牽制と二塁盗塁のステップ
投手の二塁けん制球への対応(ツー・ステップ)
投手が送球動作に移ったら、右足を斜め後ろに(2塁ベースの方向に)一歩踏み出します。
最初からタッグプレイのときの適切な距離に位置しているので、 角度をとるためのステップです。
引き続き踏み出した足を基点にターンして、身体の全部をベースに正対させながらスタンディングをとります。
けん制球が投げられてからプレイが起こるまで時間が短いので、ベースに近づこうとすると、動きながらの判定になってしまいます。
視点を2塁ベースに合わせ、タッグの瞬間に集中します。
アウトのときは、スタンディングのまま、野手のボール確捕を確認してから、コールします。
セーフのときは、ただちに(セーフの写真を確認してから)コールします。
二塁盗塁(ツー・ステップ)
打者に正対してセットポジションをとります。
投手が投球動作を始めたら、セットポジションから上体をやや起こし、前後左右のどちらにでも機敏に動ける体勢をとります。
捕手が投球を捕ったら、右足を斜め後ろに(2塁ベースの方向に)一歩踏み出します (ワン・ステップ)。
最初からタッグプレイのときの適切な距離に位置しているので、角度をとるためのステップです。
ボールが近づいてきて、その軌道(野手がどのタイミングで、どの位置で捕れるかなど)が判断できたら、踏み出した足を基点にターンして(ツー・ステップ)、身体の全部をベースに正対させながらセットポジションをとります。
少なくともボールが自分を通り過ぎる前には、セットポジション をとっているようにします。タイミングが遅いと、セットポジションをとった直後にプレイが起こることになり、焦点がぶれてしまう恐れがあります。
ボールが自分の方にそれてきたら、ボールが通り過ぎるまで目を 離さないように注意します。
視点を二塁ベースにあわせ、タッグの瞬間に集中します。
アウトのときは、セットポジションのまま、野手のボール確捕を確認してから、コールします。
セーフのときは、ただちに(セーフの写真を確認してから)コールします。
ポスト・ピッチ・ステップ(2024/03/04追記)
【走者一塁、もしくは二塁にいるとき】
打者に正対してセットポジションをとります。
投手が投球動作を始めたら、セットポジションから上体をやや起こし、前後左右のどちらにでも機敏に動ける体勢をとります。
捕手が投球を捕ったら、右足を斜め後ろに(2塁ベースの方向に)一歩踏み出します (ワン・ステップ)。
実際に捕手からの牽制球が投げられるかどうかに関わらず、毎回この動作を行います。