2008
「そんな話もあるけれど 」
「そんな話もあるけれど -大人のたこあげ-」
地球の昼は青空
朝と夕方の赤空
火星は昼が赤空
朝と夕方青い空
そんな話もあるけれど
地球で生きている
魚は海で生きている
鳥が飛んでいる
バクテリアは
真空からでも蘇生する
そんな話もあるけれど
僕らは社会で生きている
そんな話もあるけれど
昔は空気が新発見な科学だったとか
そんな話もあるけれど
聖霊の息吹の中で
僕らは
あらゆる意味での生活の中で
日々
ゆるやかに
張りつめた
ゲイラカイトの
たこの糸
バスケット
タコさんウィンナーも
忘れずに
忘れずに
ゆるやかに
たっぷりと
風の中
水の中
静かな
空を目指して上げている
ゆるやかに
張りつめた
大人のたこの
青い空
1/5 8:17
○
「青空1反モーメン」
ゴゴゴとしてた
渦から飛び出す1反モーメン
涙もサラリ
糸の切れたタコ
しばし瞳を閉じて
エイッ
1/9 7:45
○
「さかな君」
瞳を見れば
あらゆるものが
口も加わり
懇願する
主よ憐れんでください
1/19 17:03
○
「アンポンタン ’s」
キュウイ
うきうき
アンポンターン♪
(Tap)
ター ンッ!
ター ンッ!
ター ンッ!
みてみると
僕らの背筋は伸びているのでした。
「キュ、
キュウリ……?
……(;_;)」
でも、
お母さんは喜んで、どうにかこうにか料理してくれるのでした。
\(*^∇^*)/
(オカリナ)
めーで ぇ たーし
めーで ぇ たーし ♪
(大正琴)
トゥンティティトゥンティン
トゥンティティトンティン ♪
.
1/23 7:09
○
「S」
せっせとせっせとせっせと せ
せっせとせっせとせっせと せ
すーい
すーい
せっせとせっせとせっせと せ
せっせとせっせとせっせと せ
すーい
すーい
シー
シ#ー
(シ・シ#)ー
2/19 23:03
○
「洞脈二拍子」
血滴る
鼓動滴る
滴る血
滴る鼓動
滴る叫び
3/5 23:15
○
「からぽけー」
ぼくはすごく
ひとりになりました
あなたしか
いないので
あなたしか
いないので
あなたしか
いないので
このかすかすすぽんぢが
ぼくのなみだです
3/6 22:13
○
「巣のすずめ」
人間の場合
ひざまつくは
花のよう
花
ひとひら1枚
羽となり
鳥になり
飛んでいき
白いひとひら
たんぽぽの
思えば
綿毛
まつ毛
涙で
地に落ちて
見るは
死
見よ
愛
.
3/7 21:41
○
「がちょう」
とるにたりない者ですが
涙 面をあげて まぶた 卵から ひなどりガーガー
あなたの幸せは私の幸せ
あなたの幸せが私の幸せが
.
3/27 0:08
○
「はがをにと」
幸せは
が
を
に
と
.
3/29 7:12
○
「食生活」
食!生!活!
レモンも入れたいです。
ゆずとか。
ポン
ポンポーン☆
.
4/24 22:12
○
「鳶口」
ひっぺがえせば死んでいた
それは 死というより
おいてけぼり
死んでいた
生まれてた
生まれてる
****
鳶口(とびぐち)というのは、木の仕事をする人の道具用語です。鳶(とび、とんび。鳥の)の口ばしに似ているからだと思います。
おいてけぼりを思わせるほどの底、おいてけぼりっ子の声は広く青い空に。
.
4/25 23:09
○
「旅道」
暗夜のたき火のテント生活
旅の夜空に耳澄ます
存在と心得と
小さきはかなき人生
.
4/27 0:00
○
「消えゆく霧のような人生の」
羽のように
おぼろげは天国に
.
5/21 8:38
○
「蜜柑の夕立 月夜の蜜柑」
夏は夜
とても静かで
どこかで鈴虫鳴いていて
思い出すことに脳がめんどくさい
死んだ人たちはこれから行くところにいる
ウサギ:「なんですかそれは。」
リス :「蜜柑。もらったの。」
背中も静かで
どこかで雪も降っていて
リス :「ウサギさん、ウサギさん。どうしてウサギさんの目は赤いの?」
ウサギ:「それはね。光るサファイアじゃからじゃよ。」
リス :「ふーん。いいな。僕も欲しいな。」
デゲデンッ☆
♪わたしたちもほ~しぃ
ひかるサファイァーー
.
8/17 17:36
○
「青空学校」
どこからが
空だというのです
みあげた青空
すいこんだ青空
ながれる白雲
鳥を見よ
空の鳥をよく見よ
仰げば尊し
白雲流れる青い空
深く吸い
その愛は歌になり
.
8/18 8:35
○
「掃除少年」
清貧というのは
空とは違う
なにも要らない
そして掃除する
そしてそこに座り
ちょうちょがひらひら
とんぼが頭のてっぺんに
愚の骨頂
掃除少年
応接室に住んでいる
今までとこれからと
明らかに違う
自分の部屋は応接室なのだから
なにも要らない
寝るのも応接室
寝るときは
まるで君の部屋に寝ているときのよう
窓を開け
窓を閉め
話し
聞き
ほほえんで
目を開き
携えて
ほほえんで
目を合わせ
あたたかく
ほほえんで
Back music:
典礼聖歌128「主を仰ぎ見て」
♪=56くらい
主をあおぎみて~
ひかりをうけよ^う
主がおとずれれるひとの
かおはかがやく~
.
10/3 9:24
○
「旅の涙のゆでたまご」
肩書きは必要ない
何を着ていようが
何を食べていようが
手で食べていようが
素手で
素口で
素足で
.
10/21 9:07
○
「いちょうの空」
路上のことを考えながら
十字架上のことを思った。
人は
天国にいて
息をひきとった。
愛につつまれて。
♪あ~いと
いつくしみの
あ~る~と~ころ~
か~み~は
そ~こ~に
お~ら~~
れ~~
る~~
空は広く
いちょうは黄色く
空は青く
花は風
愛につつまれて
※ ♪典礼聖歌322「愛と いつくしみの あるところ」より。
.
10/30 14:59
○
「心☆」
心がある
それ以上でも
それ以下でもない
心がある
心を尽くし
それ以上でも
それ以下でもない
心を尽くし
心を込めて
心から
心を込めて
心をはずませて☆
- 2008.12.25
12/25 21:20