さる1/21グループハウスうららのリビングルームにて、パートナー&うららの合同研修が、「口腔機能の評価と援助」
のテーマで丸川病院より、看護士の板倉さんと言語聴覚士の中田さんを講師に迎えて、開催されました。
誤嚥性肺炎を防ぐには、まず口の中をきれいにすること(口の中の細菌は便と同じくらい不潔なものだそうです)が大事。
とろみをつける場合は、飲み込みの働きに適した程度につける。食事の時にむせるからと言って、何にでもとろみを付けたり、細かく刻んだりせず、何が問題かを見極めることが大切と教わりました。でもその見極めは難しいので、専門の言語聴覚士さんなどに、相談するとよいでしょう。
また肺炎予防のひとつに、肺を強くすることも大事で、腹式呼吸をして胸郭や胸周りの筋肉を動かす方法もある、とのことです。今まで「むせ」は心
なもの、と思っていましたが、きちんと食べ物を吐き出せる、「良いムセ」が大事と聞き、目からウロコが落ちる思いでした。
パートナー&うららスタッフ、そして、うららの入居者さん他35名参加の有意義な研修となりました。最後に大きな声出すための「笑顔が一番の唄」(橋本輝政作詞作曲)をみんなで歌い、盛況に締めくくりました。