メニューバーの説明が必要な部分を解説していきます。
簡単なデータの追加は、WoodWOPで直接入力できますが、追加したいデータが複雑な場合は直接入力での追加は難しいです。
0から作り直しも、手間がかかるので追加したい加工だけ[付け加える]を使って追加します。
WoodWOPのmprファイル同士を付け加える時に使います。
例 1.mprデータに、2.mprを追加する場合。
※付け加えた後は、上書き保存か、別名保存をする。
付け加えたいファイルを選びます。
[多重に存在する変数を無視する]を選択するのが
無難。
[OK]を選択すれば付け加えられます。
CADのDXFファイルを読み込む時に使用。
ただし、Bpp5が使用しているPCにインストールされている場合は、[DXF]をクリックしても自動的にBpp5が立ち上がります。
エクスポート→輪郭定義リスト [DXF-ファイル]
輪郭定義リストの使い方はエクスポートのファイルの種類によって違います。
輪郭定義リスト→DXF-ファイルの場合
WoodWOP上で描かれている。ルーターが通る線をAutoCADに出力できます。
こんな場合に使用する
WoodWOPデーターがあるがCADデータが見つからない場合にWoodWOPデータからCADにし図面化する。
※ただし、AutoCADに出力されるのは輪郭プログラムの線のみで、ノコ、ドリルの線は表示されない
下の図のように変換されます。WooodWOPで図形右上を原点設定しているので、
AutoCADに変換された時に左下になるので図形の見え方が変わります。
使い方
AutoCADに出力したいファイルを選ぶ
↓
輪郭定義リストを選択
↓
保存先をww4のDXFを選択 ※ココ以外は保存できません。
↓
半角英数字で保存名を入力
↓
ファイルの種類 DXF-ファイル を選択
↓
AutoCADを立ち上げて ファイルを開く
ポリゴン ルーター加工に必要なポリラインをWoodWOPで作成する時に使用する。
実際にはイラストレーターなどに、多く使用されているスプライン曲線で加工しなければならない場合に使用する。
使い方
元の絵(ai bmp jpgなど形式のデータ)
「イラストレーターのデータしかないんで。。。」と担当者に言われる。
CADで描けない様な左の図のような場合。
※まったく同じにには、出来ませんが、かなり近い状態にはなる。
イラストレーター10の画面
[イラストレーター10]を使用して
輪郭線を取り出します。
オートトレース機能をつかいます。
dwg dxfのどちらかの形式で保存します。
AutoCAD2007の画面
レイヤの設定をします。
ポリゴンルーター用のレイヤ名は FP ですが
ココでは レイヤ名 FK を使用します。
全体を選択して線を分解します。
※線を分解しないと、Bpp5で読み込めません。
実際加工したいサイズに、尺度変更します。
DXF形式で保存します。
Bpp5画面
原点設定をする。
輪郭定義リストを選び、ファイルの種類をポリゴンファイルで保存する。
※ml4のフォルダに直接保存(ml4内のフォルダに保存不可)
新たにWoodWOPを立ち上げ、ポリゴンルーター加工を選択します。
※長さと幅はセットになっているので、
長さのみ、幅のみの変更は出来ません。
比率を変える場合は
例
2倍にする時
67.7*2
100.0*2
のようにする。
新規作成したWoodWOP画面
保存したら、加工に移れます。
※実際の加工に関しては、データは作れても出来ないものもでてきます。
出来る出来ないに関して、即答で「出来る」と答えるのは危険です。
※ポリゴンデータも通常のルーター加工と同じで刃物R(半径)に関係してくる。
あまりにも、細かい加工はできない。
※加工の開始点や終了点を指定できない欠点もある。
印刷する前に、左の図のように
文字サイズを変更しないと、
紙を無駄にします。
※フォント名や文字セットは
左の図とおりの設定が無難です。
WoodWOPの画面と詳細データを印刷できます。
左は実際に印刷されたイメージ。
印刷オプションの説明。