クロックワイズが起こるのは4パターンしかありません。まずはこれを頭に叩き込みましょう。
無走者で2塁塁審が打球を追った場合
無走者で3塁塁審が打球を追った場合
走者1塁で3塁塁審が打球を追った場合
二死走者単独三塁で2、3塁審が打球を追った場合
って4パターン覚えるのさえめんどくさい!って言ってるあなたへ。 この3パターンをまとめると
得点圏に走者がいない時に2・3塁審が打球を追った時!
二死走者単独3塁で、2・3塁審が打球を追った時!
これさえ覚えておけば大丈夫。
PL:3塁でのプレイに備える。
1B:コーチャースボックス本塁側コーナーで、打者走者の1塁触塁を確認し、打者走者が2塁に到達するまでは、その場にとどまる。打者走者が3塁へ向かい、球審が3塁へ移動したら本塁でのプレイに備える。
2B:打球を追い、その行方を確認・判定後、プレイが1段落するまでその場に留まる。
3B:2塁ベース内野内へ移動し、2塁でのプレイに備える。
PL:3塁でのプレイに備える。
1B:コーチャースボックス本塁側コーナーで、打者走者の1塁触塁を確認し、打者走者が2塁に到達するまでは、その場にとどまる。打者走者が3塁へ向かい、球審が3塁へ移動したら本塁でのプレイに備える。
2B:2塁でのプレイに備える。
3B:打球を追い、その行方を確認・判定後、プレイが一段落するまでその場に留まる。
PL:3塁でのプレイに備える。
1B:1塁走者のタッグアップおよび打者走者の1塁触塁を確認し(ボール〜ベース〜自分)、1塁でのプレイに備える。1塁走者が3塁に向かい、球審が3塁へ移動したら本塁へ向かう。(早く本塁へ向かわないこと。1、2塁間でのランダウンプレイを念頭に置く)。
2B:1・2塁間に移動して、1塁走者の2塁触塁を確認し、1・2塁でのプレイに備える。(打者走者が1塁を回った後の1塁でのプレイにも備える)
3B:打球を追い、その行方を確認・判定後、プレイが一段落するまでその場に留まる。
PL:3塁走者の本塁でのプレイに備える。その後、打者走者の3塁でのプレイに備える。
1B:打者走者の1塁でのプレイに備える。その後、打者走者の本塁でのプレイに備える。
2B:打球を追い、その行方を確認・判定後、プレイが一段落するまでその場に留まる。
3B:打者走者の2塁でのプレイに備える。
クロックワイズの場合、どのタイミングでカバーすべきベースに向かうのかが大事です。通称ミラーリングと呼ばれるタイミングでカバーに入ります。鏡を見ているかのように動くのですが、誰と誰が鏡のように動くのでしょうか。
走者無し、左中間の打球を二塁塁審が追ったと想定して話を進めます。
打者が左中間を大きく越える打球を打った場合、二塁塁審がゴーアウトします。
打者走者は一塁に向けて走り出しますよね。そのタイミングで三塁塁審はあたかも打者走者と自分が鏡に映っているかのように同じタイミングで二塁へ向かいます。
打者走者が一塁に到達していた時点で、三塁塁審は二塁真正面で待ち構えます。
一塁に到達した打者走者は次に二塁を目指します。このタイミングで球審はあたかも打者走者と自分が鏡に映っているかのように同じタイミングで三塁へ向かいます。打者走者が二塁に到達したときには、球審は三塁へ到達していなくてはいけません。
2・3塁の延長線上で待ち構えます。
1塁塁審は、一・二塁間の延長線上で打者走者の触塁を確認します。
二塁に到達した打者走者は次に三塁を目指します。そのタイミングで一塁塁審はあたかも打者走者と自分が鏡に映っているかのように同じタイミングでホームへ向かいます。打者走者が三塁に到達したときには、一塁塁審は球審が通常位置している場所に到達していなくてはいけません。