*1 生活場所: 川=川,水路,池など真水の水域,汽水=川と海との境目にある真水と海水が混ざりあった水域,海=海水の水域.
*2 由来: 在来=昔から氷見に住んでいる魚,外来=人間によって氷見の外から持ち込まれた魚.
*3 希少性: 2012年度改定の富山県版レッドデータリストを採用
*4 展示: 2016年4月時点でのひみラボ水族館における展示
上記リストは,2012年5月までに確認されている魚種です.今後の現地調査や文献調査により,変更になる場合があります.
氷見地域に生息している淡水魚類は,過去の記録も含めると58種類います.富山県全体では,103種類の淡水魚類が記録されていますので,その約半分の種類を氷見でみることができます.
淡水魚類とは,川や池・湖など,淡水(真水)を利用する魚(硬骨魚類や円口類)のことを指します.一生を川の中で送る魚もいれば,多くは海で生活して,一時的に川の河口域(汽水域)に入ってくる魚も淡水魚類として扱われる場合があります.
ただし,この淡水魚の中には,人間の手によって持ち込まれた『外来生物』が少なくとも5種含まれます.これら外来生物は,古くから氷見に住んでいた『在来生物』に対して,よくない影響をもつものもいます.
表.これまでに氷見で確認されている淡水魚類リスト