飛球がバックネット方向に打たれたら、打球の行方を見ないで、すぐ に捕手を見ます。
打球を見ていると、ボールを追う捕手と接触する恐れがあります。
捕手が左後方に動いたら、左足を引いて走路を空け、捕手を先行させます。逆に右後方に動いてきたら、右足を引きます。
捕手から5メートル前後離れ、後方を追いかけながらボールの位置を確認します。
捕手に近づき過ぎると、捕手に接触する危険があります。また、風が強い日など、捕手の行動につられて右往左往してしまいます。
捕手が見ている方向にボールがあります。捕手の視線が、打球を見つけるヒントになります。
捕手がキャッチするときは、ミットの捕球面(腹側)が確認できるように、捕手の前方または側方から止まって見るようにします。
バックネット際(またはフェンス際)の飛球のときは、できるだけ早 くバックネットなどに近づき、野手の側方からボールがネットなどに 触れるかどうかを確認します。
ダッグアウト(またはフェンス)前などで、野手が塁審の方を向いて 捕ろうとしたときは、野手の正面方向にいる(ミットの捕球面が見え る)塁審に判定を任せます。
ダッグアウト近辺の飛球のときも、素早くダッグアウトに近づき、野手が捕球するときの足の位置にも注意します。
野手が飛球を捕えるためには、グラウンド(ダッグアウトの縁を含む)の上(または上方)に片足(または両足)を置いていなければなりません。
野手が正規の捕球をした後ダッグアウトなどのボールデッドの個所に踏み込んだり、倒れ込んだときはボールデッドとなり、塁上に走者がいる場合は1個の塁を与えます。