⚾⚾⚾打者編⚾⚾⚾
20年間のシーズン個人記録の過去ベスト5、打者編その1です。
<打率>
1位 山下(2003) .556
2位 黒田(2005) .524
3位 黒田(2010) .510
4位 加藤(2018) .508
5位 黒田(2007) .500
5位 黒須(2012) .500
過去20年間で規定打席で打率5割を超えたのはなんとのべ6人、うちフェラーリ黒田が3度5割超えで首位打者を獲得しており、改めて黒田のスーパープレーヤーぶりを再認識だ。ちなみにシーズン首位打者の最低打率は2013年、2目の三冠王となった芝田の.326で2位は鈴木の.316だった。
<本塁打>
1位 黒田(2005) 10本
2位 櫻町(2005) 8本
3位 伊藤(2022) 7本
4位 塚野智己(2017) 6本
4位 加藤(2018) 6本
4位 伊藤(2019) 6本
2005年の黒田はいまだ圧倒的な歴代最多のシーズン10本、このシーズン黒田はわずか18試合、73打席で10本塁打という驚異の記録だ。フェラーリと称された快足でのランニングホームランは数知れないが、豊島区民球場での100m超えの柵越えホームランはいまだに脳裏に刻まれる圧倒的な記憶だ。この同じ年、櫻町は自己最多の8ホームランを放っているが、それでもホームラン王に届かず、1位は記録に残るが2位は残らない、という歴史の鉄則を思い知らされる結果となった。
<打点>
1位 櫻町(2005) 51打点
2位 山下(2008) 39打点
3位 橋本(2007) 36打点
3位 芝田(2011) 36打点
5位 伊藤(2018) 34打点
この後にもたくさん出てくるが、2005年シーズンの櫻町はすごかった。シーズン51打点は通算2位の2008年の山下に12打点差の圧倒的トップ、今後も決して破られることがないと思われる大記録だ。この年の打点2位は末永、黒田、芝田の23打点、彼らの倍以上の差をつけた圧倒的打点王だった。
<盗塁>
1位 福原(2005) 51盗塁
2位 西村(2014) 42盗塁
3位 石井(2016) 41盗塁
4位 塚野智己(2015) 36盗塁
4位 石井(2017) 36盗塁
打点の櫻町と並び2005年のアグレッシブ福原の51盗塁は今後破られることがない大記録と思われる。2000年代の不動のトップバッターで独特のキャラでチームの人気者だった福ちゃん、子育てや仕事もひと段落し久々にその快足ぶりをまた見せてもらいたいものだ。
<試合数>
1位 櫻町(2022) 45試合
2位 櫻町(2005) 41試合
2位 櫻町(2006) 41試合
4位 櫻町/大河原(2021) 40試合
5位 西村(2015) 39試合
櫻町がベスト5のうち4回独占、参加率の圧倒的な高さを見せつけた。櫻町はシーズン全試合出場も過去6回、一方大河原も過去全試合出場が3回、歴代4位タイにも食い込みビッグアプセット精神的主柱の存在感を示した。
20年間のシーズン個人記録の過去ベスト5、打者編その2。
<打席数>
1位 櫻町(2005) 152打席
2位 櫻町(2006) 137打席
3位 西村(2015) 124打席
4位 櫻町(2008) 120打席
5位 芝田/谷上(2009) 118打席
巨鯨ビッグ櫻町が上位ベスト中3つランクイン、参加試合数の高さと常に上位打線に君臨する歴史を証明した。特に2005年の年間152打席は、本人とチームの両方の打撃好調さが両立しないと達成できない不滅の記録だろう。
<安打数>
1位 櫻町(2005) 42安打
2位 芝田(2011) 41安打
3位 伊藤(2018) 40安打
4位 山下(2006) 39安打
5位 櫻町/芝田/山下(2008) 35安打
これも2005年櫻町が史上最多の42安打、2011年、1回目の三冠王を獲得した芝田がわずかに1安打及ばず2位、2018年の伊藤もあわせ過去20年間で年間40安打超えはわずか3人だ。5位の2008年、櫻町、芝田、山下の3人が35安打で最多安打を分け合ったが打数が最も少なかった芝田が首位打者に輝いた、この3人によるクリーンアップの最盛期だ。
<得点>
1位 村上(2005) 39得点
2位 石井(2016) 36得点
2位 石井(2017) 36得点
4位 芝田(2008) 34得点
5位 石井大和(2022) 33得点
これも2005年、村上が史上最多の39得点、同年史上最多の38四死球に27安打を放った村上が、史上最多安打の櫻町、ともに3割超えの芝田、山下が返し得点を重ねたシーンが思い起こされる記録だ。2・3位は2010年代後半に上位打線に定着した石井、そして今シーズン初の最多得点を記録した石井大和が史上5位に食い込んだ。
<四死球>
1位 村上(2005) 38四死球
2位 西村(2012) 36四死球
3位 田辺(2022) 35四死球
4位 大友(2008) 34四死球
5位 西村(2014) 33四死球
得点と同じく2005年の村上が史上最多、このシーズンの村上のチーム貢献度の高さを思い知らされる。西村が2・5位に食い込み、2010年代にトップバッターとして出塁を重ねたシーンが思い起こされる。大友が史上4位、2008年の34四死球、秘技も加えるとこの時代のビッグアプセットの貴重な得点源だったことがわかる。今シーズン、満身創痍で奮闘した田辺は史上3位に輝いた。
<三塁打>
1位 櫻町(2009) 6三塁打
1位 石井大和(2022) 6三塁打
3位 櫻町(2006) 5三塁打
4位 芝田(2004) 4三塁打
4位 櫻町/末永(2005) 4三塁打
4位 橋本(2007) 4三塁打
シーズン三塁打記録は櫻町がベスト5に3度食い込んだが、これが本来であればホームランであるべきものが多く含まれると思われる。その意味では通算ホームラントップの櫻町の実質本塁打記録はもっと上の数字のはず、と解釈される。今シーズンの石井大和はトップタイの6三塁打だが、これは櫻町と違って足で稼いだ記録なのは皆の知る通り。18年前、41歳の芝田は年間4度も三塁まで走ったという事実が時の流れを感じさせる。
20年間のシーズン個人記録の過去ベスト5、打者編その3。
<二塁打>
1位 櫻町(2005) 13二塁打
2位 山下(2010) 11二塁打
2位 芝田(2011) 11二塁打
2位 櫻町(2017) 11二塁打
5位 橋本(2008) 10二塁打
5位 塚野智己(2015) 10二塁打
5位 塚野敦也(2019) 10二塁打
5位 櫻町(2020) 10二塁打
またも2005年の櫻町が歴代トップ、櫻町はここでも3つランクインしており、変わらぬ長打力を見せつけた。橋本の2008年の大活躍も思い起こされる。
<出塁率>
1位 黒田(2010) .630
2位 山下(2003) .613
3位 黒須(2012) .596
4位 黒田(2005) .589
5位 黒田(2007) .576
2000年代のスーパースター、フェラーリ黒田が3つランクイン、改めてその貢献度の高さを見せつけた。特に2010年の黒田は打率.510、そこに1割以上上乗せした驚異の.630は今後も破られる可能性は低いだろう。3位には黒須が貫禄のランクインだ。
<長打率>
1位 黒田(2005) 1.127
2位 伊藤(2022) 1.000
3位 山下(2003) .925
4位 黒田(2019) .922
5位 加藤(2018) .921
長打力と俊足を持ち合わせた者だけが与えられる最高長打率の称号、歴代上位には納得のメンバーが並び、ここでも黒田が2つランクイン。特に2005年の黒田、今シーズンの伊藤は長打率10割超え歴代2人だけどいう輝かしい記録だ。2020年、三冠王に輝いた塚野敦也は.919で次点だった。
<シーズンマルチヒット試合>
1位 伊藤(2018) 14試合
2位 山下(2006) 12試合
3位 芝田(2011) 12試合
4位 山下(2008) 11試合
4位 塚野智己(2014) 11試合
4位 塚野智己(2019) 11試合
加藤と激しく首位打者を争いわずかに及ばず涙をのんだもののMVPに輝いた2018年の伊藤が歴代トップの年間14試合、2位以下のメンバーもそれぞれの時代に固め打ちのイメージを思い出させる顔ぶれだ。今シーズン、かなり固め打ちをしていた印象のある石井大和も何件マルチヒットは7試合、年間10試合超えがいかにハイレベルかがわかる。
20年間のシーズン個人記録の過去ベスト5、打者編おまけ。
<三振>
1位 大河原(2022) 49三振
2位 大河原(2005) 44三振
3位 大河原(2007) 43三振
3位 大河原(2018) 43三振
5位 大河原(2019) 42三振
通算最多三振断トツトップを走る大河原がベスト5を独占、特に今シーズンは2005年のみずからの年間記録を17年ぶりに更新するという偉業をなしとげた。大河原は6位以下もランキングを独占、ようやく歴代10位に2014年の大友の36三振がランクインだ。
🌈🌈🌈投手編🌈🌈🌈
20年間の個人記録の過去ベスト5、投手編です。
<勝利>
1位 石井(2017) 25勝
2位 石井(2015) 21勝
2位 石井(2016) 21勝
4位 石井(2014) 20勝
5位 石井(2022) 16勝
スーパーひとしくん石井がベスト5を独占、シーズン20勝はなんと4回、特に2016年はチーム22勝のうち21勝を上げるという大車輪の活躍だ。その後伊藤、石井大和とエース奪還の挑戦を受けながら今期2022年に16勝で歴代5位に入ったのはあっぱれだ。次点6位には2018年15勝の伊藤、8位には2007年14勝の末永が入った。
<防御率>
1位 伊藤(2018) 0.71
2位 石井(2015) 0.89
3位 石井(2017) 0.90
4位 石井(2019) 1.03
5位 石井(2013) 1.12
2018年伊藤の防御率0.71が歴代トップ、2015年・2017年の石井と合わせ過去3回も防御率ゼロ点台を達成している。プロ野球でも歴代最高は1970年村山実の0.98、歴代2位が1956年稲尾和久の1.06で、その記録の偉大さを改めて再確認だ。
<奪三振>
1位 石井(2015) 169奪三振
2位 石井(2014) 165奪三振
3位 石井(2017) 157奪三振
4位 伊藤(2019) 151奪三振
5位 伊藤(2018) 150奪三振
ここでも石井がトップ3を独占、伊藤が大車輪の活躍をした2018・2019年をも上回るトップ3の成績、やはり10年前の石井は変化球だけでなく速球も速かった。ベスト5圏外では8位に2007年の末永の110奪三振がランクインした。
<セーブ>
1位 石井(2011) 6セーブ
2位 末永(2007) 5セーブ
3位 小川(2022) 4セーブ
4位 石井(2012) 3セーブ
4位 石井大和(2020) 3セーブ
4位 石井大和(2021) 3セーブ
2011年、まだ谷上が石井とともに先発2本柱だった時代、石井は先発でシーズン6勝を上げながらもリリーフでも6セーブをあげる大車輪の活躍だった。2位の2007年の末永は、楠本先発から末永リリーフの勝利の方程式が確立した時代の成績。今シーズン2022年のライアン小川が4セーブで歴代3位に入った。
🌸🌸🌸打撃タイトル編🌸🌸🌸
20年間のタイトル獲得数ベスト3、打撃タイトル編その1。
<首位打者> (合計10人)
1位 芝田 4回
1位 塚野智己 4回
3位 山下 3回
3位 黒田 3回
芝田と塚野智己が4回でトップタイ。芝田は2008年に初獲得した後、2011/2013年に三冠王に輝いているが、その後海外勤務をへて2021年に8年ぶり、史上最年長58歳の首位打者に返り咲いた。トップタイの塚野智己は2014年から2016年の3年連続を含む4回、2010年代10年間のうち4回という充実ぶりだった。次点はいずれも1回ずつの橋本(2009)、黒須(2012)、富澤(2017)、加藤(2018)、塚野敦也(2020)、伊藤(2021)、2017年の富澤は規定打席未達ながら認定首位打者となった珍しい記録だ。
<本塁打王> (合計13人)
1位 芝田 4回
2位 黒田 3回
2位 鈴木 3回
2位 塚野智己 3回
2位 塚野敦也 3回
芝田が通算4回でトップだが、2013/2014年の連続獲得はいずれも2本という低スコアでの獲得、2位は3回で4人が並んだが次点はいずれも2度獲得の橋本、丸野、加藤、伊藤。合計13人は個人タイトルのうち最も数が多く、毎年激戦となるタイトルだ。
<打点王> (合計9人)
1位 櫻町 7回
2位 芝田 4回
3位 山下 3回
櫻町が圧倒的トップの7回、打点王7回は王貞治の13回に次ぎ、野村克也と並ぶプロ野球でも史上2位タイ、巨鯨ビッグの勝負強さの歴史を物語っている。特に2015年から2017年にかけて50代に入っての3年連続獲得、2003年から2021年まで足掛け19年に渡っての獲得、さらに2021年打点王は芝田と並ぶ歴代最年長タイトルと、話題にも事欠かないあっぱれな記録だ。
<盗塁王> (合計9人)
1位 石井 6回
2位 福原 4回
3位 黒田 2回
3位 西村 2回
3位 塚野智己 2回
3位 石井大和 2回
投手部門もタイトル独占する石井が盗塁王でも通算トップの6回受賞、改めて石井の貢献度の大きさに脱帽だ。2位以下はおなじみの顔が並ぶが、ランク外の意外なところでは、2009年に芝田が20盗塁で1度、盗塁王に輝いている。昔は足が速かったのだ。
20年間のタイトル獲得数ベスト3、打撃タイトル編その2。
<最多試合出場> (合計9人)
1位 櫻町 11回
2位 芝田 4回
3位 大河原 3回
櫻町が過去20年間で11回最多出場と圧倒的トップ、2005年にはじまり特に監督就任後の2016年から今シーズンまで7年連続で最多出場を続けている。次点の大友は2003年と2014年の2度獲得だ。
<最多打席>(合計9人)
1位 芝田 6回
2位 櫻町 4回
芝田、櫻町、石井の3人で20年間のうち14年を占めた。次点は西村、トップバッターをつとめることが多かった2014/2015年に連続受賞、懐かしいところでは2004年には楠本、逆に村上は2022年に史上最年長59歳で初受賞だった。
<最多安打>(合計8人)
1位 芝田 6回
2位 山下 4回
2位 櫻町 4回
2位 塚野智己 4回
トップの芝田は2004年に初受賞以来最多安打6度、2021年には史上最年長58歳で獲得、2位タイには山下、櫻町、塚野智己が4度で並んだが、塚野智己は2014年から2016年まで3年連続で受賞、一方2008年には芝田、山下、櫻町が35安打でトリプル受賞するという快挙もあった。最近では2018年伊藤、2020年加藤、2022年石井大和と初受賞がつづく。
<最多得点>(合計12人)
1位 山下 3回
1位 芝田 3回
1位 石井 3回
通算で12人が受賞している激戦区、山下、石井、芝田が3回でトップに並んだが、次点は黒田、西村、塚野智己がそれぞれ2度で並ぶ。最近では2018年伊藤、2020年加藤、2022年石井大和といったフレッシュな顔ぶれが並ぶが、その中で2021年櫻町が58歳で初受賞という快挙もあった。
、
<最多四死球>(合計9人)
1位 西村 7回
2位 大友 3回
2位 石井 3回
イメージ通り西村が7回でトップ、2007年から2020年まで満遍なく受賞しており長年にわたるチーム貢献を再認識される。2位大友は2003年、2008年、2010年の3度受賞、2位タイの石井は2016年から3年連続だ。懐かしいところでは次点の橋爪が2004年、2006年の2度受賞しておりその慎重なプレーぶりが懐かしく思い出される。村上も橋爪とタイの2度受賞している。
❄❄❄投手タイトル編❄❄❄
20年間のタイトル獲得数ベスト5、投手タイトル編。
<最多勝>(合計5人)
1位 石井 8回
2位 末永 6回
3位 谷上 4回
4位 伊藤 2回
4位 石井大和 2回
イメージ通り石井が8回でトップ、末永は2003年から6年連続受賞だが2008年からは谷上が4年連続、そして2012年以降は石井が6年連続を含む8度の受賞、ビッグアプセットの歴史を彩るエース達が勢ぞろいだ。
<最優秀防御率>(合計6人)
1位 石井 12回
2位 末永 4回
3位 楠本 1回
3位 谷上 1回
3位 橋本 1回
3位 伊藤 1回
これも石井が12回受賞と圧倒的トップだが、末永に続く3位に4人が並んだ。楠本の受賞は2007年、末永大エース君臨時代に最優秀防御率タイトル獲得は今考えても快挙だ。谷上は2008年、橋本は2009年の受賞、この頃はこの2人がチームの大黒柱だった。以外なところでは石井大和がまだ受賞していないこと、2年連続最多勝と最多奪三振に輝いた2020/2021年はいずれも石井にタイトル受賞を阻まれており、偉大な父の壁はまだ高い。
<最多奪三振> (合計5人)
1位 石井 9回
2位 末永 6回
3位 伊藤 2回
3位 石井大和 2回
5位 谷上 1回
石井が9回で断トツトップ。創業者末永が2003年から2008年まで6年連続受賞したあと翌年は谷上、そして2010年から石井が8年連続受賞し、2018から伊藤、2020年から石井大和がそれぞれ2年連続受賞したが、今シーズン2022年には石井が5年ぶりに返り咲き、あっぱれだ。
以上で個人記録コーナーは終わりです。チーム記録は適宜大河原から、芝田はビッグアプセット年表編に続きます。
🥎🥎🥎三賞編🥎🥎🥎
シーズン個人記録ランキング/追加です。
<MVP>(合計10人)
1位 石井 7回
2位 芝田 3回
3位 山下 2回
3位 伊藤 2回
スーパーひとしくん石井が2012年から2017年までの6年連続そして2022年に5年ぶりの獲得で通算7回のMVP受賞と断トツトップ、2021年に9年ぶりの首位打者に返り咲いた芝田が58歳で史上最年長MVPに輝くなど3度受賞で2位、山下は2003/06年、伊藤は2018/19年の2年連続受賞だ。あとは各一度ずつ受賞の楠本(2004年)、櫻町(2005年)、橋本(2007年)、谷上(2009年)、黒田(2010年)、塚野敦也(2020年)とつづく。
<MIP>(合計11人)
1位 大河原 5回
2位 櫻町 3回
3位 加藤 3回
大河原は2007年に初受賞してから2014、2017、2021、2022年と各年代にわたり満遍なく受賞しトップの5回、ビッグアプセットの歴史上つねにチームを支えナインに強い印象を残してきたことを窺わせる。櫻町もMIPランキング常連で3回受賞、加藤は2018年から2020年まで3年連続、強烈な打撃でチームを引っ張った。
<ゴールデングラブ>(合計10人)
1位 塚野敦也 4回
2位 村上 3回
3位 山下 2回
3位 橋本 2回
3位 石井 2回
3位 谷上 2回
塚野敦也は2017年から2020年まで4年連続受賞でトップ、フル出場期間が比較的短いことを考えるとこの期間で4回受賞は驚異のハイペースだ。特筆すべきは3度受賞で2位の村上、2007年に初受賞した後本タイトルからは遠ざかっていたが、2021年に正捕手への劇的カムバックで14年ぶりに受賞すると翌2022年も連続受賞、史上最年長記録を更新しつづけている。
🌙🌙🌙対戦相手ランキングベスト20🌙🌙🌙
ビッグアプセット20年の歴史で対戦した相手は延べ350チーム近くにのぼります。
その中の対戦回数ベスト20は次のとおり、いずれも長い年月でしのぎを削ったまさに宿敵です。
興味深いのはベスト20の勝敗合計が128勝128敗(16引分)と勝敗数が同じこと。
唯一勝ち星のないローヤーズなど一部例外はあるもののの、実力が拮抗する相手との対戦が多いことがわかります。
🏟️ 🏟️ 🏟️ 球場ランキングベスト20🏟️ 🏟️ 🏟️
ビッグアプセット20年企画、記録編の最後は球場ランキングベスト20です。
過去20年間で利用した球場は110個所、これは「ボールボーイネット」に掲載されている502個所(東京23区119、東京都下97、埼玉県115、千葉県95、神奈川県76 2023年1月現在)の球場数の2割にのぼるもので、ビッグアプセットがかなり広範囲に活動しているかがうかがえます。
上位には大宮健保グランド、東台球場、城北中央公園、夢の島などおなじみのグランドが並び、目を閉じるとグランド風景が脳裏に浮かぶだけでなく、最寄り駅からの道のりや打ち上げ会場までが思いだされてきます。