2. スターティングポジション
三塁塁審も基本的な考え方は同じです。
⑴. スタンディングでファウルラインの外側に立ち、ライン側の足をラインに沿って一足分離れた位置に置きます。
⑴. スタンディングでファウルラインの外側に立ち、ライン側の足をラインに沿って一足分離れた位置に置きます。
(写真①)
写真①
A) ファウルラインから離れすぎると、ライン際の正確な打球判定ができなくなるおそれがあります。
B) ファウルラインの外側に立つことにより、もしも打球がノーバウンドで審判員に当たった場合、ファウルボールであることがはっきりします。自分に向かってくるファウルライン際の低い打球に対し、ライン側の足を一歩引くことにより、打球をかわすことができます。
C) 後方へのファウルライン際の低いライナーが打たれたとき、外側の足を一歩踏み出して反転することにより、ラインをまたぐことができます。
一塁ベースからの距離ではなく、一塁手からの距離
一塁ベースからの距離ではなく、一塁手からの距離
⑵. 1塁手からの距離は、3m~4m後方を目安とします。(走者なし)
⑵. 1塁手からの距離は、3m~4m後方を目安とします。(走者なし)
1塁ベースからの距離は、離れていても6メートル程度とします。
ベースからの距離が遠いと、野手の足が離れたときや、スワイ プタッグ(追いタッグ)への対応が遅れてしまいます。
ベースに近すぎると、送球がそれたときに野手の妨げになった り、プレイ全体が見えにくくなったりします。
1塁手が前進守備をしても、ベース近辺を横切る鋭い打球の判定に影響を受けないようにするため、ベースから5mは離れているようにします。
学童の場合はほとんどがこの位置でしょう。
- ⑶.なお、走者がいる時、1塁ベースからの距離は、4m後方です。
B) 【豆知識】大人の塁間が約27.4mです。学童高学年の場合、大人のベース位置の前後で4m or 5mの位置になります。(写真⑥)