ひみラボでは、高校等との連携活動(高大連携活動等)を実施しています。(最終更新:2022年3月20日)
富山大学理学部と大阪高等学校との連携活動
(本連携活動は、予定通り、実施されました。下部に活動写真を掲載しています。)
【概要】
ひみラボ(富山大学理学部・氷見市連携研究室)において、富山大学理学部と大阪高等学校(学校法人 大阪学園)との高大連携活動を実施しました。
富山大学の山崎裕治准教授と大阪高等学校の科学探究部は、2020年から高大連携活動を続けており、コロナ禍においてオンラインでの実習や発表会を重ねてきました。そしてこの度初めて、ひみラボにおける現地フィールド調査とDNA実習を実施することとなりました。
フィールド調査においては、氷見市協力のもと、河川における魚類採集やイタセンパラ保護池の研修、さらに環境DNA分析(水中生物のDNAを調べる方法)のための採水作業を行いました。DNA実習では、採集した魚類や環境DNA分析をひみラボにおいて行い、最終日にはその成果の発表会を開催しました。
【日時・場所】
2022年3月16日(水)午後1時~午後5時:
イタセンパラ保護池(富山県氷見市惣領)、万尾川(富山県氷見市上久津呂)における
フィールド調査・魚類採集。
2022年3月17日(木)午前9時~午後5時:
ひみラボ(富山県氷見市惣領1927)におけるDNA実習。
2022年3月18日(金)午前9時~午前11時:
ひみラボにおける成果発表会。
【参加者】
富山大学理学部 山崎裕治准教授、理学部生2名
大阪高等学校科学探究部 教諭2名、生徒6名
【協力】
氷見市教育委員会
NPO法人 Bioクラブ
【報道機関への対応】
取材・報道方どうぞよろしくお願いいたします。
取材に際しましては、マスクの着用等、感染症対策をお願いいたします。
【問い合わせ先】
富山大学学術研究部理学系 准教授 山崎 裕治
Email: yatsume(a)sci.u-toyama.ac.jp(メール送信時には、(a)を@に変換してください)
富山大学広報によるプレスリリースに記載されている電話にても対応いたします。
【活動の様子】
イタセンパラ保護池の視察。
環境DNA用の採水と、保護池の観察を行いました。
河川における魚類採集。
定置網やたも網を用いて、フナ、タイリクバラタナゴなどを採集しました。
ひみラボにおけるDNA実習。
写真下のパソコンで、大阪高等学校とつなぎながら実習を行いました。
成果発表会の準備風景。
3日間の実習成果をまとめ、発表しました。