~「野球は無私道なり」(飛田穂洲)~
マダックス末永降臨!ストロングアーム橋本猛打賞!木全・大河原打棒爆発!チーム一丸の無私ベースボールで真夏の決戦を堪能!!
パリオリンピックが佳境、そして夏の甲子園も代表校が出そろっていよいよ開幕を迎える夏本番、今年の異常な暑さは午後3時に設定された光が丘グランドのプレーボールにも全く容赦なく35度の猛暑がビッグアプセットナインを襲う。しかしそんな中、この日の最大の目玉はあのチーム創業者にして通算186試合出場、そして第一期ビッグアプセットのエースとした148試合791回1/3イニングに登板し通算57勝のレジェンド中のレジェンド、あのマダックス末永が電撃復帰だ。ビッグアプセットへの参加は2018年以来6年ぶり、そしてマウンドに上がるのは2017年以来7年ぶりとなる末永が試合前灼熱の光が丘グランドに姿を見せるとビッグアプセットナインも最高潮の盛り上がり、先週復帰したストロングアーム橋本がこの日も参加、レジェンドたちの本格復帰でいやが上にも盛り上がるビッグアプセットベンチ、そして試合開始直前には先週も視察に訪れたあの伝説の名選手・アーロン黒須も私服姿でベンチに顔をみせ、専用のロイヤルボックスにどっかりと腰を下ろすとビッグアプセットナインも35度の猛暑にまけないヒートアップで、宿敵シルバーフォックスとのプレーボールを迎える。
初回表ビッグアプセットの攻撃はツーアウトから橋本がレフト前ヒット、芝田がフォアボールを選ぶが無得点、そしてその裏、ビッグアプセットとしては8年ぶりのマウンドに上がった先発マダックス末永、その立ち上がりはいきなり先頭バッターを三振に切って取る立ち上がり、続く相手2番にはセンター前に弾き返され後続を打ち取ってツーアウト1塁となったところでつづく相手4番は鋭くライト前に弾き返す、しかしここでこの日スタメンライトに入った木全がこの打球に対し全力ダッシュ、打球を鮮やかに救い上げるとそのままファースト芝田にレーザービーム!これが絵にかいたようなライトゴロとなりバッターアウト!初回にいきなり飛び出した木全のスーパープレーに、気温35度で直射日光を浴びる3塁側ビッグアプセットベンチもいきなりの最高潮ヒートアップで木全と末永を迎えハイタッチ!マダックス末永はビッグな援護をうけ最高の立ち上がりだ。
この後試合が動いたのが2回裏のシルバーフォックスの攻撃、デットボールを含む3四死球でワンアウト満塁としたところで相手9番が1・2塁間を破る打球、しかしこの打球にまたもライト木全が全力前進、決死の送球がショートバウンドとなったところをファースト芝田もこれを鮮やかに救い上げまたもライトゴロ成立!前代未聞の2つ目のライトゴロを決めた木全、この間にサードランナーが本塁生還し先制点を許すが、木全の度重なるスーパープレーにビッグアプセットナインも沸き立つ。この回、ツーアウトとなったところでファースト芝田のエラーが出てその後タイムリーも打たれ4失点となったが、この灼熱の暑さのなか木全の度重なるスーパープレーにビッグアプセットナインも全身に水を浴びながら気合を入れなおす。
4点を追うビッグアプセットの4回表の攻撃、ワンアウトから6番田辺が鋭くレフト前に弾き返し出塁すると、その後フォアボールと内野ゴロでツーアウト2・3塁、ここで酷暑で生き絶え絶えの相手バッテリーに一瞬の隙が生まれ、それを見逃さなかったのがサードランナーの田辺、一瞬の隙をついたまさかのホームスチールが見事に決まりビッグアプセットが1点を返す!この日30代は丸野ひとり、還暦未満の田辺、大間、橋本などは若手扱いとの村上監督の激を飛ばされ、見事にそれに応えた田辺の見事な走塁にビッグアプセットベンチも大喝采だ!
一方の先発末永、4回裏には3安打2四死球で3点、5回裏にも1安打2四死球で2点を失うが、磨き上げられた変幻自在の変化球がコーナーにきまり、その中で時折なげるストレートで三振を奪うなど、かつての剛球投手のイメージを一新、まさにマダックスにふさわしい変幻自在のピッチングでロイヤルボックスのアーロン黒須、そしてビッグアプセットベンチの屋根裏解説陣をうならせるピッチングだ。また久々の末永の登板を援護する高齢ビッグアプセット守備陣も奮起、3回には先頭バッターの右中間への鋭い打球にセンター西村が鋭くダッシュ、捕球態勢に入ってからボールを何度ももてあそびつつ最後はライト木全にトスしこれを納めるナイスキャッチ!そして同じ回のツーアウトから相手6番の左中間への打球、これに素早く追いついたセンター西村からカットに入ったショート橋本、最後は橋本からセカンド田辺への送球がばっちり決まりバッターランナーがタッチアウト!平均年齢50代終盤とは思えない鉄壁の守りでマダックス末永を盛り立てる。
一方のビッグアプセット打線、5回表にはレフトオーバーのツーベースで出た西村を3番橋本がこの日3安打目となるタイムリーで1点!そして迎えた最終回6回表の攻撃、山下のフォアボールのあとワンアウトから櫻町がこの日2本目となるヒット、丸野がフォアボールでワンアウト満塁でこの日はつらつ守備の木全が鋭くセンター前に弾き返しこれが2点タイムリーとなって、田辺、櫻町が生還!そしてさらにダブルスチールで2・3塁としたところで今度は最近打撃絶好調のノビータ大河原も鋭くセンター前に弾き返しこれで丸野、木全が生還する2点タイムリー、バッターランナーの大河原のセカンドに進みドヤ顔全開で2塁ベース上に仁王立ちだ!このスーパーな展開にビッグアプセットベンチも最高潮の盛り上がり、この盛り上がりにに乗じた大河原は次の村上の打席で果敢にスタート、3盗を試みるが3塁へのスライディング直前に左大腿部裏側に激痛が走りそのままベースに倒れこむノビータ大河原、最後は大河原の負傷という思わぬ展開もあったものの、最後の攻撃で最高潮の盛り上がりをみせたビッグアプセット、ようやく西に日が傾き始めた午後5時、灼熱下の死闘はようやくゲームセットを迎えた。
まだ8月が始まったばかり、長い夏はこれから始まる。しかしこの日は伝説のマダックス末永の劇的な復帰登板という大イベント、そしてGM黒須や屋根裏解説陣全員をうならせた変幻自在のピッチングはビッグアプセットにおけるマダックスの新たなチャプターの幕開けを告げるに十分のものだ。そして本格復帰2戦目となるストロングアーム橋本はこの日ツーベースとタイムリーを含む3安打猛打賞!ショート守備でもはつらつとしたプレーで全盛期を思わせる動き、試合後も満面の笑顔で充実感を表す橋本にビッグアプセットナインも大満足、そしてこの日、あのストロングボディ田辺がこの日3打席目で通算1,000打席を達成!櫻町、村上、西村、芝田、大河原、石井、大友、そしてこの日1,200打席に到達した山下につぐ史上9人目、2013年に本格参戦した田辺はほぼ10年で到達した通算1,000打席、参加以降常にほぼフル出場だからこそ成し遂げられるスピード記録、ビッグアプセット殿堂入りをほぼ確実とする快挙達成だ!
多くのレジェンド選手の本格復帰、木全・大河原の連続タイムリーという最後の盛り上がり、灼熱の気温35度のなか、参加の12選手全員がチームのために一丸となった試合、ロイヤルボックスから鋭い視線でチームの動きをチェックするアーロン黒須がビッグアプセットに贈った飛田穂洲の名言、「野球とは無私道なり」、全員がチームのため一丸となって戦う灼熱のグランドでの奮闘、そしてグランド外でも村上新体制のもとマッチメーク係櫻町、試合球係芝田など新体制でチームを支える体制が始動する。佳境を迎えるパリオリンピック、いよいよ開幕する夏の甲子園、いくつになってもチーム一丸となって戦う感動はその場に参加する全員に等しく与えられるものだ。試合は敗戦となったが数々のスーパープレー、一丸となって試合に臨む高揚感、田辺の偉大な記録達成や木全の度重なるスーパープレー、そして本格復帰のマダックス末永の鮮やかなピッチングなど、試合後直行する焼肉やまとでの祝宴でも話題は尽きることがない。これから迎える本格的な夏に立ち向かい、そしてこれからもつづく野球に、そしてチームに私をすてて貢献することを誓いながら、まだ空の明るい光が丘の街をさまよい続けるビッグアプセットナインであった。
<監督コメント>
先週に続き負けてしまったが、決して悔いることも恥じることもない。堂々と戦った平均年齢五十七歳の軍団に誇りと喜びを感じる。
久しぶりにbigupsetのマウンドで、レジェンド・末永が躍動!とても六十歳を超えるマウンドさばきとは思えない圧巻の姿……。素晴らしかった。
打撃では、櫻町の左中間真ん中を破る二塁打、西村のレフトオーバー二塁打、橋本くんの全打席でのしぶといヒット、田辺さんの芯打率100%の打棒、そして大河原の執念のセンター前タイムリーヒットなど、それぞれが持ち味を存分に発揮。
守備では、木全の二度にわたるライトゴロ封殺、西村のセンターでの縦横無尽での死守、橋本くんの中継プレーなど、好プレー続出で末永を盛り立ててくれた。
負けたのは、監督が一度も出塁できず、上位打線にチャンスを繋げなかったことが原因か。
次週に再チャレンジだ!
皆様へのお願いです。
今後の予定につきまして、先の予定がわかっておりましたら、なるべく早めに予定表へのご入力をお願いできればと思います。
常連メンバーの参加者が著しく少なく、試合をできるメンバーが揃わないと思われる時は、無理をして試合を組むことをしない方針です。
皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。