ベンチャー3付属のデータで楕円作成を簡単に作ることができます。
本来NCの工作機械でも、楕円の製作は難しいものなのです。CAD上で楕円でも、加工すると曲線にならずカクカクしたものになってしまったりします。
型板、木口テープ張りの天板程度の加工はこのデータで十分です。
単品加工に限ります。絡みのある、加工にはあまり向きません。
『ml4』
↓
『ellipse』
が楕円用のデータです。
使い方
例として下の図 1200×600の厚み15の楕円加工
※ 加工に使う材料の大きさは1210×610 厚み15mmとします。
① 『ellipse』を読み込みます。
②設定する。
前進チェックを外す。
送り速度を設定する。
接近 後退を設定する。
サイド(右サイドでなければ直す)を確認
③別名保存する。
『ml4』のフォルダに
『ellipse』以外の名前で保存
例 ellipse1200_600
④新規作成
新たに新規作成します。
変数を入力します。
ここでは
l 1200
w 600
t 15
オフセットを入力します。
ここでは
未加工品
余剰部X; 10
余剰部Y; 10
オフセット次元
完成品X; 5
完成品Y; 5
⑤ コンポーネントマクロを呼び出す
コンポーネントマクロを呼び出すと下の画面が出るので、保存した(ここでは、ellipse1200_600)呼び出す。
まずは、チェックボタンをクリックしてから
以下の設定をします。
設定後の画面
※画面に輪郭が出てない場合は
『ビュー』→『全輪郭』にチェックを入れる。
⑦吸着パットを設定する。
加工に影響のない場所に吸着パットの位置を設定します。
⑧ mp4のフォルダに保存する。
出来上がったデータをmp4のフォルダに保存します。
ベンチャー3で加工へ
※ ベンチャー3以外のPCでデータを作成した場合は
作成した ml4 mp4の2つのデータが必要です。