1. 90 度の確認

それぞれの位置から確認できる「3点」は、次のとおりです。

写真①

ベースの高さが邪魔になり、走者の触塁が不明。

グラブが邪魔になり野手の捕球が不明。

写真②

野手の足が離れているのかどうか不明。

グラブが邪魔になり野手の捕球が不明。

写真③

走者の触塁、野手の触塁、捕球が確認できる。

送球に対して90度

  1. 送球に対して90度の角度の位置で判定します。

    • “走者の触塁”、“野手の捕球”、そして“野手の触塁”の3点 が、一番良く見える位置です。

    • “走者の触塁”とは、走者が身体の一部でベースに触れること です。

    • “野手の捕球”とは、野手がボールを手またはグラブでしっか りと受け止め、かつボールを確実につかむことです。

      • 野手がボールをグラブの中でジャッグルしていたり、両腕 と胸とでボールを抱きしめている間は、“捕球”していると は見なされません。

      • 野手が身体に手またはグラブをかぶせるようにしてボール を捕ったときは、“捕球”と見なされます。

    • “野手の触塁”とは、野手がボールを“捕球”しているとき に、身体の一部をベースに触れることです。

  2. 90度の角度を取れないときは、“野手の触塁”が見える位置を最優先とします。

    • “走者が塁に触れないで走り抜ける”ことや、“野手が落球や ジャッグルする”ことよりも、送球がそれる(または野手が送球の方向に伸びる)ことにより“野手の足がベースから離れる”ことが多いからです

写真④

“野手の足がベースから離れる”状態がよく確認できます。