第15話. タミル人はスリランカから海流に乗って日本に「田んぼ」を始めとするタミル語を伝えた (2005/01/14予告編作成、2005/03/03そのまま発表)
大野 晋 博士 の「日本語とタミル語」は、日本語とタミル語の親近性について述べており、大変説得力があるのですが、何故はるかインドの言葉が日本に伝えられたのか、どのように伝えられたのかについては述べていません。そこが不思議でした。
先日、インド洋大津波の流木が大量に石垣島に漂着したというニュースがありました。津波から僅か10日かそこらで届いています。今回津波で大きな被害を受けたスリランカやインドにはタミル人が住んでいます。漂着した流木がタイやマレーシア、インドネシアからのものという可能性の方が大きいのかも知れませんが、スリランカやインドからのものが入っていた場合には、古代、タミル人が海を渡って日本に来たという話がありえる話となってきます。