~「安心してください、勝ってますよ!」~
アツモリ佐藤・若巨鯨マグナム鈴木、驚異の迫撃弾!全員野球でクラッチ芝田の通算500試合を飾る快勝で開幕2連勝!!
激動の2023年シーズンを勝率5割で勝ち抜き迎えたビッグアプセット通算27年目となる2024年シーズン、開幕戦を快勝で飾って今年こそロケットスタートを目指すビッグアプセット、この日の開幕第2戦はクラッチ芝田の史上5人目の通算500試合となる記念の試合だが、それ以上にこの試合に臨むビッグアプセットナインにはある強い決意があった。
それはこの開幕2戦目の相手、安信タイガースだ。かつて「みずほ統一王座決定戦」を争った宿敵だが、実は2021年シーズンまでは通算10戦10勝、無敵の強さを誇った相手だ。今からほぼ4年前の2020年2月15日、この日も通算10対戦目で6-0の完勝、この日は櫻町が通算400本安打を放ち、途中までノーヒットピッチングの石井が完投勝利をおさめるなど完璧勝利で隙を与えなかったビッグアプセット、思えばその日はクラッチ芝田が今にいたる戦評ライターとしてデビューした日であり、今につづく戦評タイトルの第一弾、「地位は人をつくる」を掲げた記念すべき試合であった。それはともかく、この時点まで安信タイガースに対し死角はまったくない無双状態のビッグアプセットであったが、コロナ禍を経て事態は一変、その後2021年から2023年には対安信タイガース戦は3戦3敗、それも強力左打者を揃えた強力打線に打ち込まれ一方的な敗戦が相次ぎ、ついには昨年最終戦では守備陣が崩壊し2-10で完敗、この3年間は3連敗という、まったく安心できないタイガース状態に陥ってしまったのだ。つまり今期一気に復活をかけるビッグアプセット、開幕ダッシュが本物であるのかを占うには格好の舞台がここに用意された、夢の島に集合時間通りに参集したビッグアプセットナイン11人は固い決意で試合に臨む。
こうした迎えたプレーボール、しかし強い思いとはうらはらに、ビッグアプセット先発の石井は初回表、相手先頭打者にセンターに弾き返すと続く相手2番にフォアボール、いきなりノーアウト1・2塁のピンチでつづく相手相手3番に鮮やかに三遊間を破られあっさり1点を献上、初回ノーアウトでの相手先制に今日もやられるのか、と重い空気が3塁側ビッグアプセットベンチを覆いは自前る。しかしここで踏みとどまったのはスーパーひとしくん石井だ、ノーアウト1・2塁のピンチで素早い2塁牽制、この日ショートに入った塚野敦也の鮮やかなタッチプレーもきまりこれで牽制タッチアウト!これで一気にナインの緊張を解いた石井は後続もたち初回を1点で抑える。
するとその裏、ビッグアプセット先頭打者のアツモリ佐藤がやってくれた。緊張感の残るベンチの不安を払拭する初球フルスイングの打球がセンター後方を襲い、ボールが転々とする間に佐藤は快足を飛ばしてダイヤモンドを駆け抜けるランニングホームラン!先制されたその裏、初球をしとめた佐藤の男気にビッグアプセットベンチが奮い立つ、初回裏で同点だ!
すると同点で迎えた2回裏、ここで奮起したのは単身赴任の地、はるか315キロメートル離れた名古屋からこの朝球場にかけつけたアキバキング丸野だ。この回先頭打者としてデットボールで出塁すると2盗、3盗を連続で決めるとツーアウトから田辺の打席でのワイルドピッチに反応、3塁からダッシュでホームを落とし入れ、これでビッグアプセット2-1の勝ち越しだ!
さらにつづく3回裏、この回先頭の村上がライトへ技ありのヒットで出ると、つづく大河原のピッチャー前のゴロがエラーを誘いノーアウト1・2塁とチャンスメーク、その後佐藤のフォアボールもあってワンアウト満塁としたところで3番塚野敦也がフォアボールを選んで押し出し、これで3点目だ!
その後ビッグアプセットはエラー絡みで1点を返され3-2と1点差に詰め寄られたところで迎えた6回裏、先頭芝田が三遊間を破り出塁すると登場したのは今期初出場の鈴木、ファウルで粘った末に低めストレートをフルスイングするとその打球は快音を残して左中間を突破、全員総立ちのビッグアプセットベンチの歓声をうけて左膝がまだ完治しない芝田と重戦車鈴木がダイヤモンドを必死の形相で疾走、最後は相手左中間からの決死の中継プレーと間一髪となった鈴木がホームに怒涛のなだれ込みでセーフ、驚異のツーランホームランで2点を追加だ!
これで試合の流れをぐっとつかんだビッグアプセット、一方石井も2回以降はギアを一気に上げ安信タイガース打線を寄せ付けない。3回にはキャッチャー前の緩いゴロで交錯するランナーとキャッチャー丸野の送球がファウルゾーンに逸れるところをファースト芝田が間一髪のナイスキャッチでアウト、5回には相手8番の火の出るような打球をサード佐藤が胸で止め鋭い送球で1塁アウトにするナイスプレー。7回にはこの日ここまで2安打で猛打賞を狙う昨年のGG村上が冷静にフォアボールを選ぶと、すかさず大河原の初球で盗塁を決行、しかし大河原はこのチャンスをいかせずフルカウントから無念の三振で開幕2試合で5三振のハイペースだ。
そしてその裏、先頭打者にヒットで出塁を許すも、続く相手5番のショートゴロを塚野敦也-田辺-櫻町の鮮やかなダブルプレーでピンチの芽をつみ、さらにツーアウトから相手6番に左中間を破られたところで、3塁を狙う打者走者に対しセンター牧からショート塚野敦也、最後はサードカバーに入った石井への好返球で打者走者をタッチアウト!守備陣にも次々にナイスプレーが出て試合の流れを渡さない。
最後は時間が余ったエキシビジョンの8回表、さすがの石井も疲れた出たのと若干の守備の乱れで2点を返されさらに1点差でツーアウト満塁、エキシビジョンとはいえ追いつかれては洒落にならない場面で最後は相手4番に二遊間を破られビッグアプセットベンチが氷りついた瞬間、この回センターに回った塚野敦也からショート牧にレーザービームで一塁走者がフォースアウト!最後の打者はセンターゴロとなり、エキシビジョンを入れても5-4と正真正銘の勝利となり、対安信タイガース打線は2020年2月以来、3年11ヶ月ぶりの勝利となってビッグアプセットナインのトラウマをついに解き放ったのだ。
まったく安心できない強豪タイガースを破った快心の勝利、劇的ホームランの佐藤と鈴木、今年はストレートの球速がさらに復活した石井、快心のセンター前を含むマルチヒットで打率トップにたった村上、この日も快心のセンター前ヒットを放ち三冠王は一週間で終わったもののいまだ二冠の櫻町、名古屋からかけつけ石井をリードした丸野、ハネムーン企画を終え野球に復帰した幸せいっぱいの牧、攻守にわたるナイスプレー続出の快心の勝利にビッグアプセットナイン全員に笑顔があふれる。
そしてこの日通算500試合に到達したクラッチ芝田、2003年7月12日上井草での南海ハーツ戦、10年間のロンドン勤務から帰国し入団直後に参加したこの試合から足掛け21年、2014年からは5年間の2度目の海外勤務による離脱を乗り越えて到達した500試合、昨年末から痛めた左膝が完治せず苦しいシーズンとなるがこの日は気合で今期初ヒットを放ち、鈴木のホームランで決死の走塁でダイヤモンドを激走、還暦超えの新たなシーズンへの静かな闘志を燃やす。
快心の勝利と取り戻した安心に快心の笑顔のビッグアプセットナイン、まだ始まったばかりの2024年シーズンへの手応えは万全だ。寒風が吹きすさぶ夢の島、熱いシャワーを浴びて生気を取り戻し、今日の完勝を肴に盛り上がるべくおなじみ錦糸町眠眠になだれ込む、いつもの餃子を大量にオーダーするのはもちろん、この店のキラーメニュー、炎の旨辛唐揚げを大量に注文、全員が汗を流しながらかぶりつき今日の勝利の喜びを生ビールとともに胃袋に流し込む、還暦オーバーとは思えない食欲をみせたビッグアプセットナイン、今シーズンを乗り切る鋭気と決意を固めつつ、まだ日が高い錦糸町の町をあてどもなくさまよい続けるのであった。
<監督コメント>
芝田選手、500試合出場達成おめでとう❗️
ロンドン、ニューヨーク勤務の5年間を除いてほとんど毎週出席し達成した偉業です。これからもクラッチヒッター、行きましょう❗️
試合は芝田の通算500試合出場記念試合を安信タイガースに快勝で開幕2連勝❗️
佐藤達路くんが初回先頭打者初球をセンターを完全に超える完璧ホームランの離れ技をやってのけ、さらに2回は丸野くんが死球で出塁後2盗3盗でワイルドピッチでホームインの快走❗️
さらには1点差に詰め寄られた6回裏には芝田が500試合出場を自ら祝う三遊間突破のヒットのあと、横綱照ノ富士の優勝、いや若巨鯨マグナム鈴木が左中間をはるかに超えて向こうの面の1塁線までものすごいノーバウンド弾丸ライナーで持っていく凄まじい打球のツーランホームラン❗️
投げては石井さんが明らかに去年より球速がアップ、安信タイガースの強力打線を寄せ付けないナイスピッチングで完投勝利❗️
延長戦のツーアウト満塁の場面ではセンター敦也くんがキャッチャー丸野くんからの「セカンド❗️」の的確な指示に応えてレーザービームで2塁フォースアウト。敦也くんの強肩を引き出したキャッチャー丸野くんも大活躍❗️
村上にもライト線のヒットに加えて左中間に痛烈な打球のヒットでマルチヒットを放つなど、
言う事なしのナイスゲームでした❗️
来週もロケットスタートを続けましょう❗️
来週2月3日(土)は13時から城北交通公園(蓮根)で試合です。
みなさん出席表明お願いします❗️
では来週❗️
みんな、よろしく❗️