~「要は最後の瞬間に勝っていればいいのだ、負けはしない」(銀河英雄伝説)~
アキバキング丸野、柵越え2発5打点の大暴れ!牧・田辺マルチヒットで首位打者争いヒートアップ!
10月の声を聞き、ようやく酷暑の夏が名実ともにおわりをつげ、最高気温25度とようやく野球日和となったこの日、前週雨で試合を流したビッグアプセットは光が丘公園でのPaddiesとの今期第32戦に臨む。
プレーボール直後、ビッグアプセットは初回表にいきなりの先制パンチだ。まず先頭牧がフォアボールででると盗塁とワイルドピッチで3塁へ進む。するとワンアウトから3番山下が外角直球をジャストミート、打球は右中間最深部を深々とやぶる快心の当たりでこれがタイムリーツーベースとなり開始2分でビッグアプセット先制だ!そしてその後櫻町のフォアボールで1・2塁とするとツーアウトから最近絶好調の田辺が今度は変化球を引き付けてジャストミート、これがレフト頭上を軽々とこえる大飛球のエンタイトルツーベースとなり山下が還りこの回2点目!そして櫻町、田辺を塁において7番丸野がストレートを強振すると完璧に捕えた打球が左中間に高々と打ちあがる、ベンチの歓声を受けて打球は左中間最深部を軽々とオーバーフェンスする大ホームラン!丸野の今期第6号スリーランで、ビッグアプセットは初回いきなり5点のビッグイニングだ!
さらに2回表には先頭村上が芸術的デットボールででるとワイルドピッチで2塁へ、さらにピッチャーのモーションを完璧に盗む三盗で3塁に進むと、大河原フォアボールのあと1番牧がライト前に弾き返し村上がホームイン!さらに1点を加えこの時点で6-0とリードを広げ試合の主導権を完全に握った。
ビッグアプセット先発末永は、上半身に若干の違和感がありこの日は初回からリラックス投法、しかしこれが奏功し最初の2イニングをノーヒットで抑える。6点リードでこのまま楽勝かと思われたが、迎えた迎えた3回裏の守りに落とし穴がまっていた。この回先頭バッターを三振でワンアウトとしたものの、その後デットボール、ヒット、デットボールで満塁とすると、つづく相手1番の三遊間の当たりにショート西村がよく追いつき一塁走者を2塁フォースアウトとするが、田辺からの1塁転送が悪送球となりこれで2者還って2点、さらにつづく相手2・3番に連続長短打をあびこの回4点を失う。
6-4と2点差とされたビッグアプセットは4回表、西村、村上のフォアボールでツーアウト2・3塁としたところで1番牧が今度は芸術的流し打ちでショートオーバーのクリーンヒット、西村につづき村上もホームを狙うがこれは相手レフトの好返球でタッチアウト。この回1点で7-4と3点差にリードを広げる。
しかし迎えた4回裏、4イニング目にはいった末永が先頭から2連打を浴びたところで村上監督はピッチャーを小川に交代。しかし小川のこの回2安打1フォアボール、エラーも絡みこの回さらに4点を失い、ついに7-8と逆転されてしまう。さらに5回裏には1点を失い7-9で6回表のビッグアプセットの攻撃を迎える。
逃げ切りをはかるPaddiesはクローザーになんと女子投手を投入、しかしこの日先発ライトに入った女子は櫻町のライト前の当たりでファーストへ矢のような送球を見せるなど女子ハンデはほぼない強肩の持ち主であることを確認していたビッグアプセット打線は、心を鬼にしてこの回の攻撃に臨む。すると先頭田辺が鮮やかにセンター前に弾き返すヒットで出塁すると、つづく丸野がまたもフルスイング、今度はレフトに高々と打ち上げた打球は忖度なしのオーバーフェンス、この日2発目の柵越えホームランだ!さらにツーアウトから村上が再びデットボール、大河原も粘りに粘ってフォアボールを選ぶとつづく牧もボールを見極めてツーアウト満塁、ここで審判から時間切れで最終バッターを宣告されたフェラーリ黒田、打ち気満々でバッターボックスに入るもここもボールを見極め最後は押し出しフォアボール、これでついに逆転だ!
ホームに整列した両チームを前に、審判から時間切れにより6回は無効、よってPaddiesの勝ち、と宣言されゲームセットとなったが、ビッグアプセットHPルールに基づくと試合が終わった時点までの記録はすべて有効、HP上はチームも勝利、ということで終わりよければすべてよしのゲームセットとなった。
要は最後の最後に勝っていればいいのだ、負けはしない。この言葉通り勝利を認識したビッグアプセットナイン、大河原が試合前から手配していた慣例の焼肉やまとに直行し勝利の美酒と肉をあおる。それにしても柵越え2発の丸野の鮮烈なバッティングは見事だ。これで今シーズン第7号となり、2005年のフェラーリ黒田の年間10本塁打のシーズン記録をついに射程に捉えた。また5打点でホームラン、打点の2冠に当選確実がでる状態で、焦点は首位打者争いに移ったが、この日タイムリー2本の牧がついに打率5割に到達し首位打者にロックオン、さらに最近5試合で15打数9安打、打率6割と絶好調の田辺も打率4割に到達し2位の石井大和に急接近、村上監督から11/30がシーズン最終戦との宣言があり、今シーズンは残り最大7試合となり、いよいよタイトル争いも第4コーナーを回って各選手もムチが入る。タイトル争い圏内の選手も、まったく圏外に置かれている選手も、各人が残りのシーズンに全力をかけよう。絶品肉を頬張りながら、来週以降のシーズンに改めて闘志を燃やし、薄暮の光が丘をさまようビッグアプセットナインであった。
【監督コメント】
初回の先制攻撃、そのあとの追加点と、若いチーム相手に堂々の攻めを示した。しかし、相手も若く振りの鋭い精鋭軍団。脚も絡めてスキのない攻撃を繰り返されてやられた感じ。最後に気鋭の女性投手からも意地を見せてくれた田辺さん、丸野くん。そして牧くんや山下の打棒好調は頼もしい限りです。
今年は、11月最終週をもって野球の活動は終了とする予定です。残り数試合となりますが、頑張っていきましょう!
二点ほどご相談・ご連絡です。
最近、参加しているメンバーと話していて、今度bigupsetのメンバーでゴルフをしようという話がでています。まだ、具体的に何か決まっているわけではありませんが、実現いたしたく思っています。
また、ユニフォーム(上着)について、現在のものも一定年数が経過したことから、新たなデザインで再度作製しよう、との声も出てきています。
以上二点、皆様ともご相談しながら進めていきたく思っています。
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。