~「野球の鉄人達」~
真夏の対決でHFLionsに力負け
週の真ん中は雨模様で戻り梅雨かと思われた日本列島であったが週末は再び猛暑。11時から13時の本格的な暑さの中、萩中公園で行われた初対戦となるHFLions戦は、年齢差約二倍の若手チーム相手に健闘するも力負けに終わった。
初回、先発小川は先頭打者にライト前の不運なヒット。二番には左中間への三塁打で先制点を許す。三番のサードゴロではサードランナーの挟殺プレーで守備が乱れて2点目。しかしそこから立ち直り、犠牲フライで3点目を与えたもののまずまずの立ち上がり。
その裏、ベンチの反撃開始の期待に応えて先頭黒田のバットが一閃。弾丸ライナーの打球がレフト側のホームランゾーンのネットに突き刺さる!ツーアウト後、山下がライト前に技ありのヒットを放つがこの回の反撃は1点どまり。
二回表、小川はテンポよく三者凡退に打ち取ると、その裏のビッグアプセットも1ヶ月振り出場の西村のクリーンヒット、橋爪のフォアボールでチャンスを作るも無得点。
三回表、フォアボールで出した先頭打者を盗塁とエラー、内野ゴロでかえしてしまい1点を失い、更に満塁のピンチを招くがここで小川が踏ん張り最小失点に抑える。
三回裏、先頭大河原が初球の外角高めストレートをライト前にはじき返して出塁。続く村上がデッドボール、黒田もフォアボールでノーアウト満塁のチャンス。二番丸野がレフト前ヒットで大河原が生還して1点を返す。セカンドランナー村上も果敢にホームを狙うが三本間で転倒するアクシデントでワンアウト。この後山下のフォアボールで満塁まで食い下がるがこの回は1点どまり。
4回表、力投を続ける小川だが、3安打と2四死球で2点を追加され2対6。徐々に点差を広げられてくる。
そして、5回表、小川に代わり丸野がマウンドに。村上の負傷により予定を変更しもともとキャッチャー出身の木全がマスクをかぶる。いったんベンチにさがった橋爪が山下にかわりレフト、ライトに大河原が入る。暑さの中、内野陣とセンター黒田を除く全ポジションを変更しての総力戦の布陣をしく。
しかし、一部メンバーが三十歳代、ほとんどが二十歳代と年齢差半分のHFLions打線が丸野に鋭く襲い掛かり、長短三安打とエラーもからみ3点を失いなおもワンアウト満塁。ここでサード芝田が給水タイムをアピール。再開後のマウンドには丸野にかわって小川が再度ベンチから登る。小川はまさかの本日二回目のマウンドにもかかわらず1安打で追加点を与えたものの最後まで投げ切った。
その裏のビッグアプセットはツーアウトからの黒田の右中間のヒットなどで最後の反撃の意地を見せたが、結局2対13での力負けとなった。
しかし今年初の本格的猛暑の中、全員野球で乗り切ったのは大きな成果だ。先発で力投し更にリリーフのマウンドに登った小川、キャッチャーとピッチャーの二役で奮闘の丸野、先制ホームランの黒田、久々のマスクにもかかわらず声を出し続けた木全、フルイニング出場の内野陣。ビッグアプセットの鉄人達は試合後も照りつける太陽の下、次週に向けて英気を養うべく絶品餃子を求めて路線バスで蒲田に向かうのであった。
【試合コメント】
暑さ厳しい中、若手精鋭軍団相手に皆さん頑張ってくれました。
先発の小川さんは思いっきり腕を振り、強力打線に真っ向から勝負してくれた。キャッチャー丸野くんとの呼吸もよく、二回先頭打者のライトフライを橋爪がナイスキャッチしてからのテンポのいいピッチングは小川さんの真骨頂。その他、点を取られてしまった回も果敢に腕を振り、ナイスピッチングだった。
三回裏のこちらの攻撃で、ノーアウト満塁から丸野くんが起死回生の左中間ヒット! ここで4対3と迫り、なおもチャンスが続くと思われたが、その時二塁ランナーだった私・村上が三塁ベースを踏みホームへ向かおうとしたその瞬間、足が空回りし、体は進んでいるのに足がもつれてしまって足がついてこない、体は空中に浮いてしまった。もう少し落ち着け! とも思ったが、時既に遅く、体は一瞬宙に浮きそのまま地面にたたきつけられるように落ちてしまった。ヘルメットを被った頭を地面に打ち、小生は何がどうなったのかわからず、「まだ間に合う! 走れ!」という声を聞き、必死に立ち上がり走ろうとするも、顔面が痛く、視界もボヤけ、挟殺プレーの末、結局、相手キャッチャーにタッチされてアウトとなってしまった。
この得点機、着実にもうちょっと点を積み上げられていれば、この試合の行方はわからなかった。
申し訳ない。私のせいで負けてしまった。
小川さんの力投、黒田くん、丸野くん、山下、西村、小川さん、大河原らのクリーンヒットは見事だった。特に、初回の黒田くんのフェンスオーバーのホームランは最高! さすがです!
実は、打つ前に西村が「ここで黒ちゃんにホームランを打ってもらって……」と言った瞬間の予告ホームランだった。
監督が負傷する中、元監督の重鎮・三塁手芝田選手が、監督の代わりとばかりにチームが厳しい局面でタイムを取る。キャッチャーからリリーフピッチャーを任され暑さで苦しむ丸野投手から「小川投手にスイッチした方がいい」との監督への進言もあり、窮地を切り抜ける場面もあった。
暑さ厳しい中での、Z世代軍団とのガチンコ対決! 負けはし、転んでしまったが、清々しい気持ちは残った。
基本のランニング、キャッチボールなどをもう少ししっかりできていれば、もう少し食い下がれたかな。また、次……、頑張ろう!
【その他、ご連絡】
さて、今後の予定等ですが、夏場は健康面・安全を考慮して、基本的にナイターでの試合にしていく予定です。
また、8月9日、16日の土曜日はお休みとします。
その他の7月、8月、9月の日でも、涼しい時間帯で試合が組めない場合は休みとする可能性もありますので、HPの日程表で適宜ご確認いただくべくお願いします。
新しいユニフォームですが、皆様に出していただいたご希望でミズノに注文をいたしました。その関連で、代金振込等の諸連絡を大河原殿からさせていただく予定です。皆様のご対応をお願いいたします。
引き続きの積極的なご参加、重ねてお願い申し上げます!