水平ルーターで注意しなくてはならないのは、とりつけられる刃長の長さに制限があることです。
刃長の長い刃を付けてしまうと、ツールチェンジャの中央の柱部分にぶつかり、ツールチェンジャを壊してしまいます。
詳しくはマニュアルにかいてあります。
通常の設定はG1 G3 F7 しか、いじりません。
まったく別の刃物を取り付ける場合は、テクノロジー部分を設定しなおす必要あり。
1 WOODWOPで調整用データを作成する。
WOODWOPで水平ルーターの刃長を調整するデータを作成します。
部材の木口側を加工するデータを作成します。
2 WZ_DBEでG1 G3を仮入力する。
WZ-DBEで刃物を直接測って、入力します。
刃の直径(G1)を合わせます。
刃の長さ(G3)を合わせる。
この時点では、ほぼ正確程度。
3 刃長(G3)を調整する。
水平ルーター加工で深さを測って、刃長を調整する。
水平ルーター調整用データで加工してみる。
加工した箇所をノギスで測り
WZ-DBEを(G3)修正する
刃長(G3)を正確に直します。
4 刃径(G1)を調整する。
水平ポケット加工をして、加工された大きさを測って、刃径を調整する。
指定した寸法よりも大きければ
刃径が設定値より大きい
指定した寸法よりも小さければ
刃径が設定値より小さい
WZ-DBE(G1)を修正する。
刃径(G1)を正確に直します。
指定通りの寸法なれば終了です。