4月19日夕方のNHKニュースでロボットが撮影した原子炉建屋内の映像が放映されていた.原子炉事故の場合人が近づくことができないため,東電も監督官 庁も情報不足に陥っていることを国民が認識するのにかなりの時間が必要であった.「お手上げ状態」であることは,関係者の記者会見やニュース解説の「進展 のなさ」で悟った人も多いと思う.また,「人が近づけないのならロボットを使えばよい」と考えた人もいるはずである.私もそのひとりであり,「ようやく実 現したか」と期待してみていたら,米国のロボットが活躍しているということを知りびっくり仰天した.