38年前になるが、1973(昭和48)年に「トイレットペーパー騒動」が起きた。発端は中東戦争が引き金になった原油価格高騰による世界規模の経済混乱 (オイルショック)であった。マスコミがトイレットペーパー騒動を大きく取り上げたため、全国へ広がり砂糖、醤油、洗剤なども相次いで姿を消した。 当時の買い占め騒ぎを経験したお年寄りが、スーパーに買い物に行ったら品物がなかったとのことである。今回買い占めに走った人達は1973年の買い占め 騒動の際は子供であり、自分自身の体験としては学習していないはずである。買い占めは本能的なものなのか、それともマスコミの影響だろうか。歴史は確実に 繰り返している。