~「いまが野球人生のピーク!」~
バズーカ山下、通算400試合出場+通算300打点同時達成!!プリンス谷上、通算200本安打をホームランで飾る!!
攻守充実のビッグアプセットが野球人生のピークを彩る大量得点で圧勝!!
災害級の暑さがつづいた2025年の夏は9月に入っても衰えることを知らない。ビッグアプセットは9月も16時以降試合開催の方針を堅持し、この日は北区中央公園で王子Blitzと16時プレーボールの試合が組まれた。この日はアツモリ佐藤達路が久々の参加、さらに谷上が先週に引き続いて通算200本安打に、そしてバズーカ山下が通算400試合出場にリーチの状態で参加、試合前から祝賀ムード一杯のなか、初対戦の王子Blitzとの試合がプレーボール。
山下の史上8人目の通算400試合出場達成を祝うべく、ビッグアプセットは初回表から怒涛の先制攻撃をみせる。先頭佐藤、2番丸野がいずれもフォアボールで出塁、ダブルスチールで2・3塁としたところで相手先発投手のワイルドピッチで佐藤がホームインしまず1点先制!するとワンアウトから4番芝田が外角ストレートを快心の流し打ち、これが右中間を鮮やかに突破するタイムリーツーベースとなり丸野が生還、芝田が快心の4番の仕事でこの回2点目だ!さらにツーアウトから西村がフォアボールを選び1・2塁とチャンスが続いたところで谷上が登場、先週はトップバッターでやや力みがみられこの日村上監督はリラックスして打てる7番に起用、するとこれが完全に的中、インローのストレートをジャストミートした谷上の打球は左中間を完璧に突破、ボールがグランドを転々とする間に芝田、西村につづいて谷上がダイヤモンドを駆け抜け、史上8人目の通算200本安打をなんとスリーランホームランで飾るという千両役者ぶりに、初回からビッグアプセットベンチは最高潮のヒートアップで谷上とハイタッチだ!
谷上がビッグアプセットに登場したのは、いまから18年前の2007年11月23日、夢の島野球場でのみずほ証券野球部との一戦に助っ人として参加、まだ高校二年生だった谷上は上下純白のユニフォームで颯爽と登場し、この試合で左中間ツーベースを含む2安打1打点で鮮烈なデビューを果たした。それから17年10カ月、親同然の年長メンバーに大切に育てられ、大宮の名店・あじたろうでの栄養補給、成人直後の打ち上げでのビール解禁、そして何より最年長組の様々な人生経験を10代から早々と叩きこまれ人生の酸いも甘いも経験しながら育った18年間、節目となる通算200本安打は、櫻町、芝田、山下、西村、村上、石井、田辺につづく史上8人目、この海千山千のメンバーとついに肩を並べた谷上、その節目の記録をホームランで飾るという千両役者ぶりに、フリーマンパワーを改めて思い知ったビッグアプセットナインから祝福の嵐をうヶる。
いきなり初回5点を先制したビッグアプセットはさらに2回表、大河原フォアボール、佐藤痛烈なライト前ヒット、丸野満塁でワンアウト満塁から、この日通算400試合出場となった山下が鮮やかにライト前に弾き返し、これで大河原、佐藤が相次いで生還、山下はこれで通算300打点にもリーチをかける。
さらに攻撃の手を緩めないビッグアプセットは3回表、大記録達成で一気にリラックスした谷上がこんどは右中間にツーベースを放ち出塁すると、鈴木秀紀フォアボール、木全の打球が相手エラーを誘いノーアウト満塁、ここでビッグアプセットの満塁男、ノビータ大河原が登場、どすこい山川そっくりの上段の構えに鋭いスイングでファールを連発、ビッグアプセットベンチの期待が最高潮に高まったところで大河原は相手投手の速球をジャストミート、これがライト前に鮮やかに弾き返すヒットとなり、これで谷上が還り1点!ビッグアプセットベンチはお祭り騒ぎの盛り上がりだ。
さらにこの回、村上のサードゴロの間に1点、佐藤がセンター前に弾き返すタイムリーでさらに1点、そしてここで登場、3番山下がライト線に弾き返し、これで佐藤が2塁からホームインしこれで山下の通算300打点達成だ!今から22年前の2003年4月19日、上井草スポーツセンターでのエクソダス戦、この日ビッグアプセット公式記録第一線で最初の試合出場を記録した山下は、この試合の初回、左中間を破るホームランで初ヒット・初打点を記録、それから足掛け23年、この日通算400試合を記録する記念の試合に、通算300打点を達成だ!通算200本安打をホームランで飾った谷上と並び、通算400試合の日に通算300打点を記録する勝負強さにビッグアプセットベンチは最高潮のヒートアップだ!通算400試合は櫻町、大河原、村上、西村、芝田、大友、石井につぐ史上8人目、そして通算300打点は櫻町、芝田につぐ史上3人目の達成、つねにビッグアプセットのクリーンアップを担ってきたバズーカ山下の歴史を改めて思い起こされる大記録だ。
谷上、山下の大記録達成もあり試合はビッグアプセットペースで進む。この日先発の末永は先週以上に変化球がキレる、初回相手先頭をフォアボールで出すと後続を三者連続三振!2回裏には先頭打者をエラーで出すと、ワンアウト1塁から相手7番にセンター前に打たれ、ビッグアプセットの2塁への中継がやや乱れたのをみて1塁ランナーが3塁を回る、しかしここでカバーに入ったピッチャー末永が素早くボールをつかみホームへ転送、これがホームタッチアウトとなりピンチを脱する。試合は完全にビッグアプセットペースだ。
試合のほうは4回表、ビッグアプセットが相手投手の制球難につけこみ、さらに鈴木秀紀のセンター前ヒット、芝田のラッキーなタイムリー内野安打などもあり大量7点をさらに追加、その裏ビッグアプセット守備陣に乱れがでて相手に6点を返されたが、このまま試合は時間切れで20-6、ビッグアプセットの快勝でゲームセットとなった。
末永は自陣守備の乱れで6点を失ったものの4イニング自責点ゼロ、若手打線を変幻自在の変化球で翻弄し今季8勝目でハーラートップを独走、防御率も3点台に突入するなど安定感はますばかりだ。この日はさらに丸野がクローザーをつとめ1イニングをノーヒット無失点、先週の小川のピッチングも含めビッグアプセット投手陣も阪神タイガースと同様ブルペン陣含めた充実をみせた。
谷上、山下のダブル通算大記録達成に沸き立つビッグアプセット攻撃陣も、この日マルチヒット4打点の芝田が打率トップに立つとともに打点でも西村と並びトップに到達、さらにこの日3打点の山下が1打点差でこれを追う展開、通算200本安打をホームランで飾った谷上は今期第2号でホームランダービー単独トップに立つ、一方混戦の打率争いでは芝田、西村、山下、鈴木秀紀、櫻町の5人が3割台でしのぎを削るが、さらに田辺が規定打席に1打席、鈴木が3打席、谷上が4打席の僅差につけ、首位打者争いもますます混沌としてきた。
相変わらず日中は熱中症警報がつづくこの日も、ゲームセットとなる午後6時には太陽が沈み秋の風が吹き抜ける、恐ろしく暑い夏にも少しずつ終わりの気配が近づいてくる。大記録を達成した山下と谷上、変幻自在のピッチングで推定30歳若い打線を手玉に取った末永、そしてこの日最高の盛り上がりをベンチにもたらす劇的タイムリーを放ったノビータ大河原、これで大河原は今期10打点となり、ビッグアプセットの満塁男としての風格がさらに増してくる。全身汗だくになりながらもグランドを走り続けた山下、西村、櫻町、芝田、鈴木秀紀の最年長組、この日もフルイニングマスクをかぶり奮闘した村上、この日もヒットを放ち今期高打率を維持しながら最年長組の背中を僅差で追いかける木全、ビッグアプセットナインから栄養と人生経験を注入されながら今年ついにフリーマンとなって大記録を達成した谷上、キャリーケースを片手に東京と名古屋を往復し最年長組のいい点悪い点を学び成長過程にある丸野、そしてこの日ひさびさに登場、フリーマン兄弟入りでさらにそのプレーぶりに磨きがかかったアツモリ佐藤、全員がいまが野球人生のピークだ、と実感できる一日、夏の太陽がライト後方の西の空に夕焼けを残しつつ沈み、その美しい一日が終わろうとしている。
歴史に残る猛暑の今年の夏も、夕方を過ぎるとほんのわずかに秋の気配を感じるようになる。激闘を振り返りながらその舞台となったグランドをきれいに整備し、汗だくとなった全身に水を浴びて生き返るビッグアプセットナイン、年齢がいくつであってもいまが野球人生のピークだと実感できる、その思いを胸に生き返ったビッグアプセットナイン、きれいに整備されたグランドの向こうに少しだけ秋を思わせる夕焼けがみえる。夏の夕方、野球のあとの疲労と充実感、いくつになっても変わることのないこの快感を全身で感じつつ、ある者は家路を急ぎ、またある者は生ビールを求めて昭和の香りの残る十条商店街へ向かう。大記録を達成した山下、谷上を称えつつまた来週以降の奮闘を誓いながら、夕焼け空を見上げながら歩きはじめるビッグアプセットナインであった。
【監督コメント】
今日もしっかりと勝ちを収めることができた。まずはそれが良かった。
その過程、山下の400試合出場、300打点、谷上くんの200本安打と、記録ずくめの試合となった。
山下は、あと3に迫る300打点を2本の2点タイムリーで決めた。谷上くんはスリーランホームランで自身の記録を祝う。
どれも前にランナーが出てくれていたからの達成。チームでお二人の記録を盛り立ててくれた。
途中、エラーもあり、相手に6点取られてしまったのは反省材料だが、皆々がダイナミックに動きナイスゲームになったと思います。
来週以降も多くのメンバーのご参加をお願いします。
ちょっと早いけど、おやすみなさい。