WZ-DBEは各ツールの設定などをする時の画面です。
この設定が現在使用している、ツールの刃径、刃長、刃厚、回転方向、送り速度、最小最大回転数を設定しています。
この設定がくるっていると、加工品も当然図面通りの寸法に仕上がりません。
主軸そのもの位置決めや、機械原点など、
いじる必要の無い番号(メーカーのサービスマンが機械導入時に設定した箇所)は
USERレベル(会社のオペレーター)では、絶対触ってはいけません。
この画面でオペレーターが設定するのは以下の場合くらいです。
刃物を研磨、交換した時にユニットから刃の部分を外すため、
各ツールユニットの再調整、設定し直し。
刃物を研磨、交換した時や、違う径のドリル径に付け替える時の、内臓ボーリング 溝きりノコ 水平ボーリングの設定し直し。
ツールを新たに追加、設定する(ツール番号から新たに製作)
刃物を交換(新品や研磨した場合)の時に必ず調整し直さないと、いけません。
調整は納得いくまでトコトンしなければいけません。
製品の精度がこの調整で決まるので何時間かかってもきっちり調整します。
各ユニットそのものの、標準設定値はマニュアルに記載されています。