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中川克志の略歴、研究業績等をお知らせするウェブサイトです。
基本
1975年生まれ、横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院准教授。
専門:音響文化論。19世紀後半以降の芸術における音の歴史、理論、哲学(音のある芸術、サウンド・アート研究、音響メディア論、ポピュラー音楽研究、サウンド・スタディーズなど)。
現在、横浜国立大学都市科学部都市社会共生学科、大学院都市イノベーション学府建築都市文化専攻都市文化系(芸術文化領域)とY-GSCのスタッフ。
主な業績
:日本のサウンド・アート研究、アジアのサウンド・アート研究、欧米のサウンド・アート研究など。
『サウンド・アートとは何か――音と耳に関わる現代アートの四つの系譜――』(ナカニシヤ出版、2023年)が出版されました。
(出版社による書籍紹介ページ: https://www.nakanishiya.co.jp/book/b10044931.html)
近日中にブックガイドなどを公開予定です。
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中川克志 2022a 「サウンド・スカルプチュア試論――歴史的展開の素描と仮説の提言――」 横浜国立大学都市イノベーション研究院(編)『常盤台人間文化論叢』8。
---. 2022b 「クリスチャン・マークレー再論:世界との交歓」 東京都現代美術館(編) 2022 『クリスチャン・マークレー:トランスレーティング[翻訳する]』(東京都現代美術館、2021年11月20日-2022年2月23日) 展覧会図録 東京:左右社:182-190。
---. 2022c 「日本におけるサウンド・アートの系譜学――京都国際現代音楽フォーラム(1989-1996)をめぐって――」 『京都国立近代美術館研究論集 CROSS SECTIONS』10:48-58。。
---. 2021a 「台湾におけるサウンド・アート研究 試論――ワン・フーレイ(王福瑞、 WANG Fujui)の場合――」 横浜国立大学都市イノベーション研究院(編)『常盤台人間文化論叢』7: 157-181。 →横浜国立大学リポジトリ、本文
---. 2021b "History of Sound in the Arts in Japan Between the 1960s and 1990s" in: Charrieras, Damien, and François Mouillot. 2021. Fractured Scenes: Underground Music-Making in Hong Kong and East Asia. Springer Singapore: 225-239.
---. 2021c 「日本における〈音のある芸術の歴史〉を目指して――1950-90年代の雑誌『美術手帖』を中心に――」 細川周平(編)『音と耳から考える:歴史・身体・テクノロジー』東京:アルテスパブリッシング:484-497。
---. 2021d 「創作楽器という問題」 廣川暁生、明石薫(編) 2021 『サウンド&アート展 見る音楽、聴く形』 「サウンド&アート」展図録(アーツ千代田3331、2021年11月5日-21日) 東京:クリエイティヴ・アート実行委員会2021:34-36。
谷口文和・中川克志・福田裕大 2015 『音響メディア史』 京都:ナカニシヤ出版。
ジョナサン・スターン 2015(2003) 『聞こえくる過去:音響再生産の文化的起源』 中川克志・金子智太郎・谷口文和(訳) 東京:インスクリプト。
など。
◯中川を希望指導教員として大学院受験を希望する人へ
中川の大学院ゼミでは、〈20世紀以降の音に関わる文化〉を勉強したい学生を募集しています。
まずはメールで連絡ください。諸々相談しましょう。
ご用件のある方は katsushinakagawa (at) ynu.ac.jp までご連絡ください。
(2022-03-23記)