一塁のフォースプレイ

(無走者、走者一塁の場合)

球審の動き

  1. 内野ゴロが打たれたら、一塁への悪送球、打者走者の守備妨害、そし てスワイプ・タッグ(追いタッグ)の一塁塁審からのリクエストなどに対応するため、打球を見ながら一・本塁間の中央近くまで走ります。

    • 捕手、打者走者の邪魔にならないよう、本塁の左側から回り込み、一・本塁間の中央近くまで走ります。

  2. 3塁線のゴロでフェアの判定をしたときは、一・本塁間の中央近くまで走ることはできませんが、打者走者がスリーフットレーン内を走っているかを確認するため、“ファウルラインを確保”します。

    • ※ このマニュアルでは、審判員が打球の判定や走者の走塁を確認するために、スタンディングでファウルライン、またはファウルラ インの想像上の延長線(ファウル地域)を中心にまたぐことを、 “ファウルラインを確保”するといいます。

  3. ダッグアウト方向への悪送球になったときは、ボールがボールデッド の個所に入るかどうかを見に行きます。

  4. ライト方向への悪送球になったとき、1 塁塁審がボールの行方を確認した場合、打者走者の行動(二塁へ向かうそぶりを見せるかどうか)に注意します。