~「野球バカ」(「ベースボールよ、新たな夢へ!」)~
ビッグアプセット打線豪打爆発!13安打13得点でメガシティに圧勝!
五月雨を集めて速し新荒川大橋、ついに梅雨入りとなった関東地方、この日は青空が覗く快晴だったが前日まで降りしきる雨の影響で水はけの悪い荒川の中洲、新荒川大橋は早朝からグランドコンディションが危ぶまれ、グランド管理人も中止を示唆する状況だったが、野球に飢えたビッグアプセットはこの日の対戦相手、メガシティとも連絡を取りつつ試合を決行、午前10時、多くの水たまりが残る泥炭土のD面から砂地成分が高いとなりのC面への変更を強行、試合前には両チームメンバーが砂入れグランド整備にあけくれ何とかコンディションが整ったところでビッグアプセットの今期第18戦がプレーボールだ。
執念で試合開始にこぎつけたビッグアプセットは先攻の初回表にいきなりの先制パンチだ。この日先頭に入った牧がセンター前に鮮やかに弾き返してチャンスメークすると、続く2番石井が相手先発投手のストレートをジャストミート、火を噴くライナーが左中間を突破し、これがいきなりのランニングツーランホームランとなって2点を先制だ!開始2分での先制パンチに3塁側ビッグパアプセットベンチもいきなりのヒートアップ、この日も試合の流れをがっちり掴んだかに思えた。
しかし初回裏、ぬかるんだグランドに気を取られたわけでもないがビッグアプセット守備陣に想定外の苦難が訪れる。先発石井が相手1番にいきなりレフト前に弾き返されると、つづく2番にセンター頭上を越すツーベースをあびいきなりピンチを招くと、その後パスボールとエラー、フォアボール2つにヒット3本とまさかの展開で、初回裏いきなり7点を失いこの段階で2-7といきなりの劣勢にたつ。
初回まさかの立ち上がりでペースがつかめなかった石井とビッグアプセット守備陣、しかし2回以降は落ち着きを取り戻し、石井は2回からの3イニングをいずれも三者凡退のパーフェクトに抑え試合を立て直す。するとこれに応えたのがビッグアプセット打線だ。
3回表、ワンアウトから4番芝田が快心のレフトオーバーのツーベースで出ると、鈴木のショートゴロが相手エラーを誘い1・3塁のチャンスメーク、こおkでツーアウトから丸野がライトにツーベースで芝田生還で1点!さらに2・3塁から西村がセンター前に弾き返し鈴木、丸野が相次いで生還しさらに2点!すると西村を1塁において櫻町がレフトへツーベースで西村が長躯ホームインでさらに1点!そして櫻町を2塁において田辺が真ん中低めを救い上げると高々と舞い上がった打球が相手レフトを軽々とこす大飛球、光が丘なら楽勝で柵越えの大飛球で櫻町を還すタイムリーツーベースでさらに1点!この回5安打集中で5点、特にツーアウトからの丸野、西村、櫻町、田辺の4連打は圧巻でこれで一気に同点に追いついた!
こうなると同点とはいえ試合の流れは完全にビッグアプセット、つづく4回表には先頭牧がフォアボールで出るとすかさず盗塁と相手エラーでノーアウト3塁とチャンスメーク、つづく石井のサードゴロの一瞬の隙をついた牧の好走塁でホームを落とし入れ1点!これでついに勝ち越しだ!さらにツーアウトランナーなしの状況から芝田、鈴木が連続フォアボール、村上の内野ゴロが相手エラーを誘いツーアウトから満塁のチャンスをつくるとここで丸野が再びライトへ大飛球、これが満塁走者一掃のスリーベースとなりさらに3点追加!そして丸野を3塁において西村がセンターオーバーのスリーベースで丸野を返しさらに1点追加、怒涛の攻撃でこの回5点、これで12-7とメガシティを一気に突き放す!
結局ビッグアプセットは6回にも1点を追加、守っては2回以降完全に立ち直った石井が完璧なピッチング、守備陣もサード西村、セカンド田辺がはつらつプレーで数々のゴロを軽快にさばきメガシティ打線に付け入る隙を与えず、最終回となった6回に1点を失ったものの13-8での快勝でゲームセットだ。
前日の大雨で試合開始がほとんど危ぶまれた状況から執念の交渉とグランド整備で試合開始にこぎつけたビッグアプセットナイン、梅雨の合間のグランドで13安打13得点とダイヤモンドを駆け回る、この日2安打3得点と完璧リードオフマンの牧はこれで打率を4割台に乗せ、昨年の三冠王・石井大和に挑戦状を叩きつける、現時点でホームランチームトップの若巨鯨・鈴木はこの日でついに規定打席に到達打率4割台で首位打者争いにもいよいよ参戦、2安打4打点の丸野、2安打3打点の西村、そして3安打猛打賞の田辺といずれも打率を3割台に乗せ、芝田、櫻町も負けじと外野オーバーの長打を放つ意地をみせ、この試合終了時点で3割以上がついに8人、チーム打率は一気に3割1分台を突破の.315と平均年齢50代のビッグアプセット打線が大爆発での快勝だ!
早朝からのグランド管理人や相手チームとの交渉、グランド整備で試合開始にこぎつけ、ぬかるむグランドをものともせずダイヤモンドを駆け回りベースボールを堪能した野球バカたち、試合後には文壇デビューのオヤブン村上のサイン会も急遽開催され、ムードは最高だ。野球を愛し、野球に救われ、そして情熱あふれるビッグアプセットの仲間との時間で胸を熱くする野球バカ12人、梅雨の合間の湿気にもめげず試合後はひとつしかない水道に群がり水を全身に浴びると身体も一気に息を吹き返す、充実したこの日の試合を肴に、そして2週間後に迫ったエンジョイカップへの情熱を胸に、まだ日も高い荒川の土手を抜け、せんべろとノールールの街、赤羽を目指して歩み始めるビッグアプセットナインであった。
<監督コメント>
前日強く降った雨にもかかわらず、グランド整備して試合ができて一安心。
またこの日の相手チーム、メガシティのメンバーがキャンセルしたスティングと被っていたことで、スティングのみなさんにも会ってお詫びができ、また試合が出来そうな感じでよかったです。
試合は石井さんの完璧な当たりのツーランホームランで先制後、裏に7点取られ逆転。
今年はここからの打線の粘りが素晴らしい。
田辺さん3安打猛打賞、西村・丸野くん・牧くんマルチヒット、芝田・櫻町・谷上くんにヒット。打線が粘ると石井さんも2回以降ナイスピッチング、投打が噛み合い快勝でした‼️
試合後の村上の即席サイン会のお祝いムードも良かった。著作「ベースボールよ、新たな夢へ❗️」は今日から八重洲ブックセンターグランスタ東京に並んでます❗️
さて6月29日(土)は10時から豊島区総合体育場でエンジョイカップ前の試合です。
いい球場でバンバン打ちましょう❗️
では今週❗️
みんな、よろしく❗️