三ツ口谷
長石谷登山口より東海自然歩道を武平峠側へ1km程登ると三ツ口谷の砂防堰堤があります。堰堤上部の河原を南に渡るとその先が三ツ口谷の登山口です。堰堤上部の標高は690m 山頂までの標高差470mです。
湯の山街道最上部より東海自然歩道沿いに三ツ口谷堰堤まで登る。
堰堤上部の河原の左手奥に三ツ口谷の登山道がある。手前の沢は東多古知谷と峠谷の合流部。
谷の入口には最初から小滝が連続しますから右手の山腹に巻き道を取ります。巻き道から谷に戻り沢を渡ると直ぐに砂防堰堤があらわれ、左手から急登となります。
河原奥の谷沿いに左の巻き道を少し登つてから沢を横切り、左手より堰堤越えの急登をへて堰堤上部に出る。
滝の多い谷で、本来は沢の渡渉を楽しむルートではないかと思います。谷にかかる滝は全て、ある程度の登攀技術があれば滝の脇を登れますが、どの滝も谷の右側に手近な巻き道がありますから無理する必要も無いでしょう。
これ以降は沢沿いに気持ちの良い道が続きます。私の場合沢歩きが好きなので殆ど転石伝いに遡ります。途中に落差のある滝が2つ有ります。夏場には滝の飛沫を浴びなが渡渉するのも爽快ですが、どちらも右手下流より巻き道がありますから滑落の危険を承知で無理に滝に近づくこともありません。
初夏に渓の水音を聞きながら遡るのに丁度よい。どの滝も個性があって面白い。
行き止まりの滝。巻き道は右手手前の枝谷より迂回する。
左手の谷が壁の様に見える奥の大きな滝を越えると谷が開けます。滝の巻き道はすこし手前の右手よりの枝谷を少し行ったところに有ります。
右手の山腹の巻き道より、崩落場を越えて谷に戻ると谷の水も枯れ気味となり暫く進むと谷の中洲に長石尾根への分岐標識が現れます。
此処から谷を逸れて左側の尾根に上がれば長石尾根の登山道と合流します。そのまま谷を進むと、武平峠よりの登山道と山頂北面の大崩れのガレ場で出会います。
長石尾根分岐を左に取れば直ぐに長石尾根コースと砂ザレ場手前で合流。そのまま進むと山頂北面下の広大なガレ場へと出る。
谷コース最後の風化花崗岩のガレ場の急登は滑りやすく、尾根道を取るほうがコースの変化に富んでいて周囲の眺めも良いことから、大半の登山者が此処で長石尾根のコースへと回るようです。登山口から山頂までは2時間程です。