ケルメスTOKYO in 下総 報告

日付: 2020年9月6日

場所: 下総運動公園

大型台風10号が九州を襲った9月6日に、「ケルメスTOKYO in下総」を開催しました。千葉・成田市の上空は湿った雨雲がどんどん流れていった。

ジュニアアスリート養成に向けたケルメスは、小学生から高校生までの次世代アスリート育成のためにある。この日は安全性の高い自転車専用サーキットで二列棒状になって周回を重ねて専門性の高い講習を実施。吉井講師以外のインストラクター達も実践的で役に立つ個別具体的なアドバイスし、それに応じて生徒達が熱く走りました。

室内講義では、「自分が弱いとは全然思わなかったけれど、ヨーロッパのロードレース参加2回にして自分はツール・ド・フランス参戦は無理だなと思いました。なぜそう考えたのか、みなさん分かりますか?」と特別講師である吉井功治さんが、ソーシャルディスタンスでゆったり座って受講生徒たちに問いかけた。

「密集ですかぁ?」と、鋭い回答の小学生、吉井講師はニヤリ。講義に使った動画に映し出された光景は、集団で肩は触れ合う、車輪がハスルは当たり前。凄まじい位置取りのゴールスプリント!!吉井講師は畳み掛けるように「アンダー12でも密集ゴールスプリントはヨーロッパでは普通。そうやって経験を積み重ねるからこそヨーロッパの選手達は走行技術がとても高い」と力説。そう、ケルメスTOKYO in下総では写真のように、サーキットだからできる自転車競技ならではのものでした。