~「やられてもやり返さない、仏教だ!!」(築地本願寺)~
石井大和熱投、全員野球で超強豪・東京DKに徹底抗戦するも力負け!
ロシアがウクライナ全土に電撃侵攻を開始し、政府がマンボウ延長の検討に入るなど、ふざけたニュースが駆け巡ったこの日、一方で気温は最高14度まで上がる春の日和、ビッグアプセットナインは今シーズン第6戦のため聖地東台に集結だ。ところが試合前、今日マッチメークに応じて頂いた対戦相手の東京DK、なんと武蔵野市リーグ1部優勝の超強豪であることが判明、試3合前キャッチボールでも若手中心で遠投をぶんぶん繰り返す相手チームの雰囲気に、浮ついたビッグアプセットナインにも一気に緊張が走り、徹底抗戦の覚悟でプレーボールだ。
すると気合満載のビッグアプセットは、初回表の攻撃で見事な電撃攻撃を展開だ。先頭石井大和がフォアボールを選ぶとさっそく二盗、2番大間がチームバッティングの進塁打ファーストゴロで石井大和が3塁に進むと、3番山下が125キロ速球を鮮やかに弾き返し、これがセンター前ヒットとなって試合開始3分での電撃先制パンチだ!さらにビッグアプセットは攻撃の手を緩めない、続く4番芝田が外角速球を狙い打つとこれが右中間突破で一気に外野フェンス到達、快心のツーベースとなりワンアウト2・3塁とチャンス拡大だ!すると続く5番藪下のピッチャーゴロで3塁走者山下が果敢にスタートしホームイン、これで初回ビッグアプセットはいきなり2点を先制!鮮やかな電撃先制で超強豪相手に手ごたえ十分の立ち上がりだ。
しかし超強豪打線はその裏さっそくビッグアプセット先発小川に襲いかかる。1・2番を惜しくも連続フォアボールで出したあと、相手3番のセンター前の鋭いあたりがセンター石井大和の前でイレギュラーする不運でスリーランホームランとなりあっさり逆転、その後も攻撃の手を緩めずワンアウト満塁となったところで櫻町監督はたまらずピッチャーを石井大和にスイッチ、石井大和も絶対絶命のピンチでの登板にもかかわらず熱投、守備陣もショート大間の相手ベンチ称賛のファインプレー、ファースト芝田のタイムリー阻止の逆シングル好捕など奮闘するが、物量にまさる東京DKに押され初回9点を奪われあっさり劣勢となってしまった。
反撃に転じたいビッグアプセットは2回表、先頭小川がセカンド後方に落とすヒットで出ると田辺がフォアボールを選びノーアウト1・2塁と反撃開始だ。しかしここで小川がディレードスチールで憤死、後続も倒れこの回無得点。
すると2回以降もエース石井大和と超強豪打線とのガチンコ対決が続く。2回先頭の相手4・5番を連続三振でエースの意地を見せるが、この回もそこからエラーをきっかけにタイムリーを打たれ2失点、3回以降も東京DK打線は攻撃の手を緩めず、石井大和も力には力で立ち向かい、9失点ながら2自責点とガチンコ勝負だ。この熱投に守備陣も奮い立つ、2回にはレフト山下がレフト線打球を倒れこみながら好捕、3回には石井大和の見事な牽制で飛び出した1・2塁ランナーをランダウンプレーで挟殺、キャッチャー石井の3盗阻止、4回にはキャッチャー前小フライにキャッチャー村上の好判断でこれをゴロアウト、さらにツーアウト2・3塁からのセンター前ヒットに対し、センター薮下が猛ダッシュでこれを捕球、レーザービームで薮下・石井大和・村上の鮮やか中継プレーが決まり2塁ランナーをホーム直前タッチアウト!
こうしてビッグアプセット守備陣も必死で奮闘するが、超強豪の強力打線はほんのわずかな守備の乱れを見逃さず結局5イニングで18点を奪われる。一方ビッグアプセット打線は3回以降はフォアボール2つだけのノーヒットと沈黙、やれれてもやり返さない、専守防衛と仏教の精神を貫く試合のままゲームセットとなった。
試合は大敗となったが、若手主力を欠く戦力で超強豪相手に全力で立ち向かい、武器を置くことなく徹底抗戦した試合、石井大和の一歩も譲らぬ力勝負、数々の好プレー、山下・芝田の3/4番の快心のバッティングなど、単なる敗戦ではなく得るものも多かった。完全な力負けへの落胆と全力で戦い抜いた納得感、そしてこの教訓と収穫を来週以降のシーズンにぶつけていこう、と気を取り直し春の陽気となった石神井公園界隈をそぞろ歩きするビッグアプセットナインであった。
<監督談話>
東京DKと初対戦。武蔵野市1部優勝チームに対して初回、石井大和くんの四球から2盗、大間さんの進塁打から3番山下、4番芝田の怒涛の連続タイムリーで鮮やかな2点先制は見事。
しかし1回裏の大量点で大差がついてしまい、最後までリズムに乗れず大敗。
しかし先発小川さんの調子が出ない中、石井大和くんはロングリリーフで渾身のナイスピッチングでカバー、満塁のピンチで光った大間さんのショート守備、センター藪下ー石井大和ー村上の中継プレーでホームタッチアウト、レフト山下の気合いの球際ナイスキャッチ、芝田の1、2塁間ゴロのナイスキャッチ、打撃では大河原の1、2塁間を抜けようかといういい当たり、小川さんの執念のヒットなど、厳しい状況の中でも数々の光るプレーもあり、最後まで諦めずに戦ったこの気持ちを今後につなげましょう❗️
なお試合後に、2021年シーズン投手部門の最多勝、打撃部門の盗塁王を獲得した石井大和くんのトロフィー授与式を行いました。
石井大和くんおめでとうございます❗️
さて来週は現在マッチメーク中です。
決まり次第ご連絡しますのでよろしくお願いします。
では来週❗️
みんな、よろしく❗️