トラッキング
※投手が投げてから捕手が捕るまでボールを目で追い、投球を判定することを“トラッキング”(Tracking)といいます。投球を正確に判定するための大事な作業です。
※投手が投げてから捕手が捕るまでボールを目で追い、投球を判定することを“トラッキング”(Tracking)といいます。投球を正確に判定するための大事な作業です。
投手が投げたボールを捕手が捕るまで、顔を動かさずに目だけで追います。
捕手のミット(ボールが入っている)を見たまま、イメージとして頭の中でボールをホームプレートまで押しもどし、投球の軌跡(ボールがストライクゾーン内外のどこを通ってきたか)を確認します。
ボールがホームプレートを通過した後、捕手の打撃妨害、ハーフスイング、または死球などの可能性があるので、捕手がキャッチするまでしっかり目で追います。
投球の軌跡をもとにストライク/ボールを判断し、コールします。
捕手のミットを見たまま投球の軌跡を確認するという“作業”をして、ストライク/ボールを判断します。この“作業”をすることにより、一定のタイミングを確立することができます。
捕手が落球することもあるので、コールするときも捕手のミットから目を離さないようにします。
球審の投球判定で最も大事なことは、一定のタイミングで安定したジャッジをすることです。このために、トラッキングという“作業”を身につけることが大切です。