TCFケルメスTOKYOin下総 報告

日時: 2019年12月7日 10時00分~13時00分

場所: 千葉県成田市 下総運動公園

充実の講義&室内実技で笑顔!

雪も降る可能性があった下総運動公園でのケルメスTOKYOin下総、急きょ予定変更で室内講習会に切り替えました。

それでも各地から小学生・中学生・高校生のレーサーが集結してくれました。

前半が講義、後半が多目的ホールでの室内実技でした。

1時限講義は「体力づくり」について。発育期の食事、とくに自転車競技に必要な栄養素、その摂取方法、栄養価のある食品を選ぶことの重要性を理解してもらいました。(栄養価の抜けた加工食品を食べないようにしたい) 10歳から15〜16歳の間で、急に身長がグ〜ンと伸びる前の1年間に心臓が大きくなるため、スポーツ心臓を創るトレーニング方法への理解を深めてもらいました。

休憩、ストレッチを挟んで、2時限講義は「集団走行のセオリーと戦略の基本」。

室内実技講習は、三本ローラー台を並べての疑似的密集走行。片手を離して横にいる選手に触れるボディコミュニケーション、ハスリによるバランス乱れ体験、逆三本ローラーに乗ることでシクロクロスでの泥濘地の轍走行のような疑似体験など、室内でなくてはできないスキル実習を行いました。

ローラー台講習を併行してメカニック講習も加え、車輪の振れ取りと、なぜ車輪が振れたりリムサイドが損傷するかをレクチャー。

また、待ち時間のある選手たちには資料映像を鑑賞していただき、アンチドーピング(赤血球ドーピングを含む)、1964年の東京オリンピックをはじめ、ロードレースの実写映像からも学んでもらいました。

本当は、晴れた空の下で思いっきり走れれば最高でしたが、みんなの笑顔に満ちた、充実したケルメスTOKYOin下総となりました。 閉校式では受講生の皆様から、とても勉強になったとの感想が述べられました。