`)「そりゃお前、俺のとな……り……?」
(;゜3゜)「ふー、ギリギリセーフ!」
(´・_ゝ・`)「隣は田中君でしょ」
('、`*川「何か最近おかしいよドッくん。本当にだいじょぶ?」
―――。
130 :名無しさん [] :2022/08/07(日) 21:06:07 ID:4G3GKF4I0
(;'A`)「先生!」
(,,゚Д゚)「む、どうした鬱田」
(;'A`)「内藤は、内藤はどこに行っちゃったんですか?」
(,,゚Д゚)「内藤……?」
(;'A`)「ほら、デブで! いつも汗かいてる内藤ですよ!」
(,,゚Д゚)「……? すまん、全然思い出せん。俺もついにボケたか……?」
(;'A`)「しっかりしてください! 生徒を忘れるなんて酷いですよ!」
(,,゚Д゚)「すまんすまん……む? 名簿にも内藤なんていないが……」
(;'A`)「貸してください!」
(,,゚Д゚)「あっ、おい」
(;'A`)「……ない……」
―――。
131 :名無しさん [] :2022/08/07(日) 21:06:43 ID:4G3GKF4I0
(;'A`)「かーちゃん! 内藤覚えてるよね?」
J( 'ー`)し「なぁに? そんな芸人いたっけ?」
(;'A`)「内藤だよ内藤! ほら、保育園から一緒の……」
J( 'ー`)し「……? 保育園から一緒なのは田中君でしょ?」
(;'A`)「はぁ……!? え、いや、ちょっと……あれ?」
J( 'ー`)し「やだねえ、熱さでボケた?」
(;'A`)「た、しかに、田中とは保育園からの付き合い……? あれ?」
J( 'ー`)し「ほら、写真だってあるよ」
(;'A`)「アルバム……! 貸して!」
J( 'ー`)し「ちょっと、何なんだい」
(;'A`)「……ない……ない……!」
―――。
132 :名無しさん [] :2022/08/07(日) 21:07:20 ID:4G3GKF4I0
(´・_ゝ・`)「やあ鬱田くん。調子はどうだい?」
('A`)「……よう。ぶっちゃけ最悪」
(゜3゜)「大丈夫かよドクオ? ゾンビみたいな顔してるぞ?」
('、`*川「だいじょぶ? お薬飲む?」
('A`)「……どこからともなく得体の知れない薬を出すんじゃない」
(´・_ゝ・`)「え、何のこと?」
('A`)「……? 伊藤が出してるじゃん、薬」
(´・_ゝ・`)「えっ……あ、ああ。そうだね」
('、`*川「今日はデミっちもキレが悪いなー。お薬飲む?」
('A`)「いやだから何の薬だよそれ」
('、`*川「手作りのペニシリンだけど?」
('A`)「いやそれはマジで無駄に凄いけどいらんわ」
('、`*川「しょぼーん」
(゜3゜)「……?」
―――。
133 :名無しさん [] :2022/08/07(日) 21:07:57 ID:4G3GKF4I0
('A`)「あれ……?」
(´・_ゝ・`)「おはよう、鬱田くん」
('A`)「なあ、今日伊藤は? いつも一番早く来てるのに」
(´・_ゝ・`)「えっ……? あっ……うん、そういえばそうだね」
('A`)「おいおい、いつも伊藤さん伊藤さん言ってるくせに」
(´・_ゝ・`)「そう……だね。暑さでボケたかな?」
(゜3゜)「はよーっす」
('A`)「おう田中」
(´・_ゝ・`)「やあ田中君」
(゜3゜)「何の話してんだ?」
('A`)「伊藤が珍しく遅いなって話」
(゜3゜)「伊藤……? 誰のことだ?」
―――。
134 :名無しさん [] :2022/08/07(日) 21:08:32 ID:4G3GKF4I0 _( ゚∀゚)ノ「ようドクオ!」
('A`)「おう長岡。今日も暑苦しいな」
川 ゚ -゚)「まったくだな。暑苦しくてかなわん」 _(;゚∀゚)「ひでぇ!」
三(;゜3゜)「うー遅刻遅刻ー!」
('A`)「おっ、今日もギリギリセーフだな田中」
(゜3゜)「よっ、ドクオ。……あれ? 盛岡は?」
('A`)「……? 盛岡って?」
(゜3゜)「えっ? 何言ってんだよ、素直さんの隣の……あ……れ……?」
('A`)「素直の隣は長岡だろ? 何言ってんだ?」
135 :名無しさん [] :2022/08/07(日) 21:09:08 ID:4G3GKF4I0
('A`)その方向にはダレモイナイようです
( ) i フッ |_|