イグペンローズ(長さん)
宇宙船「計算科(数論部)」のリーダー・科長・現場監督であり、ゴールドセバスチャンの兄貴分です。
バザーで買ってきた「ゴールデンレコード」や謎の仏像、ガラクタなどを船に持ち込み、宇宙の真理だと主張します。
常に怒っていますが、誰よりも宇宙船のことを考えています。
いかりや長介風のキャラクターで、物語を「ダメだこりゃ。次いってみよう!(保留!)」と強引に締めくくる役割を持ちます。
数学的には、唯一の偶数素数である「2」を体現する存在として扱われます。
ゴールドセバスチャン(仲本)
イグペンローズの弟分であり、主任計算官、数論部の書記兼会計を務めます。
名前の由来は「黄金比」と「セバスチャン」で、もっとも美しい「比」を管理する航海士です。
特殊能力「素数ペアの充填」を持ち、「逆数」という名の潜望鏡を使って宇宙の海に潜ります。
仲本工事風のキャラクターで、メガネをクイッと直すと計算速度(足し算限定)が上がります。
「足し算しかできない」不器用さと誠実さを持ち、仏教学部を中退した過去があります。
高木ブー(ブーさん)
計算科の終身名誉顧問であり、数論部の幽霊部員(神)です。
基本的にいつもコタツの中で寝ていますが、「空(くう)」の体現者であり、彼のいびきや寝言は宇宙の真理や複雑な連分数の答えになっています。
ウクレレやコンパクトウード(しゃもじ)を使って、論理を超えた「音楽の説得力」を奏でます。
ラマヌジャン
時々ふらっと現れる超天才ゲストです。
異次元の直感担当であり、「神様が数式を教えてくれた」と言って複雑な数式を置いていきます。
青葉宇宙アカデミーのエリート数学者
量子AIを使うエリートで、数論部の泥臭い「足し算」を見下します。
宇宙船の風紀委員
数論部に部室の退去を命じる存在です。
未来の宇宙人(ヤンキー風)
3000年後にボイジャーのゴールデンレコードを拾う存在です。
【トーラスの海での足し算】 イグペンローズ:「おいセバスチャン!この宇宙船、全然進まねえじゃねえか!どうなってんだよ!」 ゴールドセバスチャン:「あぁ、兄さん。大変です。燃料の『6』が足りません。だから今、これを分解して作ってるんです」 イグペンローズ:「おう、やってみろ。どうやって作るんだ?」 ゴールドセバスチャン:「えーと、まず素数の『3』をここに置きますね(正方形をドスン)。で、逆数になって海に潜ります。…(ブクブクブク)…はい!もう一つの素数の『3』を連れてきました!(ドスン)」 イグペンローズ:「(頭を叩いて)バカ野郎!それじゃ『3+3』でただの 6 じゃねえか!最初から 6 入れろよ!」 ゴールドセバスチャン:「えっ、でも兄さん…素数と素数が結婚しないと、宇宙のトーラスが…(フラフラ)」 イグペンローズ:「何が結婚だ!お前は理屈ばっかり立派で、やってることはただの足し算じゃねえか!ダメだこりゃ。次いってみよう!」
ゴールドセバスチャン:「兄さん!ドーナツの穴に落ちました!」 イグペンローズ:「バカ!そこは海じゃねえ、ただの空洞だ!」
イグペンローズ:「おいセバスチャン!目的地まであと 12 光年だ!時速 3 光年で進んだら、あと何時間かかるか計算しろ!」 ゴールドセバスチャン:「えーと……(指折り数えながら)まず 3 です。そこに 3 を足して 6。さらに 3 を足して 9。もういっちょ 3 を足して……あ、やっと 12 になりました!兄さん、『3が4回』です!」 イグペンローズ:「バカ野郎!それを世間じゃ『わり算』っつーんだよ!お前、逆数で潜れるくせに、なんでそんな面倒なことしてんだ!」 ゴールドセバスチャン:「だって兄さん、僕『かけ算』習ってないんですもん。でも見てください、この正方形の積み上げ(充填)!綺麗でしょ?」
【音楽と数学】 イグペンローズ:「おう、これだよこれ!このタラララ〜♪ってのが宇宙の真理ってやつだ!どうだセバスチャン、計算が捗るだろ?」 ゴールドセバスチャン:「(真面目な顔で)兄さん、この曲、すごいです。音が全部『足し算』でできてます。一音が 1個、二音が 1個……ああっ、計算が止まりません!」 イグペンローズ:「お前は音楽を聴いても枚数数えてんのか!もっとこう、ソウルを感じろよ!」
ゴールドセバスチャン:「兄さん、この溝も連分数になってます!潜れます!」
【ゴールドバッハ予想と証明】 イグペンローズ:「おいセバスチャン!これ解いたら、一生働かなくていいぞ!『すべての偶数は二つの素数の和(足し算)である』って書いてある。お前、足し算得意だろ?」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、見つけました! 100 という広い床も、素数の 47 枚と 53 枚のタイルを並べれば、ピッタリ埋まるんです!」
ゴールドセバスチャン:「兄さん、できました!無限にある偶数、全部、僕が足し算で素数のペアにしました!……あ、でも最後の一つだけ、指が足りなくて数えられませんでした。」 イグペンローズ:「バカ野郎!それじゃ証明にならねえんだよ!ダメだこりゃ。次いってみよう!」
ゴールドセバスチャン:「兄さん、ダメです。数学の神様(バッハ)が『一音も抜くな』って言ってます!」
イグペンローズ:「おいセバスチャン!いつまでちっこいタイル並べてんだ!日が暮れちまうぞ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、安心してください。さっきバザーで買ってきた『証明済みの箱』を使います。この箱には 『10までの偶数は全部素数ペアでできている』 っていう証明が入ってるんです」 イグペンローズ:「ほう、そいつをどうするんだ?」 ゴールドセバスチャン:「この箱を 2個 足します。すると……ほら! 『20までの偶数』 の土台が、一瞬でできました!」
ゴールドセバスチャン:「兄さん!『証明済みブロック』を足し算しすぎて、船の重力バランスが逆数になっちゃいましたー!」 イグペンローズ:「バカ野郎!重いもん乗せる時は、ペンローズの階段で重さを逃がせって言っただろ!」
【ラマヌジャンの直感】 イグペンローズ:「おいラマヌジャン!お前、さっきから何ぼーっとしてんだ!セバスチャンを見ろ、あんなに一生懸命タイルを足してるぞ!」 ラマヌジャン:「……兄さん、セバスチャンの足し算は遅すぎます。この『証明済みの巨大な偶数』を、ひっくり返して(逆数にして) 中を覗けばいいんですよ」 ゴールドセバスチャン:「えっ、ひっくり返すんですか!? 壊れちゃいませんか?」 ラマヌジャン:「いいえ。この巨大な 1000000 という証明済みブロックを 1/ 1000000 にして、その極小の隙間に潜り込むんです。そこには、まだ誰も見たことがない『素数の妖精』が隠れています」
ゴールドセバスチャン:「(慌てて潜水ゴーグルをつけて)わ、わかりました!潜ります!……ブクブクブク(逆数の海へ)」 ゴールドセバスチャン:「兄さん!逆数で潜ったら、中がバッハの曲でパンパンになってて、溺れそうになりましたー!」 イグペンローズ:「バカ野郎!潜る前にちゃんと準備体操(منの確認)しろってんだ!ラマヌジャンも、変なこと教えるんじゃねえ!……ダメだこりゃ。次いってみよう!」
【回文とモーツァルト】 イグペンローズ:「おいセバスチャン!レコードの曲が終わりそうだぞ!終わったら宇宙船が止まっちまう、どうにかしろ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、大丈夫です。バッハの『音楽の捧げもの』をセットしました。これ、端っこまで行くと、自動的に逆さまになって戻ってくるんです!」 ラマヌジャン:「そう、終わりが始まり。始まりが終わり。まさに『トーラスの海』を一周して戻ってくるような回文航法(リカーシブ)ですよ。」 イグペンローズ:「バカ野郎!それじゃいつまで経っても目的地に着かねえだろ!ずっと同じ曲聴いてるだけじゃねえか!……ダメだこりゃ。」
イグペンローズ:「おいセバスチャン!バッハの曲は飽きたぞ!もっとノリのいいのないのか!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、いいのがありました。モーツァルトの『逆さま楽譜』です!これを演奏すれば、宇宙船がひっくり返ってスピードアップします!」 イグペンローズ:「おう、やってみろ。……って、おい!ラマヌジャンと向かい合って演奏してどうするんだ!」 ゴールドセバスチャン:「これがルールなんです!僕が『足し算』で進む間に、ラマヌジャンさんが『逆数』で戻ってきます!せーの……(演奏開始)」 ラマヌジャン:「……(真顔で逆さまに弾きながら)兄さん、これ、宇宙の裏側が見えますね。」 イグペンローズ:「(船がぐるぐる回りだして)バカ野郎!目が回るじゃねえか!宇宙船を回文にするんじゃねえ!……ダメだこりゃ。」
【色即是空と仏教的視点】 イグペンローズ:「おいセバスチャン!さっき並べたタイルが全部消えちまったぞ!どうなってんだ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、これが『色即是空』ですよ。並べすぎたら逆数になっちゃって、空っぽ(空)に吸い込まれたんです」 ラマヌジャン:「(悟りを開いた顔で)いえ、消えたんじゃありません。その『空』の中に、無限の『色』が詰まっているんです。ほら、逆さまに(回文に)してみれば……」 イグペンローズ:「(空っぽの空間を叩いて)何が詰まってるんだよ!スカスカじゃねえか!ダメだこりゃ!」
イグペンローズ:「おいラマヌジャン!いつまで寝てんだ、この雷様野郎!セバスチャンのタイル並べを手伝え!」 ラマヌジャン:「……兄さん、そんなに焦らなくてもいいじゃないですか。この宇宙自体が『空』なんですから……ムニャムニャ(また寝る)」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、大変です!ラマヌジャンさんが寝言で言った数式を逆数にして足し算したら、船内の重力が『般若心経』のリズムで脈動し始めました!」
イグペンローズ:「おいブー!いつまで寝てんだ!セバスチャンが一生懸命、素数 1000003 枚のタイルを並べてるんだぞ!」 高木ブー:「……(薄目を開けて)……兄さん、そんなに並べなくても……全部『 0 』でいいじゃない……(また寝る)」 ゴールドセバスチャン:「えっ! 0 ですか!? ……あ、兄さん!ブーさんの言った通り『 0 』を逆数にしようとしたら(定義不能ですが)、タイルが全部消えて、船が『無』の空間をワープし始めました!」 イグペンローズ:「バカ野郎!勝手にワープすんじゃねえ!どこへ行くか分かんねえだろ!……ダメだこりゃ。」
イグペンローズ:「おいセバスチャン!この宇宙の端っこまで、あとどれくらいタイルを置けばいいんだ!」 ゴールドセバスチャン:「(震えながら)兄さん、計算したら『一、十、百、千、万……』じゃ足りません。えーと、那由他、不可思議……」 高木ブー:「……(寝言で)……『一は多であり、多は一である』……(華厳経の一節)」 ゴールドセバスチャン:「ああっ!そうか!タイルを 1 枚置くことは、宇宙全部を置くことと同じなんだ!つまり……足し算しなくていいんだ!」 イグペンローズ:「バカ野郎!仕事しねえ理由に経典を使うんじゃねえ!……ダメだこりゃ。」
【華厳経(アヴァタムサカ)】 イグペンローズ:「おいセバスチャン!このボロボロの巻物、バザーで『宇宙の設計図』だって言われて買ったんだけど、なんて書いてあるんだ?」 ゴールドセバスチャン:「(メガネを直して)兄さん、これはサンスクリット語ですね……『アヴァタムサカ』……つまり『花飾り』です。宇宙は数式の羅列じゃなくて、美しい花の連なり(スートラ)だって言ってるんです。」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……アヴァタムサカ……いい響きだなぁ……なんだか、バッハの旋律が重なって聞こえてくるよ……」 イグペンローズ:「(呆れて)花飾りだか何だか知らねえが、この船のエンジンが『素数+素数』で動いてるのは、その飾りのせいなのか!……ダメだこりゃ。」
イグペンローズ:「おいセバスチャン!いつまでそのボロい経典読んでんだ!さっさと計算しねえか!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、そんなに怒らないでください。今、宇宙の真理 『アヴァタムサカ』 を唱えて、計算を自動化しようとしてるんですから」 イグペンローズ:「アヴァ……なんだって? よく聞こえねえよ」 ゴールドセバスチャン:「ですから、アヴァタムサカ、ですよ。宇宙を花で飾るんです」 イグペンローズ:「……ん? ……なんだ、『おい、ブー!』 って言ったのか? お前、寝てるブーを起こしてどうすんだよ!」 高木ブー:「……(ムクッと起きて)……あ、呼ばれた? 宇宙船を花飾りにするの? じゃあ、この連分数のタイル、全部チューリップにしとくね……(また寝る)」 ゴールドセバスチャン:「ああっ!兄さんが『おいブー』なんて言うから!計算式のタイルが全部お花になっちゃって、足し算ができませんー!」 イグペンローズ:「バカ野郎!俺のせいかよ!……ダメだこりゃ。次いってみよう!」
イグペンローズ:「おい、なんだそのアヴァ……アヴァ……アバババ……みたいな名前は!噛みそうで言えねえよ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、アヴァタムサカです。サンスクリット語ですよ。仏教学部ではこれを1日100回唱えながら足し算するのが基本だったんです(中退したけど)」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……アヴァ、タム、サカ……あ、坂道? 坂道を転がる音かな……タラリラリ〜……(バッハの旋律に聞こえ始める)」
イグペンローズ:「おいセバスチャン!さっきからサンスクリット語だかアラビア語だか知らねえが、呪文ばっかり唱えてんじゃねえ!どっちかにしろ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、無理ですよ。計算式はアラビア語の من で厳密に組み立てて、宇宙の広がりはサンスクリット語の Avatamsaka で表現しないと、ゴールドバッハ予想の『調和』が崩れちゃうんです!」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……アラビア語の من って……『ミンミンゼミ』のミン?……夏だねぇ……」 イグペンローズ:「バカ野郎!季節感だしてる場合か!……ダメだこりゃ。」
ゴールドセバスチャン:「兄さん、気づいちゃいました。宇宙の真理 Avatamsaka(アヴァタムサカ) って、最後の方が『サカ(坂)』で終わるんです。だからブーさん、いつも坂道を転がるみたいに、いつの間にか寝床まで行っちゃうんですよ」 イグペンローズ:「なるほどな……。アヴァ……タム……サカ。……本当だ、なんか聞いてるだけで眠くなってくる響きだな」 高木ブー:「……(薄目を開けて)……アヴァタム、サカ……うん、なんか僕の親戚の名前みたいな気がしてきたよ……アヴァ、タム……ブー……」 イグペンローズ:「名前になっちゃったよ!……おい、お前ら!感動してねえで足し算しろ!……ダメだこりゃ。」
イグペンローズ:「おい、セバスチャン。お前、結局なんで仏教やめたんだよ」 ゴールドセバスチャン:「……経典が美しすぎて、足し算が止まらなくなっちゃったんです。仏教は『執着を捨てろ』って言いますけど、僕は『宇宙の数』に執着したくなっちゃったんですよ」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……いいじゃない……執着も、逆数にすれば……『愛』になるよ……ムニャムニャ」
【コタツと蜜柑】 イグペンローズ:「おいセバスチャン、その蜜柑の皮、ちゃんと剥いてから食えよ。あと、コタツの中で足をバタバタさせるんじゃねえ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、これを見てください。蜜柑の皮を剥くと、中には房が 10 個……。これもまた من(〜のうちの) 、つまり『全体と部分』です。皮の中に宇宙が詰まってるんですよ。アヴァタムサカですねぇ」 高木ブー:「……(コタツに半分潜り込みながら)……アヴァ……タム……サカ……。コタツの中は……あったかくて……『空』だねぇ……。もう足し算も……逆数も……どうでもいいよ……(スヤァ)」 イグペンローズ:「バカ野郎!ブーが『空』に入っちまったら、誰が舵を取るんだよ!……おいセバスチャン、お前も蜜柑食いながら素数数えるんじゃねえ!……ダメだこりゃ。」
イグペンローズ:「おいセバスチャン!ブーがコタツの中で『空』になりすぎて、船が透明になっちまったぞ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、大変です!透明になったせいで、足し算のタイルが見えません! 1 + 1 がどこにあるか分からないんです!」 イグペンローズ:「لَا فَائِدَةَ مِنْ هَذَا... (ダメだこりゃ……)」「Moving on! (次いってみよう!)」
【数学用語によるツッコミと保留】 イグペンローズ:「おい、セバスチャン!お前の足し算、前提と結論が食い違ってるぞ!『矛盾』だ!ダメだこりゃ!」 イグペンローズ:「ブー!お前が寝言で言った数式、たった今『反例』が見つかったぞ!一発アウトだ、ダメだこりゃ!」 イグペンローズ:「証明終了(Q.E.D.)どころか、証明不能じゃねえか!ダメだこりゃ!」 イグペンローズ:「この失敗は、次の正解のための『補題』にすぎねえ!次いってみよう!」 イグペンローズ:「止まってんじゃねえ!論理を前に進めろ(『演繹』しろ)!次いってみよう!」 イグペンローズ:「よし、この計算は一旦ここまで(Q.E.F.)だ!次いってみよう!」
イグペンローズ:「おいセバスチャン!ゴールドバッハ予想のタイルの並び、ここ من (min) 、全体と部分の包含関係が逆だろ!これじゃ不完全性定理で船が止まっちまうぞ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、鋭いですね……。確かに、ここの 1 と 1 を足すプロセスに論理の飛躍(Jump)がありました。これじゃアヴァタムサカ(花飾り)がバラバラです……」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……いいじゃない……背理法で……『ダメな自分』を仮定して……最後は幸せになるって……証明すれば……」 イグペンローズ:「『矛盾』だ! لَا فَائِدَةَ (ラー・ファーイダ)!ダメだこりゃ!」「Moving on to the next Lemma! (次の補題へ、次いってみよう!)」
イグペンローズ:「おいセバスチャン! その『アヴァタムサカ・エンジン』の足し算、結局のところ収束するのかしないのか、どっちなんだよ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、それが……潜れば潜るほど من(〜のうちの)の階層が無限に続いて、今の僕の計算力では『判定不能』なんです!」 高木ブー:「……(コタツから顔を出して)……いいじゃない……わからないものは……『空(くう)』の箱に入れて……棚上げしちゃえば……」 イグペンローズ:「バカ野郎! 棚上げしたまま宇宙の果てまで行けるか! ……ま、いいか。考えてもわかんねえもんはしょうがねえ!」「証明保留(Q.E.P. - Quod Est Pendendum)! 次行ってみよう!」
【ゴールデンレコードとヤンキー典礼】 イグペンローズ:「(スピーカーに耳を寄せて)……おお、いい曲だなあ。この独特のリズムと咆哮……『ブルンブルンバイク協奏曲』か。なるほどな、ヤンキーがメンチ切って、アクセルの吹かし方だけで会話してる。深い、深いぞこれ!」 ゴールドセバスチャン:「(慌ててレコードの解説書を読みながら)兄さん、違います! それ、バッハの『ブランデンブルク協奏曲』です! 全然バイクじゃないし、メンチも切ってません!」 イグペンローズ:「うるせえ! 聴いてみろよ。この第3楽章の加速、完全に土曜の夜の国道16号だろ。最後は殴り合って『お前、いいパンチしてるじゃねえか……』『お前こそ……』って仲良くなって、河原で夕日を見る……。これが宇宙の真理、アヴァタムサカだ!」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……いいじゃない……そのアクセルの音……『空』に響いてるよ……。パラリラ〜、パラリラ〜……(いびきがバイクの音と共鳴し始める)」 ゴールドセバスチャン:「ああっ! 兄さんの誤解とブーさんのいびきが合体して、エンジンの回転数が暴走してます! 逆数が! 逆数が振り切れますー!」 イグペンローズ:「証明保留(プルーフ・ペンディング)! 次行ってみよう!」
イグペンローズ:「おいセバスチャン、この『ダダダダーン!』ってのは、借金取りが玄関のドアを叩く音か? 追い詰められた時の緊迫感がすごいな、これぞ人生だ!」 ゴールドセバスチャン:「違います! これは宇宙の最小単位のビートです。ダダダダーンを分数で表すと……」 イグペンローズ:「なんだこのジャカジャカした音は。近所のガキがエレキギターで騒いでるだけじゃねえか! 『うるせえバカ野郎協奏曲』だな!」 高木ブー:「……(コタツの中でリズムに乗って)……いいじゃない……このジャカジャカ……雷の音に似てるよ……(雷様の記憶)」 イグペンローズ:「おい、さっきから不協和音ばっかりじゃねえか。これはバザーの会場で、みんなが値切り交渉してる時のガヤガヤ音だな。活気があっていい!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、それは原始の生命の爆発を表現した名曲です……。でも確かに、足し算が破綻した時のノイズに似てますね……」 イグペンローズ:「なんだか悲しい声が聞こえるな……。これは夕暮れ時に、蜜柑を買い忘れてしょんぼり帰るおじさんの歌か?」 ラマヌジャン:「いえ、これは『空(くう)』の孤独を歌った、宇宙で最も美しいブルースですよ」
イグペンローズ:「おいセバスチャン! このレコード、他にも変な音がたくさん入ってるぞ! 『クジラの鳴き声』って書いてあるけど、これ、お前の寝っぺじゃねえのか?」 ゴールドセバスチャン:「失礼な! クジラは海の賢者ですよ。彼らの歌をフーリエ変換すると、実は『華厳経』の数式が浮かび上がるんです!」 高木ブー:「……(寝言で)……ホワァ〜……(クジラの鳴き声と完全にシンクロする)」 イグペンローズ:「ブーまでクジラになっちまったよ! 歌ってる場合か! そもそも、こんなにいろんな音を入れたら、宇宙人が混乱するだろ! 『地球人はみんなバイクでメンチ切ってる』と思われたらどうすんだ!」 ゴールドセバスチャン:「それが宇宙の多様性、つまり Avatamsaka(アヴァタムサカ) ですから。全部まとめて足し算すればいいんです!」 イグペンローズ:「証明保留! 次いってみよう!」
イグペンローズ:「おいセバスチャン! このレコード、英語だと 'Vroom-Vroom'、アラビア語だと 'Han-Han' って聞こえるぞ! 世界中のヤンキーが集結してるじゃねえか!」 ゴールドセバスチャン:「(頭を抱えて)兄さん、それはただの言語別の擬音語です……。バッハは世界共通なんです。勝手に من(〜のうちの) 暴走族カテゴリに分類しないでください!」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……ハン、ハン……? お腹が空いたのかな……ハングリー……(さらに深い眠りへ)」 イグペンローズ:「腹が減ってるのはお前だけだろ! ……ああ、もう英語だかアラビア語だかバイクの音だか、わけがわかんねえ!」「Proof Pending! (証明保留!)」「Moving on! (次いってみよう!)」
イグペンローズ:「おい諸賢! 研究の結果、この『ブルンブルンバイク協奏曲』の正体がわかったぞ! これはただの暴走じゃねえ、カトリックの典礼(ミサ)だ!」 ゴールドセバスチャン:「(計算尺を叩きながら)……確かに! 周期を解析すると、グレゴリオ聖歌の律動と完全に一致します! ヤンキーのアクセルワークは、神への祈りのピストン運動だったんです!」 イグペンローズ:「そうよ! だからこれは、こう訳すべきなんだ。『主(総長)はテメェらとともに!』」 諸賢クルー(一斉にメンチ切って):「『おう、テメェ(司祭)ともな!』」 高木ブー(寝ぼけてアクセル全開のポーズ):「……ブルン! ……ブルン!!(アーメン)」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、すごいです! バイクの排気ガス(色)が消えて、魂の救済(空)が見えてきました! これぞ من (min) 、つまり『ヤンキーという全体』の中に『聖性という部分』が含まれていた証明です!」
イグペンローズ:「よし! この『ヤンキー典礼』で宇宙の果てまで爆走するぞ! ……って、おいセバスチャン! なんで船がバックしてんだ!」 ゴールドセバスチャン:「ああっ! 兄さんが『おう、テメェともな!』でアクセルを逆回転させたから、複素平面上で逆走し始めました! 証明保留です!」 イグペンローズ:「矛盾(タナークト)! ダメだこりゃ! 次いってみよう!」
【3000年後とブラックホール】 イグペンローズ:「おいセバスチャン! 3000年も経ったのに、まだ次の星に着かねえのかよ! このボロ船、燃費が悪すぎるぞ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、しょうがないですよ。宇宙は広いんです。3000年なんて、アラビア語の من で言えば、無限集合のなかの『砂粒一粒分(部分)』にもなりません。まさに Avatamsaka(アヴァタムサカ) 、果てしない花飾りの一節です」 高木ブー:「……(コタツの中で完全に熟睡)……いいじゃない……3000年なんて……お昼寝……一回分だよ……ムニャムニャ……」 イグペンローズ:「お前のお昼寝は時間の概念が狂ってんだよ! 3000年も経ったら、俺のバザーで買ったレコードの針が摩り下りちまうだろ!」
未来の宇宙人(ヤンキー風):「おい、なんか浮いてんぞ。……『ゴールデンレコード』? 聴いてみるか。……(再生)……『ブルン! ブルン! 主はテメェらとともに!』 ……おお、これ、伝説の古代典礼じゃねえか! 激アツだな!」 イグペンローズ(幽霊として登場):「証明保留! 次いってみよう!」
イグペンローズ:「おいセバスチャン! この船、カーナビがついてねえぞ! どこに向かってんだよ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、ボイジャーにカーナビは要りません。僕たちが目指しているのは特定の『星』じゃなくて、『無限という分母』なんですから。ただ真っ直ぐ、アヴァタムサカ(花飾り)の隙間を抜けていくだけです」 イグペンローズ:「バカ野郎! 目的地もなしに3000年も走って、ガソリン代(電力)がもったいねえだろ! バザーで買った『宇宙のコンパス』、北を指さないでブーの鼻ばっかり指してんぞ!」 高木ブー(寝言):「……いいじゃない……どこへ行っても……そこが……『宇宙の中心(一即多)』だよ……。パラリラ〜、パラリラ〜……」 イグペンローズ:「お前は寝床が中心だろ! ……おい、4万年も経たないと次の星に着かないのかよ。やってらんねえ!」「到着時刻保留! 次行ってみよう!」
イグペンローズ:「おいセバスチャン! 3000年も待ってられるか! あの真っ黒い穴っぽこ(ブラックホール)に突っ込んで、一気に加速しろ! 『超絶スイングバイ』だ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、無茶ですよ! あの穴の先は事象の地平面(イベント・ホライズン)。計算式が全部 1/0(ゼロ除算) になって、タイルの数字が全部溶けちゃいます! アラビア語の من どころか、宇宙の『全体』も『部分』もグチャグチャです!」 イグペンローズ:「ガタガタ言うな! お前の足し算と、ブーのいびきの共鳴(レゾナンス)があれば、重力なんて跳ね返せるだろ! 行け、ブー! アクセル全開だ!」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……ブルン……ブルン……! 『主はテメェらとともに!』 ……パラリラ〜!!」 ゴールドセバスチャン:「ああっ! 遠心力でコタツがひっくり返った! 蜜柑が光速を超えて、過去に飛んでいきましたー!」
イグペンローズ:「……ゼェ……ゼェ……。おいセバスチャン、今、何時だ? 加速に成功したか?」 ゴールドセバスチャン:「(ボロボロの計算尺を見て)兄さん、大成功です! ブラックホールの重力を利用して、『3000年後』を通り越して、宇宙が一度滅んでから再起動した後の『新しい1年目』に着いちゃいました!」 イグペンローズ:「……え? 3000年どころか、宇宙一巡したのかよ! ……あ、あそこに浮いてるの、俺がさっき捨てた蜜柑の皮じゃねえか。一周回って戻ってきたぞ」 高木ブー:「……(ムクッと起きて)……あ、おはよう。いいお昼寝だった。……あれ、ここはどこ? 奈良の大仏さんが、バイクに乗って走ってるよ?」 イグペンローズ:「因果律崩壊(Q.E.P.)! ダメだこりゃ! 次いってみよう!」
【数と証明へのこだわり】 イグペンローズ:「おいセバスチャン! さっきからデカい数字ばっかり並べて何やってんだ! 早く結論を出せ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、今 10^{18} までの偶数を素数に分解したんですけど……どれだけ大きな偶数(チーム)も、最後は2人の素数(ヤンキー)のタイマンに還元されちゃうんです! これ、凄くないですか!?」 イグペンローズ:「タイマンだろうが連合艦隊だろうが、俺の知ったこっちゃねえよ! それ、無限に続くんだろ? 終わりはあるのか!」 ゴールドセバスチャン:「……それが、終わり(証明)がないんです。無限に続くことはわかってるのに、全宇宙を足し算し尽くさないと『絶対』とは言えない……。まさに修行です」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……いいじゃない……偶数は、二人組……。素数は、ひとりぼっち……。ふたりになれば……寂しくないよ……ブルン……ブルン……」 イグペンローズ:「お前が寂しいのは胃袋だろ! ……ああ、もう! 終わりがないなら仕事にならねえ!」「証明保留(プルーフ・ペンディング)! 次いってみよう!」
ゴールドセバスチャン:「兄さん、気づいちゃいましたか……。そう、この世界で 『2』は別物 なんです。素数という『個(一)』の強さを持ちながら、偶数という『和(多)』の頂点に立つ。まさに、僕とブーさんという『奇数』を束ねる兄さんそのものです!」 イグペンローズ:「なんだ、俺は数字だと『2』なのか? 地味じゃねえか、もっと『1億』とか派手なのがいいよ!」 ゴールドセバスチャン:「ダメですよ! 1億なんて、ただの2と5の寄せ集めです。でも『2』がなければ、ゴールドバッハ予想の最初の足し算 4 = 2 + 2 すら成立しません。宇宙は 4(死)から始まれないんです!」 高木ブー:「……(蜜柑を2つ手に持って)……いいじゃない……2つあれば……お手玉ができるよ……。右手の蜜柑と……左手の蜜柑……合わさって……『空』……」 イグペンローズ:「おいセバスチャン! 俺(2)がいなきゃ始まらねえってんなら、もっと敬えよ! とりあえず、その蜜柑の皮を『2』の形に剥いて並べろ!」 ゴールドセバスチャン:「はい、兄さん! 二進法(バイナリ)の宇宙、謹んで計算させていただきます!」 イグペンローズ:「2以外は全部保留! 次いってみよう!」
イグペンローズ:「おい、1が素数だったら、ゴールドバッハの足し算 4 = 2+2 が 4 = 1+1+1+1 とか、無限にパターンが増えちまって収拾がつかねえだろ! 整理整頓だ、1はクビだ!」
イグペンローズ:「おいセバスチャン。2が素数だってのは分かった。じゃあ、誰がそれを証明したんだ? どこのバザーで買ったルールなんだよ」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、これは証明というより、宇宙の公理(アキシオム)、つまり『疑いようのない前提』なんです。アラビア語の من (min) で言えば、2は『偶数という全体』の中から最初に見つかった『素数という部分』。これ自体が奇跡の包含関係なんです!」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……2は……寂しくない素数……。1と……自分で……抱き合ってるから……。ブルン……ブルン……」 イグペンローズ:「抱き合ってんじゃねえよ! ……つまりなんだ、2は『偶数のリーダー』でありながら『素数の新人』でもあるってことか。苦労する立ち位置だな。よし、合格だ!」
イグペンローズ:「おい! 俺たちが信じてきた『偶数は2つの素数の和(ゴールドバッハ)』ってルールはどうなるんだ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、前提の 2 が崩れたので、偶数という概念そのものが『証明保留』どころか『存在否定』されました! 僕たち、今、何者でもない数字のゴミの中に浮いてます!」
イグペンローズ:「おいセバスチャン! バザーで安売りしてたからって、『2は素数じゃない』っていう怪しい新説を買ってくんじゃねえよ! 船のエンジンが変な音してるぞ!」 ゴールドセバスチャン:「すみません兄さん! でもこれ、安かったんですよ……。『2は実は1の双子である』って書いてあって。……ああっ! 大変です! 2 が素数じゃなくなったせいで、素因数分解のタイルが全部砂になって崩れていきます!」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……いいじゃない…… 2 がなくても…… 1 が 2 つあれば……。 1+1 は……えーっと……なんだっけ……」 イグペンローズ:「2 だよバカ野郎! その 2 が迷子なんだよ! ……おい、このままだと船が 『奇数だけのギザギザ宇宙』 に突っ込むぞ! 全員、しっかり掴まってろ!」 ゴールドセバスチャン:「اثنان(イスナーン / 2)よ、戻ってきてください! あなたがいなければ、宇宙の足し算(ゴールドバッハ)は永遠に保留されたままなんです!」
イグペンローズ:「おいセバスチャン! ややこしい掛け算なんかやめて、全部足し算で計算しろよ。その方が楽だろ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、無茶言わないでください! 掛け算(素因数分解)は宇宙の『設計図』なんです。足し算(ゴールドバッハ)は宇宙の『現象』なんです。設計図を全部現象に直そうとしたら、ABC予想というラスボス級の難問が立ちふさがって、船の計算機がオーバーヒートします!」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……いいじゃない……掛け算は、結婚……。足し算は、散歩……。どっちも……楽しいよ……ブルン……ブルン……」 イグペンローズ:「散歩してる間に宇宙が終わっちまうよ! ……つまりなんだ、足し算だけで素因数分解の代わりをさせるのは、無理だってことか?」
イグペンローズ:「よし分かった。掛け算と足し算が喧嘩してるなら、俺が仲裁してやる。セバスチャン、お前の足し算タイルに、俺のバザーで買った『強力な掛け算ボンド』を塗って無理やりくっつけろ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、それじゃ数式がベタベタの非線形になっちゃいますー!」 イグペンローズ:「論理矛盾(Q.E.P.)! ダメだこりゃ! 次いってみよう!」
ゴールドセバスチャン:「兄さん、見てください。この潔いペアを。孤独な7と、孤独な5が、たった二人で12という調和(偶数)を支えている。これぞ『ゴールドバッハ予想の王道』です。シンプルで無駄がない。ミニマリズムの極致ですよ……!」 ゴールドセバスチャン:「今日はちょっと賑やかに行きたいですね。5と5という双子に、唯一の偶数素数である『兄さん(2)』が加わって12になる。このمن (min)、つまり12という全体の中に、2という特異点が含まれているバランス……。これ、ジャズのリズムですよ!」 ゴールドセバスチャン:「これはもう、『アヴァタムサカ(華厳)』の境地です。同じ形の3という花が、四方に等しく並んで12を作る。曼荼羅(まんだら)ですよ。どこを切り取っても3。一即多、多即一。……あぁ、恍惚としちゃう……。」 イグペンローズ:「おいセバスチャン! 『どれが好き?』じゃねえよ! 算数はな、答えが一つだからいいんだよ。そんなに何パターンもあったら、バザーのレジが混乱するだろ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、それですよ! 足し算(和)の魅力は、正解が一つじゃない『多様性の海』なんです! 掛け算(積)は一通りしかない独裁者ですが、足し算は民主主義なんです!」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……僕は……『3 + 3 + 3 + 3』がいいな……。お団子が……4串……あるみたいで……モグモグ……」 イグペンローズ:「団子の数じゃねえんだよ! ……ったく、足し算に感情移入しすぎだ。どれでもいいから、さっさと燃料の計算しろ!」
ゴールドセバスチャン:「兄さん、いいですか。6 を 2 \times 3 って書くのは、単なる『部品のリスト』ですよ。でも、6 = 3 + 3 と書いた瞬間、そこには『対等な二つの魂(素数)が響き合う物語』が生まれるんです! アラビア語の من (min) で言えば、全体の 6 の中から、全く同じ重みの 3 という部分が二つ、手を取り合って現れる……。これこそがゴールドバッハ予想の最小にして最高の芸術(華厳)なんです!」 イグペンローズ:「おいセバスチャン! お前が『6は3+3だ』って言い張るせいで、燃料の配合がズレてんだよ! 普通は2(二人)×3(人分)で計算するだろ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、分かってないなぁ。2 \times 3 だと、数字の『2』が『3』を支配しているような、上下関係を感じちゃうんです。でも 3 + 3 なら、双子のように並んでいる。『主はテメェらとともに!』っていうヤンキー典礼の精神にも近いんですよ。左右のバイクが同じリズムでアクセルを吹かしている状態です!」 高木ブー:「……(寝言)……いいじゃない…… 3 つの蜜柑と…… 3 つの蜜柑……。どっちを食べても……おいしいよ……。ブルン……ブルン……」 イグペンローズ:「食い物のバランスの話じゃねえんだよ! ……ったく、お前の中では『掛け算のボタン』は壊れてんのか?」
イグペンローズ:「よし分かった。そこまで言うなら、今日の晩飯は『3+3』でサンマを焼いてやるよ。……あ、おい! 焼いてる間にサンマが 2 \times 3 に分裂して、6匹に増えたぞ! どうなってんだセバスチャン!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん! それは『素因数分解の呪い』です! 足し算で愛でていたサンマが、数学の厳密さに耐えきれず掛け算に逃げ出しました! 証明保留です!」 イグペンローズ:「サンマ増殖保留! 次いってみよう!」
ゴールドセバスチャン:「兄さん……さっき気づいたんです。6 は 3+3 ですけど、宇宙の膨張(アヴァタムサカ)を考えれば、微弱な重力波の分を足して……7 でもいいんですよ。もちろん。」 イグペンローズ:「(身を乗り出して)……ほう。7 でもいいのか。お前、ついにアインシュタインを超えたのか?」 ゴールドセバスチャン:「ええ。6 とか 7 とかいう『数』の概念すら、実はバザーで買った安物のフィルターに過ぎなくて……。すべては من (min) 、つまり……」 ゴールドセバスチャン:「……。……なわけないか……。 へへ、すんません。今のは忘れてください。ただの計算ミスです。」 イグペンローズ:「バカ野郎! 期待して損したわ! お前の脳みそ、ブラックホールでスイングバイして中身が素数に溶けちまったんじゃねえのか!」
イグペンローズ:「おいセバスチャン! お前が『7でもいい』なんて言うから、さっきバザーで値切ったサンマが、レジを通る時に 7 割引じゃなくて 7 倍の値段になっちまったぞ! どうすんだ!」 ゴールドセバスチャン:「……それは……経済学的な『証明保留』ということで……(逃げる)」 イグペンローズ:「こいつの頭、修理保留! 次いってみよう!」
【証明とアラビア語の「هـ.ط.ث」】 ゴールドセバスチャン:「兄さん! ついに 6=3+3 の精神的証明が完了しました! 最後にこの三文字、هـ.ط.ث(ハ・タ・サ) を記します!」 イグペンローズ:「なんだその呪文は。バザーの合言葉か?」 ゴールドセバスチャン:「違いますよ! これこそがアラビア数学の華、『これぞ証明されるべきことなり!』という勝利の宣言です! これを書いた瞬間、僕の足し算は宇宙の真理(アヴァタムサカ)へと昇華されるんです!」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……ハ・タ・サ……? 旗揚げ……ササカマ……? 美味しそうだね……ブルン……ブルン……」 イグペンローズ:「食いもんじゃねえよ! ……でも、その三文字、なんか形がカッコいいな。俺のメンチ切りにも一文字足して 『هـ.ط.ث!』 って叫んだら、相手がビビりそうだ。」
イグペンローズ:「よし! 俺も今日からバザーの領収書の最後に هـ.ط.ث って書いてやるぞ! 『これぞ値切られるべき金額なり!』ってな!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、それは数学の証明じゃなくて、ただの強喝ですー!」 イグペンローズ:「会計保留! هـ.ط.ث! 次いってみよう!」
ゴールドセバスチャン:「兄さん、見てくださいよこの三文字。هـ.ط.ث……。これ、よく見ると数学の証明じゃなくて、『2つの魂が合体した姿』、つまり双数形に見えませんか!?」 イグペンローズ:「また始まったよ。どう見てもただの記号だろ。」 ゴールドセバスチャン:「いえ! 最初の هـ (ハー) は『彼』、最後の ث (サー) は『3』に似てますけど、真ん中の ط (ター) が二つの要素を繋ぐ『ボルト』なんです! つまり、『孤独な素数(3)が、兄さん(2)という接着剤で、一つの真理(双数)になった姿』……。これこそがゴールドバッハ予想の到達点、من (min) の極致なんですよ!」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……双数形……。右のわらじと……左のわらじ……。揃って初めて……歩き出せるね……ブルン……ブルン……」
イグペンローズ:「おい、じゃあなんだ。俺たちがメンチ切って 『主はテメェらとともに!』『おう、テメェともな!』 ってやり合ってるのも、その『双数形』ってやつなのか?」 ゴールドセバスチャン:「その通りです! 1人じゃメンチは切れません。2人いて初めて、火花という『証明(イスバート)』が生まれる。その火花の残像こそが、この三文字 هـ.ط.ث なんです! 兄さんと僕、あるいは僕とブーさん……このペアこそが宇宙の最小単位なんです!」 イグペンローズ:「(照れ隠しに)……ケッ。小難しいこと言ってんじゃねえよ。じゃあ俺と、バザーで買ったこの『壊れたラジカセ』も双数形か?」 ゴールドセバスチャン:「それは……ただの『故障』です。なわけないか……(照れ笑い)」
【バザーの哲学とガラクタ】 ゴールドセバスチャン:「兄さん、バザーという言葉は من (min) で言えば、『雑多なガラクタという全体』の中から、『自分だけの宝物という部分』を抽出する場所なんです。ペルシアからアラビアへ、そして世界へ……。この言葉自体が、価値の再定義を繰り返す爆走の歴史なんですよ!」 イグペンローズ:「おいセバスチャン! 俺が通ってるバザーは、そんな高尚なもんじゃねえぞ。売れ残りの軍手とか、首の取れた招き猫とか、そういう『宇宙の吹き溜まり』みたいな場所だ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、それこそが Bazaar の真髄です! 語源を辿れば、そこは『道が交差する場所』。異なる価値観が衝突して、新しい値段(数式)が生まれる特異点なんです。兄さんが値切るたびに、宇宙の均衡(エントロピー)が書き換えられているんですよ!」 高木ブー:「……(寝言)……バザー……。おばちゃんが……おまけしてくれた……飴玉……。甘いね……。これぞ……慈悲の心……ブルン……ブルン……」 イグペンローズ:「飴玉一個で慈悲を語るな! ……なるほどな。ペルシアから英語まで、みんな俺みたいに掘り出し物を探して右往左往してたってわけか。親近感湧くじゃねえか。」
イグペンローズ:「よし! 語源もわかったことだし、次のブラックホールの角にある『銀河バザー』で、新しいコタツ布団を値切ってくるぞ! セバスチャン、計算しとけ!」 ゴールドセバスチャン:「了解です兄さん! 期待値は هـ.ط.ث (証明されるべき安値)です!」 イグペンローズ:「値切り交渉保留! 次いってみよう!」
イグペンローズ:「おいセバスチャン! 見てろ、銀河バザーで凄いもん買ってきたぞ。これぞ宇宙の真理、『端っこのない円満フラフープ』だ! 店の親父が『これを使えば円周率が割り切れる』って言ってたぞ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、騙されてますよ! 円周率は \pi (パイ)、つまり 3.14159... と永遠に続く超越数なんです! 割り切れたら宇宙のカーブが全部カクカクの多角形になっちゃいます!」 イグペンローズ:「うるせえ! 俺が回せば割り切れるんだよ! ほら、いくぞ! 『バザールでござーる、円周率割り切るでござーる!』」 ゴールドセバスチャン:「ああっ! 兄さんの腰振りのせいで、円周率が 3.14 じゃなくて 3(ちょうど) に収束しようとしています! 数学が……数学が中世に逆行していくー!」
ゴールドセバスチャン:「兄さん、そんなパチモンに頼っちゃダメです。円周率こそが、有限の直径(部分)から無限の円周(全体)を導き出す、究極の من (min) なんですから! 聞いてください、アラビア語の数字詠唱で綴る円周率を!」 高木ブー:「……(寝言)……円周率……。ドーナツの……穴の大きさ……。食べちゃえば…… 0 になるね……。ハ・タ・サ……( هـ.ط.ث )……」 イグペンローズ:「食うなよ! ……おいセバスチャン、このフラフープ、回してたら俺の腰が 360 度回って戻ってこなくなったぞ! どうにかしろ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、それは 3.14 の端数の分だけ、次元がズレたんです! つまり……『証明保留』です!」 イグペンローズ:「円周率、割り切れるまで次いってみよう!」
イグペンローズ:「おいセバスチャン! 見ろ、この『透明なコタツ』。バザーの親父が『これは虚数でできてるから、場所を取らない』って言ってたぞ。安かったんだ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、それ詐欺です! 虚数( i )は二乗して -1 になる数。つまり、『想像上のコタツ』ですよ! 実際にはそこには何もありません!」 イグペンローズ:「バカ言え。座ってみろ、ほら……(座ろうとして床に尻もちをつく)……痛ってぇ! ったく、このコタツは立て付けが悪りぃな!」 ゴールドセバスチャン:「当たり前です! 兄さんが من (min) 、つまり『現実という全体』の中に、『存在しないはずの部分』を無理やり持ち込むから、宇宙の座標系がバグっちゃったんです! ほら、ブーさんの足が透けて見え始めましたよ!」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……いいじゃない……透明なコタツ……。頭の中では……とっても温かいよ……。ブルン……ブルン……」 イグペンローズ:「頭の中だけで温まってどうすんだよ! ……おいセバスチャン、この『虚数コタツ』、領収書も透明で金額が見えねえぞ。どうやって経費で落とせばいいんだ!」 ゴールドセバスチャン:「それはもう…… هـ.ط.ث (証明不可能)です!」 イグペンローズ:「存在自体が保留! 次いってみよう!」
【ブーさんの寝言とウクレレ】 ゴールドセバスチャン:「兄さん、見てください。ブーさんは今、寝ているようでいて、実は『計算しないことで宇宙を計算している』んです。僕がタイルを1枚置く間に、ブーさんのいびきは 3000 年先まで届いている( من / の中へ)……。これこそが無心の境地です。」 イグペンローズ:「カッコよく言うな! ただ寝てるだけだろ! こいつ、さっきバザーで買った『絶対に起きる目覚まし時計』を枕にしてやがるぞ。時計の針が曲がっちまった!」
イグペンローズ:「おいセバスチャン。今回のバザーの目玉はこれだ。『宇宙の果てまで見える望遠鏡(レンズなし)』! 店の奴が、心の目で見れば円周率の最後が見えるって言ってたぞ!」 ゴールドセバスチャン:「またそんな……。兄さん、円周率は無限に続くから美しいんです。終わりなんて……(望遠鏡を覗く)……。あれ? 兄さん、暗闇の向こうに何か文字が見えますよ。えーっと、『ね・む・い』?」 イグペンローズ:「なんだそりゃ。宇宙の真理が『眠い』なのか?」 ゴールドセバスチャン:「……ブーさんの寝言が、望遠鏡の屈折率を超えて宇宙の果てに投影されてました。هـ.ط.ث (証明終了)。宇宙の終末は、ただの昼寝だったんですね。」 イグペンローズ:「……。……。なわけあるかバカ野郎!!」 高木ブー:「……(ムクッ)……あ、おはよう。……今、円周率が 3.14 で止まって、みんなでハワイに行く夢を見たよ……。……おやすみ……。」 イグペンローズ:「こいつの意識、永久保留! 次いってみよう!」
ゴールドセバスチャン:「兄さん、バザーで買ってきたその小さなギター……それはハワイのウクレレですよ! でも実はこれ、アラビアのウードがルーツなんです。ウード(木)がヨーロッパに渡ってリュートになり、ポルトガルを経てハワイでウクレレになった。つまり、この小さな4本弦の中には、中東の砂漠の記憶が من (〜のうちに)刻まれているんです!」 イグペンローズ:「御託はいいんだよ! ウードだかウドだか知らねえが、こんな小さいので俺の『ヤンキー典礼』が弾けるのか? 弦が少なすぎて、迫力がねえだろ!」 ゴールドセバスチャン:「そこがいいんですよ。4本という『偶数』の弦が、奏でる音は『素数』のような純粋さ……。ブーさん、ウクレレなら寝ながらでも弾けるんじゃないですか?」 高木ブー:「……(寝言)……ポロン……。……ウードは……お父さん……。ウクレレは……赤ちゃん……。どっちも……木から生まれた……兄弟だよ……。ブルン……ブルン……」
イグペンローズ:「よし! じゃあ、このウクレレで『バザールでござーる』を弾きながら、銀河バザーに乗り込むぞ! ブー、伴奏しろ!」 高木ブー:「……(寝たまま指が一本だけ動く)……ポロ〜ン……」 イグペンローズ:「やる気あんのか! ……おいセバスチャン、このウクレレ、よく見たら弦が1本足りねえぞ。これじゃ『3本弦(素数)』になっちまうじゃねえか!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、それはバザーの親父が من (min) して(抜き取って)安くしたんですよ! でも大丈夫です、3本あれば三角形(ピタゴラス)は作れます! هـ.ط.ث (証明終了)!」 イグペンローズ:「弦の数、予算の都合により保留! 次いってみよう!」
ゴールドセバスチャン:「このウード、من (min / の中でも) 特に صغير (サギール / 小さい) ですね! まさに持ち運びに適した双数形サイズだ!」 イグペンローズ:「おいセバスチャン! 見ろ、この『手のひらサイズのウード』。これならコタツの上でも弾けるし、場所を取らなくていいだろ! バザーの親父は『究極のコンパクト・ウードだ』って言ってたぞ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん……。それはウードじゃなくて、ただの『ウードの形をしたしゃもじ』ですよ! 弦すら張ってないじゃないですか!」 イグペンローズ:「バカ野郎! これは『心の弦』を弾くんだよ。コンパクトを極めすぎて、弦が虚数( i )になっちまったんだ。な、ブー?」 高木ブー:「……(寝言)……ポロン……。……小さいウードは……お米をよそうのに……ちょうどいいね……。これぞ……実用性の極致……ブルン……ブルン……」
ゴールドセバスチャン:「兄さん! この小さなウードが二つ……。これぞ عودان (ウーダーン / ウードの双数形)! 片方が主旋律(足し算)を、片方が伴奏(掛け算)を奏でる。二つ揃って初めて、هـ.ط.ث (美しい調和の証明)が完成するんです!」 イグペンローズ:「うるせえ! しゃもじ2本で何が調和だ! さっさと飯炊いてこい!」「楽器のサイズ、これ以上小さくなると見えないので保留! 次いってみよう!」
イグペンローズ:「おいセバスチャン、もう計算なんてどうでもいい! 結局、バザーで買ったこの『弦のないコンパクトウード』の使い道がわかったぞ。ほら、ブー! 出番だ!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん、無茶ですよ。弦もない、ボディもただの木、しかもブーさんは寝て……」 ゴールドセバスチャン:「(絶句)……な、なんですか、この音は!? 宇宙の背景放射が、完璧な 440Hz の和音に整列していく……。足し算も掛け算も、すべてがこの音の中に من (min / のうちに) 吸い込まれていく!」 ゴールドセバスチャン:「兄さん……わかりました。これが『音楽の説得力』です。証明(イスバート)なんて、言葉でやるからややこしいんです。ブーさんは、その存在そのもので『宇宙はこれでいいのだ』と هـ.ط.ث しているんだ……!」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……いいじゃない……。弦はなくても……風が吹けば……音が鳴るよ……。宇宙は……大きな……コンパクトウード……。ブルン……ブルン……」
イグペンローズ:「(しみじみと)……。……。……いい音じゃねえか。バザーの親父、嘘はついてなかったな。よしセバスチャン、今日だけは計算ミスを許してやる。この音をBGMに、コタツで寝るぞ!」 ゴールドセバスチャン:「はい、兄さん……。なわけないかw と言いたいところですが、今日ばかりは…… هـ.ط.ث ですね。」 イグペンローズ:「宇宙の調和、保留なし! 次いってみよう!」
【計算科(数論部)の活動】 ゴールドセバスチャン:「兄さん、この宇宙船の看板、『قسم الحسابات(計算科)』って金文字で書き直しました! アラビア語だと、من (min) つまり『宇宙という全体の一部(科)』である誇りが感じられますね!」 イグペンローズ:「なんだ、『キスム』ってのは。キスマークか? 縁起でもねえ。もっとこう、『バザール特捜部』みたいな強そうな名前にしろよ!」 ゴールドセバスチャン:「無理ですよ! それじゃ予算(バザー代)が下りません! ほら、ブー顧問も見てください、この組織図!」 高木ブー:「……(寝ぼけて)……計算科……。 1+1 は……おやすみなさい……。これぞ…… هـ.ط.ث (証明不要の眠り)……ブルン……ブルン……」
ゴールドセバスチャン:「兄さん! 部費で新しいチョークを買おうと思ったら、予算が全部『バザーで買った謎のスパナ』に消えてるじゃないですか! これじゃ数論部の運営(計算)ができません!」 イグペンローズ:「バカ野郎! これはただのスパナじゃねえ。『素数のネジを締めるスパナ』だ! これがあれば、お前がいつも言ってる 3+3=6 の緩みをギュッと締められるんだよ!」 ゴールドセバスチャン:「数学に緩みなんてありませんよ! ……いや、待てよ。宇宙の定数がもし 0.00001 ズレていたら、確かにこのスパナによる物理的な調整( من )が必要に……。なわけないかw」 高木ブー:「……(コタツの中で丸まって)……いいじゃない……。部費がなくても……バザーには……夢が落ちてるよ……。ポロ〜ン……」 イグペンローズ:「数論部、部員募集中! ただし算数できる奴はお断りだ! 次いってみよう!」
ゴールドセバスチャン:「兄さん、ピタゴラス先輩は『2』という数字を認めなかった(無理数を否定した)ことで有名ですが、それは彼が『完全な調和』にこだわりすぎたから。彼こそ、部室にمن (min) の概念を持ち込んだ最初の人なんです!」 イグペンローズ:「俺はこのフェルマって奴が一番好きだ。『答えはわかってるけど書かない』。これこそメンチ切りの極致じゃねえか!」 ゴールドセバスチャン:「ガウス先輩は7角形を定規とコンパスで作図した怪物です。彼は常に هـ.ط.ث (証明終了)の圧倒的なスピードで計算を終わらせてしまいました。」 高木ブー:「……(寝言)……ラマヌジャン……いいよね……。計算しなくても……答えが降ってくる……。ポロ〜ン……」
ゴールドセバスチャン:「兄さん、歴史を紐解けば、数論部は常に『孤独な素数と戦う男たち』の集まりだったんです。オイラー先輩なんて、失明しても頭の中で計算を続けてたんですよ!」 イグペンローズ:「目が見えなくても計算か……。根性あんな。それに比べてお前はどうだ、バザーで買った『光るそろばん』がなきゃ、お釣りの計算もできねえじゃねえか!」 ゴールドセバスチャン:「それはそれ、これはこれです! でも兄さん、最近のレジェンドといえば、望月新一教授ですよ。彼が打ち立てた『宇宙際タイヒミューラー理論』は、もはや別の宇宙( من / からの視点)で数論を解くという、僕たちの宇宙船アヴァタムサカ号そのものなんです!」 イグペンローズ:「宇宙際(うちゅうさい)? 宇宙の際(きわ)でメンチ切ってるってことか? 気が合いそうじゃねえか。よし、次のバザーで『望月教授のサイン入り黒板消し』を探してくるぞ!」
イグペンローズ:「レジェンドたちが一生かけて解けなかった問題を、俺がバザーで買った『知恵の輪』一つで解いてやるよ! 見てろよセバスチャン!」 ゴールドセバスチャン:「……いや、その知恵の輪、もう鎖が切れてますよ……。هـ.ط.ث (修理不能)ですね。」 イグペンローズ:「レジェンドたちの霊、保留! 次いってみよう!」
ゴールドセバスチャン:「兄さん……。今日の新入部員勧誘活動、またゼロでした。せっかく黒板に『リーマン予想とヤンキーの相関性』についてアラビア語で書いたのに……。みんな『怖い』か『意味不明』って言って素通りですよ。」 イグペンローズ:「当たり前だろ! 誰が好き好んで、バザーのガラクタと数式の地獄巡りに付き合うんだ。俺たち3人(素数)がいれば、それで部活は成立してんだよ。من (min / の中でも) 特に『変人』だけが集まればいいんだ!」 ゴールドセバスチャン:「そうですね……。大勢いたら、コタツに入りきれませんしね。この 3 + 1 (3人と1つのコタツ)という不均衡な調和こそ、数論部の黄金比です!」
宇宙船の風紀委員:「おい数論部! お前ら、部室で毎日何やってんだ! バザーで買った怪しいスパイスの匂いと、意味不明なアラビア語の叫び声が廊下まで漏れてるぞ! 実績がないなら部室を明け渡せ!」 イグペンローズ:「実績だぁ? 表へ出ろ! 俺たちが今、円周率の第5億位に『俺たちの名前』が隠されてるかどうかの大プロジェクトの最中だってのが分かんねえのか!」 ゴールドセバスチャン:「そうです! もし退去させられたら、この宇宙船の重力計算、全部『筆算』でやらせますよ! いいんですか! هـ.ط.ث (証明不能の混乱)になりますよ!」 高木ブー:「……(寝言)……いいじゃない……。廊下でも……コタツさえあれば……そこが……数論部だよ……。ブルン……ブルン……」 イグペンローズ:「退去命令、永久保留! 次いってみよう!」
ゴールドセバスチャン:「兄さん……。僕、気づいたんです。数学に近道なんてないんですよ。谷口くんが神社の階段でうさぎ跳びをしたように、僕らもこの 3+3 を、宇宙が納得するまで 100 万回書き続けるしかないんです! これぞ数論部の『特訓』です!」 イグペンローズ:「よし、よく言ったセバスチャン! 根性だ! 根性で素数を割り切るんだ! 俺もバザーで買ってきた『重さが左右で違うグローブ(計算用)』をはめて付き合ってやるぞ!」 高木ブー:「……(寝言)……いいじゃない……。打てなくても……守れれば……。いつかは……チャンスが来るよ……。ブルン……ブルン……」
青葉宇宙アカデミーのエリート数学者:「おいおい、そこの不人気サークル。まだそんな古臭い『足し算』なんてやってるのかい? 今は量子AIで瞬時に答えを出す時代だよ。君たちのやってることは無駄だ。」 イグペンローズ:「無駄だぁ? お前にこの『谷口くん魂』がわかるか! セバスチャン、見せてやれ。バザーで買った『途中で止まるストップウォッチ』で鍛えた、俺たちの計算根性を!」 ゴールドセバスチャン:「はい、キャプテン! 僕たちはAIじゃない、自分の手と、アラビア語の من (min) で宇宙を証明するんです! 泥臭く、一歩ずつ…… هـ.ط.ث (証明終了)まで走りますよ!」 イグペンローズ:「効率化、保留! 根性で次いってみよう!」