平成27年度12月運営推進委員会
小規模多機能ホームうらら
日時 平成27年12月17(木)13:30~15:00
場所 うらら地域交流室
参加者
利用状況・近況報告
住宅型有料老人ホーム グループハウスうらら
現在の利用状況を報告。入居者 8名/8名定員 (12/15付)
男性0人 女性 8人
現在、女性ばかりで定員満床です。
10月末に、女性(84才介護2)が入居されました。リューマチで車いす移動ですが、認知機能は保たれており、自分の意思ははっきり答えてくださるので助かります。
ただ、「骨の状態が健康な人の30%の強度しかない。すぐ折れますよ。」とDrに脅されているので、気ハリします。
すでに、うららに来てから膝の痛みが発生して、入居当時にはトイレに行けていたのにベッド上でのパッド交換になっています。
ご本人も「その方が安心でいい」と言っているので構わないのですが、尿取りパッドの大きさがだんだん大きくなっているのがきているのが気になります。
そこで、会議で検討しました。
夜、良く休んでもらうために起こさずに、その分漏れることのないように大きいパッドを当てるのか?それとも時間を見て起こしてちょこちょこ清潔なものに交換するのか?
私は夜間おむつを替える時間や回数を決めたりする気持ちはありません。朝まで交換されてなくてもスタッフが怠けているとも思いません。
ただ、この方のためにベスト、ベストとまでは行かなくても、ベターな方法をいつもスタッフが自分で考えて行動しているか?そこを大切にしたいと思っています。
それで、この会議で「夜間12時、3時にそーっと近づいて静かに声がけして、ご本人が目を覚ましたら交換する。もし起きられなかったら寝かせておく。その間の尿もれが心配なので、夜のみ大きなパッドを当てて、ちょこちょこ交換できるように小さなパッドを併用する。」という結論に至りました。
こういう〇か×かでない柔軟な対応法を考えることができるようになったスタッフをとても誇らしく思います。
小規模多機能型居宅介護 小規模多機能ホームうらら
現在の利用状況報告(12/15付け)
登録者 17名 /18名定員中(男性0人 女性17人)
現在、空きが一名。お部屋の空きはありませんので、訪問が中心で週1,2回の通い、平日の宿泊のプランなら対応できます。
お気づきかと思いますが、今のうららは身体介護の手間かかる方がおらず、認知症はあっても適切なアドバイスがあれば自分で動いてくれる方が多いです。
以前は、一日中外を歩く人、毎日3食の食事の世話に訪問する人、いわゆる困難ケースという方がおられましたが、その時から比べると、今の利用者メンバーは非常に落ち着いています。そうなったら、次に来る人もらーくな人であってほしい。という心情は持たずにいられません。
先月、町主催の地域ケア会議に出席しました。自宅で暮らす男性認知症の困難ケースの事例検討会議でした。
名前は伏せてありますが聞いているうちに、以前うららに申し込みに来られて、定員いっぱいだからとお断りした方に間違いありませんでした。
お断りして2年ほど経過しており、認知症は進み、介護度は2から4に上がり、徘徊、失禁、異食、暴力、介護抵抗、次から次と困っている状況が発表されました。ケアマネさん、関わっている各サービス事業者が大変苦労して何とか命は保たれているものの、ご近所はかなり迷惑しており、遠方の家族はなかなか連絡がつかないなど聞けば聞くほど「困難事例」でした。
つい、私も「断ってよかった〜」と正直思ってしまいました。でも・・・、小規模多機能型居宅介護であれば、うららであれば、毎日訪問してあげられたかも、通所や宿泊も柔軟にさせてあげられたかも、暴力や抵抗があってもうちのスタッフなら上手に対応してくれたかもしれない。本当はうちが受けるべきではなかったのか?とも考えました。
それで、今は1名分空きがある。
あえて、困難なケースを選ぶつもりはありませんが、「めぐりめぐってご縁のあって次にうららに申し込みにこられた方がどんな方であっても、受け入れようと思う。ごめんね。」と、そう二人の主任スタッフには告げてあります。
ボランティア&行事報告
10/29(木)介護職員初任者研修 施設実修 2受け入れ
11/27 (金)踊りのボランティア おわら風の会の皆さん
11/28(土)うらら文化祭(歌、踊りの発表、作品展示)歌のボランティア 竹内さん
・傾聴ボラの皆さん(10月8名 11月6名)
・リビングボランティアの皆さん 隔週木曜日
研修報告
外部研修
10/29(木)「認知症について」in海王丸パーク (出席:右井)
11/11(水)「ターミナルケア」 inサンシップ(出席 吉島里)
11/24(水)「コーチング」新しいリーダー像inサンシップ(出席 吉島ふ)
内部研修
(11月)接遇について「ユマニチュード」ユーチューブ動画で
委員会より 家族交流委員会
決定事項
・家族向けのアンケートを実施する
・ケースひとりひとりの家族状況・事情にあった交流法を考える。(行事参加など)
テーマ「外部評価を仕上げます。」
11/19第三者(地域)評価のご協力ありがとうございました。
渡辺の緊張のあまり、へたくそな進行で、委員の皆さんのせっかくのご意見をちゃんと聞くことができていなかったことを深く反省しています。
来年はもうちょっと落ち着いて取り組みたいと思っています。
取りあえず、今回は先日の皆さんの意見を踏まえて、今後の課題と改善のための取り組みについて報告します。
いん