~「燃えつきたよ、真っ白に」(矢吹ジョー)~
最高気温36度の灼熱のエンジョイカップ初戦、丸野5打点の大活躍も一歩及ばず惜敗!
今年もやってきたエンジョイカップ、その初戦は日本全国を襲う猛暑の中、最高気温36度、さらに激しい湿度が襲うなかビッグアプセットナインの奮闘むなしく、強打のYoshimit’sに力負けの敗退となった。
初回表、相手先頭にいきなりライト前に弾き返されるとワンアウトから相手3番に右中間を破られるツーランホームランでいきなり2点、さらにその後3連打で1点を失い初回3失点のスタート。
しかしその裏ビッグアプセットは相手先発の制球難につけこみワンアウト満塁からワイルドピッチでまず1点、鈴木のサードゴロの間にさらに1点、さらに山下が渋とく1・2塁間を破るタイムリーでこの回3点で初回から3-3とガチンコ勝負の様相を見せ始める。
しかし強打のYoshimit’sは3回表ツーアウト1塁から相手5番がセンターオーバーのタイムリースリーベースとビッグアプセット守備の乱れで2点、4回表には相手2番が右中間突破のホームランで1点と6-3とリードを広げる。
しかし粘るビッグアプセットは4回裏、芝田がフォアボール、鈴木のセンターライナーが相手エラーを誘いその後ツーアウト2・3塁となったところで、丸野が速球をジャストミートするとこれがセンター頭上を襲う大飛球、芝田、鈴木に続いて丸野もダイヤモンドを駆け抜ける起死回生のスリーランホームラン!これで一気に6-6の同点に追いついた。
このまま試合は時間の関係で最終回になると思われる6回に進み、その表、猛暑の中ビッグアプセット守備陣にエラーがでてランナーがたまったところで相手クリーンアップの3連打を含む4安打集中で4点を追加されYoshimit’sは一気に引き離しにかかる。しかもYoshimit’s2番手ピッチャーの快速球と鋭いスライダーにビッグアプセット打線は前の回から3者連続三振と配色濃厚、しかしここでもあきらめないビッグアプセット、ワンアウトから芝田が相手エラーを誘い出塁するとツーアウトから山下が打撃妨害で出塁、ランナー2人が出たところで打席は再び丸野、鋭い速球に押し込まれたあとのスライダーを狙い撃ち、これが再び相手センター頭上を襲う大飛球で芝田、山下があいついで生還、バッター丸野も必死の形相でサードを回るも最後は猛暑の中で体力がついに限界に達し、相手野手陣の好中継もありホームに滑り込んだところでタッチアウト!劇的場面でのゲームセット、敗戦となった。
この日の猛暑と湿気は、必殺大宮健保(株)特性テントをもってしても防げず、熱中症のリスクと戦いつつ全力で試合に臨んだビッグアプセットナイン。特に丸野は7イニングキャッチャーとしてホームを守り、数々のフライにダイビングを敢行、打撃では5打点の大活躍ながら最後はついに限界に達しホームでタッチアウト、全身を大宮健保の砂で真っ白に染めながら立ち上がることのできない丸野、クラブハウスで全身シャワーを浴びクールダウンした後も酷使後の身体は思うように動かず、ついには両足太ももがつるという状態で歩くこともままならない状態の中、それでも今後のシーズンに向けた気持ちを整えるべく、大宮西口の歓楽街に向けゆっくりと歩みを進めるビッグアプセットナインであった。