TCFフレンドリーロード2019 報告
日時: 2019年11月10日 9時00分~15時15分
場所: 千葉県成田市の下総フレンドリーパーク (サイクルロードコース)
好天に恵まれた11月10日、千葉・成田の下総フレンドリーパークに55人もの参加者が集まりました。
内訳は小学生29人、中学生8人、高校生が18人。
東京都の自転車競技部がある高校生たちが、レーシングスキル習得度合いを深めるために参加。
今年はTCF強化から飯田コーチも指導に加わっていただき、密集した2列走行などを行ないました。
午前の仕上げは個人タイムトライアル。
食事のあとに多目的ホールで特別講義。2019年世界選手権を視察してきた吉井コーチが撮影してきた
ロードタイムトライアルの画像などを見る。その後、「パワーを出すための姿勢」を解説。聴講生5人に自然に立ってもらい、
誰が強いか、吉井コーチが見抜いてみせます。その見抜き方は?
両足を少し開き気味にして立つ。これがポイント。両足を揃えてしまうとパワーを出しにくい。
重量挙げでも、相撲でも、足を開いて立つのは力を入れるのに適しているからなんですね。
だから、ペダルのシューズクリート取付けも開き気味にするのが正解。
また、空気抵抗削減が大事なタイムトライアルではボトルを外して挑むべき、などのお勉強。
午後の実力別レースは4クラスに分けて実施。なんと上から2つ目クラスは高校生に混じって小学5年生のツワモノたちが
午前のタイムトライアル結果によって入り、彼らは小さなカラダで高校生に迫りました。
ケルメスなどで培った経験を遺憾なく発揮できたようで表彰台の一角に食い込む大健闘。
いちばん下のクラスでは小学3年生の女子が男の子たちを抑えて優勝。
元気な走りと光る汗!ジュニアアスリート育成の手応えを実感。
まだまだ普及イベントは続きます、奮ってご参加ください。